2007年6月30日

ハードルはクリアするために

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本日の担当:桜林 舞

中断期前、最後の日立台での一戦。J1後半戦の最初の試合となる18節、本日の清水戦。「立ち上がりはリズムよくいけた。1点目の左サイドの対応が甘かった。清水が長いボールを蹴ってくることは想定内だったが、今回はサイドチェンジにやられた」と石崎監督。

今季の日立台最多入場者数となる11,489人の見守る中でのキックオフ。「ボールも奪えていたし、シュートにもつながる機会があった」と石崎監督が語るように立ち上がりは良く、失点の気配がしないなかで、「清水のきれいな展開にやられてしまった」23分清水岡崎選手の先制点。そして直後前半32分谷澤選手のペナルティーエリア内での痛恨の一発レッド。柏には手厳しい采配でしたが、判定は覆りません。早い段階で10人でのプレーを余儀なくされ、PKからの2失点目。2点ビハインドで折り返した後半68分、ドゥンビア選手がPKから1点を返します。数的不利の苦しいなか、途中出場6分後にサポーターの期待に応える結果を見せてくれました!しかし、追い上げも、3点には届かず。結果は1-3で日立台2度目となる黒星。試合終了後、前かがみにひざを押さえて微動だにしない佐藤選手、ベンチに座り地面を見続ける古賀選手の姿がありました。それでも、90分を戦い抜いた戦士たちには12番目の戦士たちからの暖かい拍手が降り注いでいました。

ホームでの3失点は今季初。2節前の鹿島戦ではロスタイムでの手痛い1失点で●0-1、前節の横浜FC戦では試合には勝ったものの2失点の○4-2。そして本日の清水戦、聖地日立台の力で1点を返したものの3失点で●1-3。「中断期を目前にして、堅守を誇った柏レイソルに綻びが見えはじめた」と明日の新聞記事に書かれそうな、失点数増。鹿島、横浜FC、清水と、ここ3戦の失点はサイドからのクロスボールが目立ちます。「クロスが簡単にあげられている。もっと間合いを詰めてコースを切り、体を張って対応していかなければならない」と竹本GM。

中断期前、気持ちよく折り返したかったという思いはあり、敗戦は、もちろん悔しいです。でも、目覚しく成長を遂げるこのチームの、課題が浮き彫りになった試合を、この中断期に入るこのタイミングで経験できたことは、レイソルにとっては決してマイナスにはならないはずです。それぞれのフィジカルのレベルアップ、技術のレベルアップ、精度のレベルアップとチームの連携のレベルアップ。そのハードルのひとつひとつを、後期に向けた夏季キャンプを踏まえて、一歩づつクリアしていきましょう。まだまだレイソルは成長できます。

「キャンプはみんなの想像通り、すごく苦しいものになる。オフでしっかりリフレッシュして7月に備えてもらいたい」と古邊フィジカルコーチ。

明日7月1日より5日までの5日間、チームはキャンプ前のオフに入ります。7月6日、7日と日立台にて各選手のフィジカル・ウェイト測定ののち、8日?16日までの8日間、和歌山上富田町にて夏季キャンプを行う予定です。

広報日記もチームに併せて5日間お休みさせていただきます。7月6日より再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

そして最後に皆様にお詫びを申し上げます。テキスト速報の前半17分までのデータが、コンピュータのトラブルにより、消失してしまいました。リアルタイムでは速報をお届けできたかと思われますが、現状前半0-15分が確認できませんことを、お詫び申し上げます。

ハードルはクリアするためにあります。うつむく必要などなにもありません。上を向いて、前を向いて、後期に向けての歩みを踏み出しましょう。

2007年6月29日

オレンジからイエローへ

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担当:大重正人

ミニゲームのおもしろさは、前にもお話ししましたが、今日の一戦はまさに激闘。6-6といつも以上のゴールラッシュから、20分の予定時間を過ぎて、「Vゴ??ル」と石崎監督の声。延長戦が始まりましたが、両チーム決定的なチャンスをつくりながら、小さな小さな赤いコーンのゴールを破れず破られず、これ以上はというところでタイムアップ。時計を見ながら監督は「20分の予定じゃったのに、36分もやってしもうたわ」と驚きの様子でした。

でもその36分間、いたるところで笑顔が見られ、本当にサッカーを楽しんでいるレイソルの空間でした。フォトギャラでもご紹介していますが、一発芸で長谷川選手が「王様」らしい二発!そして初登場の太田選手も「ニャー!!!」と披露!!「キタジさんにも言われていたし、今日はそういうつもりで準備してましたよ」。近藤選手には「ちっちゃいね?」とか「ネコ、ネコだよ」とかイジられていますが、すっかりレイソルの一員ですね。清水時代の太田選手を知る方からも太田選手への激励メールが届いています。その人柄がそうさせるのでしょうね。

明日は、夏の中断期を前に最後のホームゲームです。3月4日のジュビロ戦から始まった今シーズン、6月の2週間の中断でさえ「あ?長く試合をしてないなぁ」と思ったのに、これから1ヶ月以上も、あの興奮が味わえないなんて、、、だからこそ、明日のエスパルス戦、選手はすべての力を振り絞って走り続け、サポーターの皆さん、スタッフやフロントもありったけの力で応援する。最高の日立台劇場をみんなで作りましょう!

最後に、2007年シーズン後半戦の日程ポスターが、今日納品されました。鮮やかなレイソルイエロー、大きなロゴマーク、そしてチュンソン&ミノル!後半戦のホームゲームは、日立台で6試合、柏の葉&国立で1試合ずつの計8試合。ホームページ上から画像をダウンロードしてプリントできるようにすることも企画中です。柏をはじめ、東葛ホームタウンエリアが黄色一色で埋め尽くされるよう、チームスタッフも努力を続けて行きます。これからもどうぞ応援をよろしくお願いいたします。それでは明日の勝利を祈って。。。
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2007年6月29日

「また、オマエ!」3連発

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本日の担当:桜林 舞

アップから始まり、ゲーム、セットプレーといつもと変わらぬ試合2日前のトレーニング。本日も平日にもかかわらず大勢のファンの方が日立台に来てくれました。ありがとうございます。全体練習が終わってから、鈴木選手がグラウンドでランニングを行っていました。先日の横浜FC戦で激しく地面で強打し腫れ上がっていたという右顔面も、その後すぐに冷やされたからなのか、目で見る限りほとんど晴れは引いておりました。経過監査の間は頭に刺激を与えるメニューを行うことはできませんが、ジョギングするその足取りも以前となんら変わりなく。「もう大丈夫です」とはにかみ笑顔でうなずいておりました。

オフ明けの一昨日、昨日、本日と、チュンソン&ミノルコンビは3日連続二人での取材に臨んでくれました。「また、オマエ!」と2人とも心で呟いていたことでしょう。

ひとつは「柏ウォーカー」。秋口完成予定だそうです。読者の投票で柏レイソルがナンバー1に選ばれたということで、「柏ウォーカー、これは出なくちゃでしょ」とノリノリで取材を快諾してくれたユース出身のミノルくんでした。そして、撮影スタッフの方が持っていた柏インフォメーションセンター発行の「ガッツリ食べたい!柏の男飯☆マップ」を「え、すごいいじゃんこれ。全部行ってみた?い」と食い入るように見つめていたとのことです。

二つ目は、今季2度目の2人の対談となった「Jリーグサッカーキング」前回の「サッカーai」の取材がサッカー以外の話が中心だったのに対して、サッカーの話を中心に執り行われました。「俺らがもっと成長しなきゃいけない」と2人とも口を揃えていました。そして、千葉戦の谷澤選手ゴール時に行った3人のパフォーマンス秘話が。「ヤザワくんとオレは、ちゃんとダチョウクラブの『ヤー』をこう斜め横に出していたのに、ミノルだけ手を正面にだしていたんですよ!オマエがゴールしたみたいじゃん。しかもそのパフォーマンステレビに映っていなかったし」といろんな意味で不完全燃焼だった様子のチュンソンくん。「次回はちゃんと3人のパフォーマンスを見せます。何本ゴールを決めてもいいように、ストックはいっぱいありますから」とも。ゴールもみたいし、パフォーマンスも見たい!楽しみが増えました。

そして本日「サッカーJ+」の表紙撮影。天気もほどよく撮影日和で、スタジアム内で50分撮りっ放し。その間も「表情硬いよ?」「オマエだろ、それ!」という他愛もない会話で和む二人。この写真は書店に貼る雑誌の販売促進用ポスターにもなる模様です。どんなポスターと表紙になるのでしょうか。完成が楽しみですね。

13時からは阿部嵩選手&大島選手が今季何度目かのメディアトレーニング講義を受講。到着早々「私は今日、ペンを持ってくるのを忘れました。貸していただけますでしょうか」と主語述語を意識したタドタドしい日本語で片上メディアトレーナーにお願いをするシマくん。片上さんに「アイコンタクトちゃんとできているね」、とさっそく指導を受けていました。そして不自然に背中をピンと張って着席する2人。つい笑ってしまいました。

「プロなのだから自分の発言に責任を持つ、そのためのメディアトレーニングですよ」と片上さん。阿部嵩選手は先日の「レイソルオーレ」出演の寸評を返され、「借りものではないオリジナルなメッセージがGOOD!」と初めてのラジオ出演に花丸がついていました。

そして、「あいうえおあお、かきくけこかこ、さしすせそさそ」というアナウンサー御用達の滑舌チェック(口体操?)を行ったのですが、片上トレーナーいわく、二人ともいい声を持っているし、滑舌も「珍しいくらい」とてもよいとのこと。机上の講義は練習後には若干眠いかもしれませんが、注目度が高いプロサッカー選手ですからより良いメディア対応を知っていることは自分にとって大きなプラスになること間違いなしです!これもプロサッカー選手に必要なスキルのひとつ。今日の講義を次回は実戦で役立ててくださいね。

2007年6月27日

家族、家族、家族

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担当:大重 正人

まず、今日から朝イチでスタッフミーティングに参加させていただきました。監督以下コーチや通訳さんなど、練習に携わるスタッフが、今日一日の練習スケジュールを確認。酒井トレーナーからは故障者の状況や練習メニューが報告され、宮本マネージャーからも連絡事項が。皆さんにお伝えしなければいけない予定変更なども、これでスムースにお伝えできると思います。

午前練習はフィジカル&筋トレ。午後練習の前には清水戦にむけたビデオミーティング。平川テクニカルスタッフが土曜のゲームに向けて、綿密な分析を行い、それをわかりやすく編集したビデオを見ながら熱弁を振るいます。今季初めからすでに4試合目となる清水戦。それでも戦い方が変わっているところ、同じやり方を続けているところ、ストロングポイントとウィークポイント、マークすべき選手はコイツだ!……などなど。その平川テクニカルスタッフの人柄、仕事振りが、明日の朝日新聞の千葉県版朝刊で紹介されます。「Jの風」をお楽しみに。

午後の練習では紅白戦。取材対応などで紅白戦は途中からしか見られませんでしたが、岡山選手が途中から主力組に入ってプレー。それに燃えたのか、すばらしいパスカットから一気に右サイドへ飛び出してのオーバーラップ。多くの歓声を浴びながら中央へ折り返すと、平山選手の華麗なループシュートゴールをお膳立て。「今日は紅白戦でいいプレーができたからなぁ☆」とご満悦の岡山選手。ご機嫌そのままに、今日クラブハウスを訪れた南選手の娘さんと息子さんにジュースをプレゼント。さらに来日中のロビンソンコーチの息子さんにもプレゼント。南選手の奥様とは知り合いのようで、2人の楽しそうな関西弁が駐車場に響いていました。

さらに北嶋選手の息子さんもイングランド代表のユニフォームを着て、ボールと戯れていました。菅沼選手、石川選手、太田選手に囲まれながら、「ダイチ、シュートだ!」の声でゴールすると、ドゥンビア選手のダンスをものまね。かわいらしさ爆発でした。そして息子さんをだっこする南選手と、「今度幼稚園にいくの?」という娘さん。普段目にすることのない、大家族会でした!

全体練習後には、長谷川、柳澤、大河原、大島選手とユースの選手を加えた練習試合が行われました。スコアは3-2で若手トップ選手組が勝利し、プロの先輩の意地を見せました。遅くまでご観戦いただいた皆様、本当にありがとうございました。そして試合後、通称ふれあいゾーンには、多くのサポーターさんがプレゼントを抱えて待っていました。今日は柳澤隼選手、記念すべきハタチのバースデー。胸からは手作りのペンダントをさげて、両手には持ちきれないほどのプレゼント。「重くて、腕がつりそうです…」。柳澤くん、それがファンから君に対する気持ちの重さです。その期待を感じて、これからの一日一日、たゆまぬ努力を続けてください。ハッピーバースデー、ヤナギ!

2007年6月27日

タスケタリーヤ

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本日の担当:桜林 舞

週末の日立台を勝ち点3で彩るために、今週もレイソルがスタートです。オフ明けの本日。横浜FC戦で快勝したからなのでしょうね、やはり。チームはいつも以上に明るい雰囲気に満ちていました。

一昨日のサテライトも5-1で快勝でしたね。阿部吉朗選手のハットトリック+1アシスト、大久保選手の右足ボレー、新加入の太田選手のレイソル初ゴール+1アシスト。平山選手の3アシスト。私はライジングレイソル出演のため試合を見ることができなかったのですが、「クロスがバンバンあがっていた」と大重広報談。センターに攻撃の起点が偏ってしまう傾向にあったレイソルですが、サイドからの攻撃というバリエーションもあるということをしっかりとお見せできた試合になったのではないかと思われます。

フィジカルトレーニングを終えて、午後練習の始まりはチームミーティングから。横浜FC戦は5月12日の大分戦から6試合ぶりの白星。5月26日の神戸戦以来となる得点(しかも4得点)で、レイソルの停滞ムードを払拭してくれた試合でした。しかし、どんなときも更なる高みを目指すのが勝負の世界。勝ったら勝ったで「2失点はいただけない」と引き締めモード。特に後半の早い段階での1失点に関しては長めの時間を割いてのレクチャーがありました。「3-0での前半折り返し。3点差はサッカーでは決してセイフティーリードではない。後半の早い段階で4点目を決めて勝利を確実なものにしたい」と石崎監督。「これは決めたかったやね」「これは抑えなくちゃもったいないね」と勝利に酔いしれることなくもっともっと精進するようにと、再度の課題設定が行われました。

そして、午後練習。練習時の石さんフレーズ、不動のナンバー1は「切り替えて」「切り替える」なのですが、今日はいつも以上に「サイドチェンジ」「サポートして」という言葉が響き渡りました。「攻守の切り替え」は石崎サッカーのベースですが、「サイドチェンジ」と「カバーリング」をより意識して練習していこうということなのでしょう。そして「正確に。慌てなくていいから正確に」と、指揮官は言葉に魂を込めます。

そして、北嶋選手!本日今季初となるミニゲームへの参加です。前線で、さすがの攻め込み、労をいとわないボールへの執念を随所に見せてくれました。何度もゴールを狙いますが、昨年度からのインターバルからなかなかボールが足に着いてくれない様子。何度か「あれ、おかしーな」という風に頭を抱えていましたが、その姿はサッカーができる喜び、ボールを蹴れる楽しさに溢れていました。

どうでもいいことですが、今日の私的石崎語録のツボは「イワオ、タスケタリーヤ」でした。「助けてあげて=助けたりーや=タスケタリーヤ」なのですが、緑と白と赤の国旗が頭の中ではためきましてね。一人で「ボンジョールノ」状態でした。よくわかりませんが。

そんな感じで、今週末の中断期前最終節、清水エスパルス戦への口火が切って落とされました。

6月30日、今年4戦目となる清水戦。2勝1分と、分があるとは言え油断は禁物です。清水戦のマッチデープログラム用サポーターズボイスに、皆様のメッセージをお寄せください。

koho@reysol.co.jp

2007年6月24日

2日で9得点!

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担当:大重正人

昨日は4得点の快勝!ようやく胸のつかえが取れて、サポーターの皆さんも爽やかな朝を迎えられたことでしょう。その興奮といい流れを継いだかのような今日のサテライト、ジェフ千葉戦でした。今日は5得点のゴールラッシュ!猛烈なアピールを見せてくれました。
これには石崎監督も「いやあ、良い試合だったよ。阿部ちゃんはハットトリックだし、太田もよく走って攻撃も守備も良かった。大田は今まで一緒にやってたから、やってほしい動きもある程度わかっているだろうし、クロスも一杯上げてくれた」と、いつもはどんな試合後にも厳しい表情が多い監督の表情もおだやかでした。

今日は右サイドに太田選手、左サイドには平山選手が入りました。太田選手は裏へ抜けるタイプ、平山選手は足下でボールを収めるタイプですが、ともに特色はクロスです。この2人の働きで光り輝いたのが、フォワードの阿部吉選手と大久保選手でした。

阿部選手は、前半20分に平山選手の左クロスをヘディング、同26分には平山選手FKからのダイレクトシュート、後半ロスタイムにも平山選手の左クロスをダイレクトで。平山→吉朗のホットラインでハットトリック達成でした!
大久保選手もサイドからのクロスに盛んに飛び込み、後半14分。「2-0で勝ってたけど、気持ちを切らさずにプレーしていました」と、太田選手のクロスにフライングボレーで合わせて、サテ4試合で4ゴール目を挙げました。

2人とも試合後に言っていたのが「サイドからクロスがいっぱい上がった。クロスに飛び込むのが自分の持ち味」ということ。クロスに秀でた選手から、クロスへの飛込みに優れた選手へ。今日に関しては相手関係もあるかもしれませんが、選手の組み合わせの妙といいますか、4人の良さが存分に表れた試合となりました。

3試合ノーゴールから、横浜FC戦では4得点を挙げることができましたが、クロスの少なさはデータでも現れています。さらに監督も「クロスを上げても飛び込む人間がなかなかいない」と言っていました。得点力向上へ、そして新たな攻撃パターンの確立へ、適材適所、多士済々のメンバーが揃ってきました。

最後にお知らせです。今度の水曜日夕方17時から、「若手サテライト+ユース」vs「サテライト」の練習試合を行います。場所は天候を見てからスタジアムになるか野球場になるか決定いたします。前半戦ラストの清水戦へ向けて、全力で戦っていきましょう!!

2007年6月23日

勝ち点3!

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5試合連続白星なし、3試合連続ノーゴール、フランサ&アルセウが出場停止。石崎監督が「乗り越えよう!!」と立ち向かった壁は決して楽に越えられるものではなかったと思います。でも「フランサがいないことで、みんな全員が動かないとという意識が強かった」という山根選手の言葉、そして速報でも書きましたが「ここは日立台か!?」と錯覚するようなサポーターの殺気にも似た気合い。今日は絶対勝たせるんだという思いを、選手たちも強く深く感じていたようです。

佐藤由紀彦選手
「サポーターに勝利を届けたいという一心でプレーしました。ここのところ勝てなくてうまくいかない時期が続いたにもかかわらず、変わらず熱い声援を送り続けてくれた」

菅沼選手
「今の成績はサポーターの熱い声援があってのことだし、彼らは間違いなく12人目の選手だとみんなで言い合っています」

チュンソン選手
「今日はアウェイなのにサポーターがいっぱいで、自分のコールが起こるたびに鳥肌が立って涙が出そうになった」

しかし勝利の味に酔うロッカールーム。2失点を喫してしまった守備について、石崎監督と古賀選手がさかんに意見をかわしていました。人数が少なくなってパワープレーに打って出た相手の攻撃に対するディフェンス。こうしようという二人の意見は合致していましたが、完璧には機能していなかったようです。勝利の味に柔和な表情を見せつつも、次戦へ向けての反省は怠りません。久々の勝利。勝ち点3。3点を獲るということがどれほど大変で、どれほど大きなものかを改めて感じました。

最後に、前半27分ごろに相手と衝突して途中退場した鈴木達也選手。そのまま担架で運び出されて、病院に搬送されました。診断は脳震盪と左頭部の裂傷。CTスキャンでも異常は見られず、試合後にはみずから歩いてスタジアムに帰ってきました。しかし、激しい激突を物語るように、目元などを腫らし、痛々しい表情ではありました。重傷ではないことが幸いでした。達也くんは練習しないと落ち着かないかもしれませんが、まずはゆっくり安静にしてください。

明日は、日立台でサテライトのジェフ戦です。15時キックオフ、暑さ対策は十分にお気をつけて日立台へどうぞお越しください!!

2007年6月22日

折り返し点

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本日の担当:桜林 舞

ようやく梅雨らしい天気になりました。シトシトと降る雨の中、午前練習が行われました。練習に先立ってチームミーティング。先日の鹿島戦の復習、明日の横浜FC戦の予習と続きます。「3試合無得点。何かが足りない。それがなにか見つけていこう」と石さん。

横浜FC戦は、リーグ戦34試合の17試合目、折り返し点となります。J2からの昇格組同士の対決。昨年度の対戦戦績は4試合中1勝1分け2敗で負け越し。決して油断はできない相手です。「昨年度4回戦った相手だが、メンバー構成も変わってきている。決して同じチームだとは思わないように」と監督。

明日の試合は、フランサ・アルセウ両選手が欠場ということになりますが、「センターラインの二人がいないのはナビスコカップでも試していたこと。17節という前期の締めくくりを勝って、気持ちよく後期を迎えたい」と指揮官。

現在チーム順位は8位。しかし、勝ち点45が目標のレイソルにとっては、順位で一喜一憂することは無用です。もちろん、少しは気になりますけども。それよりも、得点シーンがみたいですね!

今日も全体練習後、李選手、菅沼選手、阿部吉朗選手がシュート練習を行っていました。記者さんも「レイソルの選手はみんなシュートがうまいよねー」と褒めておりました。特に菅沼選手、落ち着いた押さえの効いたシュートを枠内に何発も放っていました。「僕がゴールを決めれば勝てると思うので、頑張って点を取るしかないです」と勝ち点を積み上げるための得点への思いを口にしてくれました。

また、明日欠場となるフランサ選手は、長谷川選手になにやらコーチングしている様子。ハセくんに何を話していたの?と聞くと、「ボールを受けたときにどうすればいいかを教えてもらっていた」とのこと。胸トラップして、前後にダッシュする様子が遠めからもみえました。何語で会話しているのか問うと「ポルトガル語と英語で話をしています。片言ですけど。ポルトガル語は、フランサに教えてもらって、少しづつ覚えてます」なのだそうです。なんかポルトガル語教えてというと「ボン(BOM)」という言葉を教えてくれました。「英語でGOOD、良いっていう意味だよ」とのこと。オブリガード!頑張れ和製フランサこと、ハセくん!!!


そうそう、明日、山根選手が出場すれば、J1通算50試合目となります。そちらも要注目です。前半最後の対戦、気持ちよく折り返しましょう!

2007年6月22日

すみません、遅くなりました

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今日は企画グループでの「河西社長を囲む会」。いろいろなお話や意見交換ができたすばらしい集まりになったのですが…酔いが回ってしまい、鹿島戦後の疲れもあってか、事務所に戻ってから眠り込んでしまいました。遅くなってしまい申し訳ありません。

12時から練習。鹿島戦出場選手はランニングやストレッチでの軽い調整。あの悔しすぎる敗戦から間もないなか、しかし「切り替え」ができているような表情でした。土曜の横浜FCはもうすぐ、下を向いてはいられません!その脇では、それ以外の選手がトレーニング。新加入の太田選手も玉のような汗を光らせて、ピッチを駆け回っていました。狭いエリアでの4対4では、ピッチが狭い中でもスピード感たっぷりの動き、そして細かいターンがきいて、すばらしいフィジカルを披露。久々の石崎メニューに「本当にきつかったです。最初の4対4のところで、もうヤバかったです」とこの日を振り返りました。しかし表情は晴れやかそのもの。ふれあいゾーンでは、早くもサインや写真を求められたり、旧知の先輩北嶋選手との2ショットが見られるなど、もうレイソルの一員です!新天地での活躍をみなさんも期待してください!応援よろしくお願いします!!

2007年6月21日

神様の試練

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本日の担当:桜林 舞

負けました。痛恨のロスタイムでの失点。今季開幕以来、日立台での4試合連続無失点記録もストップです。「89分59秒まで耐えていたのに」という山根選手の言葉に、選手やサポーターの皆さんやスタッフの気持ちが象徴されていることと思います。

スカパーのフラッシュインタビューにて「立ち上がりを押し込めて、これからという時に一人退場者が出てしまった」と石崎監督。フランサ選手以外の起点をつくる必要性を常々口にしている石崎監督。解説の柱谷幸一さんに、この数試合勝ちきれていない原因は?と問われて「相手を崩しきれないところです。攻撃の起点をフランサに頼ってしまうので、どうしてもフランサにボールが集まってしまう」と渋い表情。記者会見に向かう途中も「今日は、なんも話すことないわ」とさすがにため息まじりでした。

失点直後、やりきれなさにボールを蹴る蔵川選手。苦悩の表情で両手で頭を抱えた山根選手。メインスタンドへの挨拶で涙を拭っていた大谷選手。表情を歪ませて、足早にロッカールームを後にする選手たちが、ラスト1分を切っての攻防戦に競り負けた悔しさを物語っていました。

それでも、ほぼ埋めつくされた日立台からはいつもよりも長い拍手が90分を集中力を切らすことなく戦い続けた選手を暖かく包んでいました。本日も熱い声援、ありがとうございました。

ロスタイム、ホーム日立台での黒星。10人で競り合った、0-1。後半、数的不利になったレイソルが、鹿島に押されっぱなしだったわけではなく、10人が必死に走って、必死に守って、鹿島のゴールを攻めるチャンスもきちんとつくり、12番目の選手たちも力の限り声を出し続け、精一杯戦った結果。

せめて引き分けたかった、最後の最後で残念だった勝ち点0であったことは確かですが、13本の鹿島のシュートを1失点に抑えることができた、と前向きに捉えることもできるはずです。J1は甘いところではない。レイソルはもっと強くなれる。日立台の神様が与えた、まだまだ挑戦者としてやるべきことがある、という思し召しなのかもしれません。その試練を乗り越えなければいけませんし、乗り越えたときに次なる地平が見えてくるのでしょう。

気持ちを切り替えて、3日後の横浜FC戦に臨みましょう!

2007年6月19日

1ヶ月ぶりの上気する前夜

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担当:大重正人

今日は練習前の9時半からビデオミーティング。フロンターレ戦のプレーについて石崎監督のアドバイスや注意が与えられました。「炎天下のなか、すばらしい気持ちをもって戦うことができた。ピンチになっても体を張って、よくゼロに抑えた」とチーム全体としての守備意識を称えていました。

あとは、やっぱり得点です。2試合連続ノーゴール。前線の選手の決定力が上がればということもありますが、やはりチームとしてどれだけゴールのチャンスを作れるかということ。フロンターレ戦では、アルセウ選手のすばらしい飛び出しから右サイド藏川選手へのスルーパス、ここからグラウンダーのすばやいクロスが入る場面など、石崎監督も「すばらしい形じゃな!!」と絶賛するシーンが作れていました。ここ数試合であまりいい形がつくれなかっただけに、ダイレクトパスや速い動き出しの見える展開が明日も見られるのではないかと期待したいところです。

あとは「もっとクロスに詰めないと、ゴールを奪うことはできない。ああいうチャンスではリスクを冒していかないと。思い切って飛び込んでほしい」と石崎監督から注文。たしかに攻撃陣、とくにサイドの選手はディフェンスに戻ったり、最終ラインのスペースを埋めたり、前と後ろをはてしなく往復することが求められます。当然、暑さと疲労がのしかかってきます。だからこそ、明日はサポーターの皆さんの声援、そして石さんいわく「日立台の神様」が、苦しいときに背中を押してくれるのではないかと強く願わずにはいられません。

今日の練習後、石崎監督を記者さんが囲むいつもの風景。レンタル移籍加入が決まった太田圭輔選手の話になりました。「2トップもできるし、2列目なら左も真ん中も右もできるし、サイドバックもできる。清水のときは3-5-2のウイングバックで使っていた」と清水時代の教え子を紹介します。さらに「彼のいいところは、とにかくスピードがあってよく走るところ。そしてまじめなところ。日本一クロスを上げる男」と続けます。これを聞くだけでも、走るサッカーを標榜する石さん好みの選手であることは間違いなさそうです。

明日6月20日、10時半。太田選手が合流します。残念ながら練習見学はできませんが、あさってから練習グラウンドでお見かけできると思います。暖かいご声援をお願いいたします。そして明日は鹿島戦、前節5得点で3位に浮上と、伝統の強さがよみがえってきているようです。レイソルはまず先制点。得意の逃げ切りパターンに持ち込みたい。日立台へ約1ヶ月ぶりの帰還、最高のショータイムを期待しましょう!!!

2007年6月18日

どーじゃろね

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本日の担当:桜林 舞

本日も梅雨入りとは思えない天気でしたね。曇り空で始まった午前練習を終えるころには日差しがスタジアム内に差し込みました。

本日は月曜日なので施設の休館日。そのため一般見学不可の日なのですが、クラブオフィシャルライターの平山佳代さんが「今日って一般見学不可の日だよね」と言うほど、報道陣やクラブ関係者で見学スペースがわさわさしておりました。新聞社や雑誌社の方は今までもいらっしゃいましたが、最近の実感としては、TVやWEBでの動画撮影が増えている感じがします。紙媒体のメディアの方はライター+カメラマン(+ディレクター)という2?3人でこられることが多いのですが、映像媒体のメディアの方は、ディレクター+カメラマン(+アシスタント×1?2名+インタビュアー・MC+プロデューサー)という2名?6名でこられることが多いです。そのため、映像取材が多いと取材本数としては少なくても人数としては多くなるということなのでしょう。本当にメディアが多様化しているなぁと思いますね。メディアに多く載って、少しでもレイソルのファンが増えるとうれしいですね。まぁ、応じる選手たちもたいへんなところはあるでしょうけれども、ますますのレイソルファン拡大のために頑張ってもらいましょう!

連続スコアレスドローで終わった一昨日の川崎戦。「(あの暑さのなか選手たちは)よくやったね。たいしたもんだよ」と石崎監督。「決定的な形からゴールを外してしまうのは改善の余地あり」としながらも「無失点は評価できる」とJ1リーグ最小失点の守備に関しては及第点を与えていました。次節の鹿島戦での自信のほどは「どーじゃろね」と明言を避けたものの、「ナイトゲームだから涼しいし、日立台だしね」とサポーターの後押しのあるホームゲームでの試合に弱気でない姿勢を覗かせていました。石さんが言うなら、大丈夫。石さんの言葉には、そう思わせるだけの重みがあります。うん、石さんが言うなら、大丈夫。本当にそう思います。みなさんもそうですよね?5月以降負けなしの上昇機運に乗るアントラーズを、4試合勝利のないレイソルが、ホーム・日立台で迎え撃つ。なんだか、明後日の勝利のダンスが聞こえてきませんか。おっと、試合前日のような日記になってしまいましたが、試合は明後日です。中3日で迎える試合は早いですね。選手たちの疲労もとれるでしょうか。心配です。そういえば、川崎戦で途中交代した大谷選手。本日別メニューで調整しておりましたが、ランニングを普通に行っており、大事には至っていないようです。ご安心を。

また、本日は清水エスパルスより太田圭輔選手の移籍加入リリースをださせていただきました。1981年生まれ、右サイドのMFです。石さんとは、清水でコーチ(7月からは監督)を務めた04年に、北嶋選手と佐藤選手とも清水時代に同じ時期を過ごした選手です。太田選手も「早く柏レイソルのサッカーに慣れ、チームに貢献したいです」とコメント。チームに合流するのは明後日からです。サポーターの皆様、新しいレイソルの家族を暖かく迎え入れてください!どんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみですね。

2007年6月16日

勝ち点45の半分

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本日の担当:桜林 舞

負けませんでしたね。アウェイでの、優勝争い候補の一角である川崎からの勝ち点1は、やはり「よく取った」と思ってもよいのではないでしょうか。

14時の等々力は絶好のサッカー観戦日和。でもプレーする選手たちからすれば過酷なコンディションです。試合前のピッチ温度は38度。公式記録でも気温は31.7度となっている中でデーゲーム90分勝負。

試合の入り方も今季のレイソルの中では良い滑り出しで、動きのある試合展開。アルセウ選手が日本代表の中村憲剛選手を自由にさせず、攻撃面でも両チーム最多となる4本のシュートを放ちました。アルセウ選手がここまで攻撃に参画できたのはやはり後ろに山根選手ががっちり控えているからなのでしょう。山根選手の存在の大きさを改めて思い知らされました。

0-0で折り返した後半戦。後半29分の川崎黒津選手のシュートにはひやりとさせられました。「(左ききの黒津選手が)右足で打ったから(はずれたん)じゃな」と石崎監督。左のコースを切った古賀選手のディフェンスが光りました。後半33分ミノルゾーンでGKと1対1となった菅沼選手。ボールはわずかに枠の右側へ外れたおしいシュートでした。そして後半36分、ドゥンビア選手も相手のパスミスからGKと1対1となる絶好のチャンス。しかし、ゴールを決めきれず!!!両スタンドから歓声と悲鳴があがった3つの決定機でした。

ちなみにドゥンビア選手はクールダウン後、石崎監督にゴールを指差しながらの指導を受けていました。。。

決定機に決めきれなかったことは悔やまれることですが、川崎を無失点に抑えたことはやはり誇るべきことでしょう。「この暑さと体力的に厳しい時間帯で失点しなかったことは次への自信に繋がる」と南選手。「ディフェンスとしては失点ゼロに抑えられたことはなによりだと思う」と古賀選手。J1最小失点のレイソルをキープする立役者の二人は、レイソルディフェンス陣の安定した実力と誇りを見せてくれました!

古巣対決となった石崎監督と山根選手。両者とも、勝てなかったことは悔しいと胸のうちでは思っていると思いますが、その表情からはあまり悔しさを感じませんでした。「こっちもはずしとるけど、向こうもはずしとるからね」と石崎監督。両名とも川崎のフロント陣や選手と歓談しておりました。そういえば、現川崎の落合正幸選手が試合終了後石崎監督や選手たちと話をしておりました。レイソル相手に90分のフル出場。落合選手の胸のうちも燃えるものがあったことでしょう。「よぅ、おっちー」と声をかけられる姿がほほえましかったです。

ともかく、現時点で勝ち点は23点。目標とする45点の半分を超えました。34試合中の本日は15節。折り返し点である17節を待たずして、目標値の半分に達したという事実は変わりません。中断期まであと3試合。暑くなるこの時期にどれだけの勝ち点を奪えるか。次節6月20日は日立台でのナイトゲーム。本日の試合で広島を5?1で降した鹿島が相手です。力の限りの応援をして、次こそは勝ち点3を手中にしましょう!!!

今日の胸のうちは、6月20日鹿島戦のマッチデープログラム用サポーターズボイスで、お聞かせください。暑い熱いメッセージをお待ちしております!!

koho@reysol.co.jp

2007年6月15日

ジャンボvsシマ

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担当:大重正人
フロンターレ戦を前に、きのうまでみっちりトレーニングを積み、今日は恒例のミニゲームです。こんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、紅白戦や本番のゲームと同じか、また違った雰囲気でそれ以上のおもしろさを感じさせるんです。今日のベストシーンは……大久保×大島の空中戦です。

赤チームは前線に構える大久保選手にハイボールを入れて起点を作ります。対する黄色チーム、長谷川選手がマークについていたのですが、途中から大島選手にスイッチ。この大島選手が、大久保にファウルまがい(?)の強烈な体当たりヘディングで、大久保選手に2回連続仕事をさせません。「ナイス?シマ!!」チームメイトの賛辞を浴びていました。フォトギャラでもどうぞ!

赤チームの功労者は。。。永井選手です。赤いコーンで作られたゴールを、「手を使えないゴールキーパー」として守ります。小さなコートですから、ボールを持てばすぐにシュートエリアに入ってくるし、本当に数メートル前で火の出るような強烈シュートを打たれます。それに足を出し、身体を張って、アルセウ、フランサのブラジルコンビの弾丸を幾度となく防いでいました。

結果は…
赤 1?0 黄 (得点:李)
赤 1?1 黄 (得点:フランサ)
赤 2?1 黄 (得点:大久保)
赤 2?2 黄 (得点:アルセウ)
赤 3?2 黄 (得点:大久保)

負けた黄色チームには、まずは罰ゲームとなる競争。山根選手の指示のもと、ゴールに背を向けて座り、スタートの合図で起き上がってそのまま後ろ向きダッシュ。これに大きく遅れたのは、大島選手でした。ユースの先輩大谷選手に「おまえ、罰ゲームやりたかったんだろう?」って突っ込まれるほどの遅れ。「普段はもっと自分を出していけ!」と叱咤されるほど口数はそれほど多くない大島選手ですが、カラオケがめちゃうまいらしく、意外な芸達者。罰ゲームの一発芸に期待が集まります。

なにやら、ドゥンビア選手担当の伊藤通訳と打ち合わせ!? なにをしゃべってるのかは聞き取れませんでしたが、「伊藤さんのモノマネやりま?す」とドゥンビアと絡む様子などを模写。爆笑を誘うバカウケではありませんでしたが、「マジ、似てる」と感嘆の声が上がるほど。長谷川選手に続く、芸人プレイヤー誕生でしょうか。

そんなこんなで迎えるフロンターレ戦。石崎監督の訓示、「14時のキックオフだから、きっちり準備していこう。ミーティングでも話したけど、まずはこの18人はチームを代表して選ばれたのだから、『責任』を持って試合に臨むこと」。サッカー界内外でいろいろなことがありましたから、社会人として、チームとして、気を引き締めていかなければという思いを伝えていました。夢を与える仕事、選手やチームに課せられた使命を胸に、明日の試合に臨まなければなりません。硬くなってしまいましたが……まずは、立ち上がり!このところ立ち上がりが良くないだけに、ここでガツンとかますぐらいのプレスをかけて、主導権を握りたい。まずは最初の5分、フルパワーで応援しましょう!!!

2007年6月14日

助走期間

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本日の担当:桜林 舞

ついに梅雨入りでしょうか。午前練習が終了する11時ごろにぱらぱらと雨が…。降り始めたなと思いつつ、練習グラウンドへと急いだら、全体練習はすでに終わっていました。なんでも10時20分ほどには終了していたらしいです。大重広報が10時半ごろグラウンドへ向かうとすでに全体練習が終わり、シュート練習が始まっていたとのこと。

試合前日に取材を入れられないため、1部練習のみの試合2日前に取材が集中してしまうというサイクルは以前の広報日記で触れた通りです。本日も3本の取材があり、予想外に早い練習終了時間に、私は来客と打ち合わせ中で、大重広報が取材対応に奔走。任せっぱなしになってしまい迷惑をかけてしまいました。。。以下、大重広報談。

1つはフランサ選手が某雑誌の記者さんとPK合戦を行なうというものでした。こちらも場所はスタジアムで行なうということは事前に想定していたのですが、いざスタジアムでPK合戦を!という段になると「あ、ゴールネットがポールに束ねられているー!!!」。そう、試合や練習に使用しないときは、ゴールネットは枠に巻きつけられて痛まないように収納されています。毎日スタジアムを見ているのに、通常張られていないことに気づきませんでした。。。というわけで、フランサ選手をお待たせし、運営の辻上さんやチケット課のジャンボさん、公文通訳の手をお借りして、ゴールネットを降ろし、杭で後ろを留めていくという設営作業を手伝っていただきました。お手を煩わせてしまい申し訳ありませんでした。ありがとうございました。インタビューは選手はもちろんですが、いろんな人に支えられて成り立っております。というか、今回は、私の段取りが悪かったです。。。申し訳ありませんでした!!!

そして、インタビューを受ける谷澤選手は駐車場で記者さんの到着を待ってくれていました。谷澤選手の隣にプレスパスを首から下げている方がいたので「(このあと取材予定の)カメラマンの方ですか?」と言葉をかけると、なんとTBSの土居アナウンサーでした!!!焦っているとダメですね。川崎戦の実況を担当されるとのことで、2年ぶりにレイソルにこられたそうです。「首位ガンバ、レッズを追いかけている川崎と柏の対決、楽しみですよ」と面映い言葉をいただいてしまいました。

また、本日は「元祖レイソル広報ズ」、横井元広報と種蔵元広報が練習見学に顔を出してくれました。横井さんは先日の大宮戦に引き続き、川崎戦のJ’s goalのライターを担当する模様です。監督とふれあいゾーン越しに談話。「お、種ちゃーん」と饒舌な監督の口がいつも以上に滑らかでした。戦術的な話しで白熱しているようでした。レイソルを離れても、レイソルをこれだけ気にかけてくれる人達がいる、ということはとても心強いですね。レイソルの魅力を今以上に、広く多くの人に伝えていけるようにと、偉大な両先輩の背中を見つめていた我々でした。

いつも慌てている私ですが、今日はいつも以上に慌てていた気がします。でも焦ったらダメだし、焦らなくてもダメなものはダメ。落ち着いて取り組んだほうが、結果的には塞翁が馬。今日、スパンと早めに練習が終わったのは(そのために慌てることになったわけですが)、練習はとりあえずサクッと終えて、気持ちをゆったりさせておいで、という監督の意図があったのかなと、思ったりしました。いや監督の真意はわかりませんけれども。「しんどいときにどこまで踏ん張れるかで、個人の力も、チームの力も試されている」と石さん。

もう一つ先のステージへの助走期間。レイソルは足踏みすることはあっても、その歩みを止めることはありません。

2007年6月14日

愛すべきサッカー小僧

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担当:大重正人

本日、午前のフィジカルトレーニングに、なんと石崎監督がみずから参加しました。「ちょっと走ってくる」と言って、練習後のグラウンドを黙々とランニングする石さん。御年48歳ではありますが、元サッカー選手で日々トレーニングしているだけに、同年代の男性とは遥かに体力の器が違うはず。しかし、現役のプロ選手のトレーニングに悪戦苦闘。なわばしごのようなものをおいて、なわを踏まないように前後左右、こきみよくステップを踏み、腰を回転させる動きが求められます。

身体を動かすのもそうですが、ステップの仕方があまりに早く、そして複雑で追いつかないのです。監督は見よう見まねでチャレンジしますが、どうにも追いつけず。これには永井選手も大笑い!!!それでも、ゆっくりでも最後までやりとげる監督。練習を大切にする石さんらしい一面が見えたような気がします。

今日は川崎戦へむけての、ビデオミーティング。監督、山根選手、岡山選手にとっては古巣となります。「意識はそれほどしていない」といいますが、やっぱりレイソルに来て成長したところを見せたい気持ちはあるはず。中村憲剛選手という優れたプレイメーカーをいかに抑えるか。今日のビデオでは、すばらしい展開力とパススピードの速さが非常に印象的でした。もう一度原点に帰り、走って追い詰めるプレッシングで潰しにいかないと、屈指の攻撃力を誇るフロンターレを打ち負かすことはできません。あと2日間のトレーニングできっちり成果を残してくれるはず!

練習後、選手たちやファンの方もまばらになった夕暮れ。練習グラウンドには、まだ5つの人影が。「武蔵丸って横綱になってないよな?!?」。古邊コーチに聞かれ、「間違いないです」と答えましたが……どうやら古今東西リフティングに燃えている様子。石川コーチ、松原コーチ、公文通訳、宮本マネをあわせた5人での戦いでした。長い練習を終えた後にもかかわらず、延々とボールを蹴り続けている、いい大人たち。日が暮れようとしてもグラウンドから帰ろうともしません。心底サッカーを愛しているサッカー小僧。こんなスタッフがいるからこそ、レイソルは明るい、良い雰囲気でいられるのでしょう。

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最後に、今日練習に来られた方で、神奈川県の病院の診察券と健康保険証を落とされた方がいらっしゃいます。アルセウ選手→ファンの方経由で届きました。こころあたりのある方は、koho@reysol.co.jp までご連絡下さい。

2007年6月12日

それぞれの責任

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本日の担当:桜林 舞

晴れ渡る夏空のもと、本日はオフ明けの2部練習。フィジカルと筋トレの午前練習を終えると、午後はチームミーティングと紅白戦をみっちりと。0?0で終わった、大宮戦の悔しい引き分けを反省しつつ、チームは今週末の川崎戦に向けて次のステップを踏み出しました。試合を行なうたびにでる課題を、修正し、次節に臨む。シーズン中はその繰り返しです。完成されたチームなどどこにもありません。「これで大丈夫」などと思ったら、その先の進歩はないのでしょう。負傷者や、暑さや、シーズン中盤のインターバル。すべてのチームが平等に抱える要因なので、それを言い訳にはできません。「練習でできないことは試合でもできない。それぞれの責任を持って、トレーニングに臨もう。もっと変わっていかなければいけない。肉体的にも、精神的にも、さらなる高みを目指していこう」と石崎監督の手綱は緩みません。

先日A契約となったドゥンビア選手。外国籍選手で活躍する若手のインタビューで、日本での食事のことを聞かれ、「納豆」だけは食べられないという話をしていました。何度かチャレンジしてみたらしいのですが、どーやってもダメらしいです。でも「お刺身」は大好きなのだそうです。「(レイソルの食堂であるピアノでは基本的に生のお魚は出ないので)たまに日立柏サッカー場の近くの回転寿司に行くみたいよ」と下平スカウトが教えてくれました。コートジボアールにも生魚を食べる風習はあるのでしょうか?ドゥンビア選手とお刺身、意外な組み合わせですね。

そして、「サッカーai」さんの取材で、チュンソン&ミノル対談もありました。この2人の対談、今季初なのです。こちらも意外ではありませんか?取材内容は「サッカーai的オールスター」ということで、サッカーaiのオールスター、EASTのFW部門で、李選手と菅沼選手が1位と2位の攻防戦を繰り広げているとのことです。担当記者さんによれば、Jリーグのオールスターは一人複数人に複数回投票できるけれども、サッカーaiのオールスターは一人一票の投票になるので、チュンソンくんとミノルくんが2トップなのは実質的な人気の表れなのですごいことなのだそうですよ。「サッカーai6月号に付属している応募アンケートで投票してください!今からでも間に合いますよ。広報日記でも是非書いてください」ということでしたので、皆様今すぐ書店へ!投票結果と本日の対談は7月2日(月)発売のサッカーai8月号に掲載されるとのことです。お楽しみに。

対談の話も少しばかり。普段から仲が良いと聞いてはいたのですが、実際、本当に、仲がいいです!!! サッカーの話を離れて、22歳同士のお友達の会話が繰り広げられていました。面白かったのが、U-22の代表合宿で散々一緒に過ごした後、迎えた5月19日のガンバ大阪戦。試合終了後ドーピング検査がありまして。このドーピング検査、選手に聞くところによると、試合開始前に出場する選手全員がくじを引き、試合終了直前にドーピング検査を受ける2選手の番号が発表される、という流れらしいのですが、この日は見事に李選手と菅沼選手が検査対象選手に選出。「『また、おまえ!』みたいな感じでした。そんなところまで一緒だなんて、すごい確率ですよね」と李選手。さすがの運の強さを見せてくれた2人でした。

2007年6月11日

練習のち85mm豪雨

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担当:大重 正人

今日は予定されていた練習試合が中止となり、10時からの練習一本となりました。試合に出場した組はランニングやストレッチなど軽めのリカバリー。昨日の大宮戦、思い通りのサッカーができなかった、不完全燃焼の思いをなんとか消化しようという風にこちらは勝手ながら感じました。藏川選手は大谷選手と、菅沼選手、李選手、山根選手らはひとりひとりで、思い思いのコースをとってランニングしていました。

下を向いてばかりはいられません。次の土曜日には、この5連戦で最も厳しい相手のひとつである、アウェイのフロンターレ戦。コンディション、メンタル、戦術、、、、どれが欠けては試合に勝つことはできません。そして「勝つ」ために、身も心もひとつにならなければならない。そしてフロントもサポーターも。この2週間、決して手を抜くことはないですが、いろいろなことがあって、ひとつになりきれていなかったかもしれません。「切り替え!!!」石さんが叫ぶ、この言葉。反省はもちろん必要ですが、落ち込んではいられません。気持ちを切り替えて。明日はオフ、まずはしっかり休養してリフレッシュすることが選手の大きな仕事です。

そして11時ごろから降り始めた雨は、どんどん強くなり、ピカッと光る雷鳴とともに大嵐の様相。4月28日の名古屋戦以上の猛雨だったでしょう。天気ニュースによれば、柏は1時間になんと85mmの信じられない降水量を記録。日立柏サッカー場の事務所は水没の危機(!?)にありました。いったいどうなってしまうのか!!と思いましたが、幸いにも一時的なもので通り過ぎてくれました。

しかし、なんとか続けていた練習もついに途中で雷雨中止。岡山選手は「マジで危ない」と言いながら、コーチ・選手一同、クラブハウスに逃げ帰るほどでした。日曜日ということもあり、多くのサポーターの方がお見えになりましたが、選手にもお客様にも本当に危険が迫ったので、練習後のサイン・写真等は打ち切りとさせていただきました。せっかくの日曜日、選手との交流を楽しみにされていたと思いますが、やっぱり安全第一。お客様には、大きな混乱もなく、その旨ご理解くださいまして、本当にありがとうございました。

2007年6月 9日

挑戦者魂チャージ

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本日の担当:桜林 舞

あごを突き出して、曇り空なのにまぶしそうな、いや苦虫を噛み潰したような表情。けだるそうにピッチに入場していく背番号18番。そう、山根選手、が復帰しました。4月15日の浦和戦で負傷した左膝の骨折。脅威の回復力により2ヶ月弱での復帰戦となりました。先日の法政大学との練習試合ですでにインターバルを感じさせない動きを見せていたのですが、堂々の90分フル出場。「点を取られないように、と石さんに言われていた。失点はしなかったので、そういう意味では言われたことを守れたけど。大宮の堅い守りをこじ開けようとしたけど、うまくいかなかった。昨年度も夏時期はパフォーマンスが落ちてしまったので、勝てる試合で勝ちに行きたい。次節は川崎戦。石さん、オカ、僕の古巣。調子を整えて、勝ちに行きたい」とコメント。久々の試合はどうでしたか?と記者さんに問われると「後半、特に最後の5分は、死んだ。(直近の試合は4月なので)とりあえず、暑かったよ」とイワオ節も復活でした!

「不完全燃焼です。プレスのかかり方が甘かったです。」と鈴木選手。「僕が1点でも決めていれば、と悔やまれます。ディフェンスが体を張ってくれていたのに申し訳ない」と菅沼選手。「相手どうこうではなく、今日は自分たちがダメでした。」と李選手。先発の前線3選手の口をついてくるのは自分自身を責める言葉ばかり。幾度かあった決定機に決め切れなかった悔しさや憤りが言葉にあふれていました。途中交代した平山選手、ドゥンビア選手、谷澤選手も、決定機が作れていただけに、同様の心情をいだいていることでしょう。

石さんも監督記者会見にて「コンディションというよりも、戦術と気持ちに問題があるかも」と述べていたように、2週間のインターバルで少し挑戦者としての意識、トゲトゲしたところが薄くなっていたのかもしれません。この1週間で石さんの喝も入ること思われますし、今日の試合を勝ちきれなかった悔しさは、挑戦者魂再チャージの機会と捕らえて川崎戦に臨みましょう。

ピッチ外の選手も頑張ってくれたので、最後にちょっとその話を。

まずは、ふれあいタイム。長谷川選手と柳澤選手がメインスタンドの売店で売り子さんをしてくれました。9時30分の午前練習を日立台で終え、急いで柏の葉まで駆けつけてくれたのですが、どうしても予定開始時間の12時には間に合わず。。。12時半の到着となってしまいました。それでも、試合開始直前まで、サインに写真撮影に売店のお手伝いに笑顔で応じてくれた2人に感謝!

そして、スカパーで全リーグ戦が中継されている今年の試合。ハーフタイム時に、3分枠のホームチームインフォメーションコーナーがあるのですが、本日は「選手会主催チャリティーオークション」の紹介@ライブ中継でした。そのため、次節ホームゲーム(6月20日vs鹿島)の出品者である桐畑選手が生出演してくれました。当初は「どうしても僕でなくちゃいけないっすか。苦手なんですよそういうの。。。」とかなりしり込みしておりましたが、MCの脇本カオルさんが昨日「お願い!」と頼んだところ、出演を承諾(快諾ではなかったが!)。無理やりお願いしちゃったかなと心を痛めていたら、「アイツ、マイク持たせると、しゃべるよ」と根引コーチ。いやもう、まったく、選手というのは本番に強いんですね。出品するGKグローブを手に「洗うためにお風呂も一緒に入っているので、いろんな選手のいろんなことを見てきた貴重なグローブです。ほかにもなにかお付けします!」と完璧なテレビ出演をしてくれました!

今日の「悔しさ」は、柏の葉で、全部落として、気持ちを新たに川崎戦に備えましょう!!!

2007年6月 8日

パンゾ?く?ん♪♪♪

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担当:大重 正人

今日は朝8時半からお客様が。サッカー雑誌の編集者の方とカメラマンさんが、なんと広報の仕事を取材したいということでお迎えしました。まだ数ヶ月の若輩広報でお受けしていいものか考えどころでもありましたが、普段の取材を受ける選手たちの気持ちも体感できるでしょうし、これもいい経験だと思い、桜林広報と臨みました。

取材される側になって、一応きちんとした格好はしなくてはと思い、いつも着ているシャツに買ったばかりのネクタイを着けていったのですが、運営担当のスタッフから「普段どおりの仕事を取材してもらうのに、なんだそれは!? ぜんぜん普段の格好じゃないでしょう!」とやはり突っ込まれてしまいました。気を取り直し、ネクタイを締めていつもとは違う気分で仕事を始めましたが、日々の業務は変わりません。新聞のスクラップを終えて、練習グラウンドへ。今週は中間に試合がなかったこともあり、前日までに戦術練習を終えて、ひさしぶりに今日はミニゲーム。

105m×68mのピッチとは違い、ミニゲームは狭いピッチに選手がいっぱい。しかもラインギリギリまで近寄れるので、いつも以上に自分なりに迫力ある写真が撮れました。フォトギャラやキメクルを見てもらえればわかると思いますが、すごくヒートアップするんです、ミニゲームが。そのなか大久保選手がその超人的な高さを誇るジャンボヘッドで、赤いコーンで作られた5mほどのゴールをこじ開けました。「ミニゲームはミニゲームですけど、当たりとかは全然激しいし。古賀さんとの戦いはすごく楽しかったです。あのゴールも古賀さんの上からだったので、興奮しました!!!あとは試合でああいう自分らしい形のゴールを決めたい」とのゴール談話でした。

結局、ゲームはフランサ選手のゴールなどで4対3と黄色チームが勝利。罰ゲームは一列に並んでのダッシュ。しかしブルーノ選手が来日してから初めての競争に気圧されたのか、まったく出遅れてビリに。照れ笑いを浮かべながらも、なんとか一発芸を披露。しかし、ここは柏が生んだ本場の芸人、スーパーサブ長谷川悠選手が登場です!!

「広報の桜林さんが取材を頼もうとパンゾーくん(小林祐三選手)に近寄るところです」と、鳥のように大きく両腕を動かし、脚はスキップしながら「パンゾ?く?ん♪♪♪」と嬉しそうに駆け寄る様子を形態模写。私はその様子を見たことをなくともクリアに想像できたのでメチャメチャおもしろかったし、宮本マネも「ツボにハマった」らしいですが、選手・スタッフにはあえなく全く受けず。練習後のパンゾーくん。「うーん、コメントのしようが……なんかオレが滑ったみたいじゃん」。練習後のハセくん。「(形態模写した)あの場面に、パンゾー君とオレしかいなかったんです。自分の中ではかなりツボだったんだけどなぁ」。

そんなこんなで、レイソルらしい若々しく明るい雰囲気に包まれた今日の練習でした。しかしミニゲームのあとには、大宮戦のメンバー発表が。仲間のなかにも、厳しい競争と現実があります。「メンバーに入った入れなかったで、一喜一憂しないようにしてます」。まずは自分を高めて、練習で結果を出して、首脳陣の信頼を掴むまで、己との戦いに集中する。そんな固い決意を感じさせる言葉でした。日々戦いです。

明日は、柏の葉13時キックオフ。雨をも吹き飛ばし、会心の勝利をプレゼントしてくれるはず。スタジアムで、テレビの前で、声を上げての熱い声援で選手たちを後押ししてください!!!

2007年6月 7日

本日もお日柄よく

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本日の担当:桜林 舞

大宮戦を2日後に控えて、今日も和やかに午前練習。U-22からは菅沼選手が日立台に戻って来ました!昨日の試合は出場する機会がなく、残念でした。会社のテレビで中継を見ながら3人目の交代が告げられたとき、「あぁ?」と誰からともなく言葉が漏れておりました。。。石さんも「なんでミノルは出なかったの?」と記者さんに問うておりました。「使わんねやったら、おいといてくれたらいいのにねぇ」と本音をちらり。

午前練習を早々とあがった菅沼選手。プレゼント用のサインをもらいにいくと「うん、いいよ?」と落ち込んでいる様子も見せず元気に応じてくれました。合宿中、レクリエーションでボーリングを行なって4位だったとのこと。「2回やった合計で競ったんだけど、1回目がねー、良くなかったのが響いちゃって。2回目のスコア170くらいだったんだけど、1回目が100くらいだったから」と少し悔しそうに、でも楽しそうに話してくれました。U-22に合流する直前、発熱して体調を崩していた菅沼選手。体調は戻った?と聞くと、「ばっちり」と力強い返事。明後日のリーグ戦で爆発してもらいましょう!

小林祐三選手が記者さんに囲まれ、宮本マネージャーのオレンジ色の車を指差しながら「ミヤモトタクシー、ミヤモトタクシー」と話しているので、ミヤモトタクシーってなんだろう???と思っていると、どうも「宮本拓氏」と言っていることが判明。レイソル1番のガンダム好きで名の通るパンゾーくんですが、宮本拓氏も愛蔵版(?)を集めているとのこと。宮本拓氏に真偽のほどを直撃すると「あ・た・り・ま・え」という返答。なんでも今度パンゾーくんたちとゲームセンターでガンダムを操縦するゲームにチャレンジすることになっているのだとか。どこぞのゲーセンで見かけても、そっと見守ってあげてください。

そして、愛称「ぐんりょう」こと大河原選手。今日も全体練習の後の自主練習、ヘディング練習とランニングを終え、汗を額にしたためながら最後の方に上がってきました。「練習を人以上やって頑張っています。ルーキーイヤーの昨年は毎日の練習をこなすのに精一杯で余裕がなかったですが、今年はサテライトとか紅白戦とかゲームに出せてもらっていることがあって、少しは余裕がでてきたかなと思います。実戦を積むとやはり違いますね。試合勘が磨かれるというか。もちろんまだまだですけど。今はちょっとでも多く試合に出たいです。リーグ戦?もちろん、そのうち出たいです。でもいつかチャンスが来ると信じています。自分はヘディングがウリだと思っているので伸ばしていきたいと思って、ヘディング練習は意識してやっています。古賀さんやオカさんはタイミングや方向がパーフェクトですね。毎日、学んでます。センターバックなんで、リーダーシップも取れるようになりたいですね」と疲れも跳ね飛ばす笑顔で、屈託なく応えてくれました!石さんはチームを、練習に望む姿勢を、よく見ているので必ずチャンスがくるでしょう!頑張れ、ぐんりょうくん!!!

2007年6月 6日

チャリティーオークション

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担当:大重 正人
今日も2部練習。午前中はフィジカル&筋トレ。トレーニングルームからはなつかしのメロディーが大音量で響いていました。TRFの「サバイバルダンス」、マイアヒ?マイアハ?♪、スキャットマンジョンなど、明らかに過ぎ去った懐かしい時代の音楽。この中で集中できるのか?と思いながらも、中をのぞくと繰り返し必死にトレーニングに励む選手たちの姿が。練習を終えて出てくる選手の顔はやはり疲労感一杯でした。そのなか「腕がヤバイっす」と出てきた大谷選手を迎えて、サポーターさんの前へ。

この日、チャリティーオークションの商品引渡しを行いました。大谷選手が会長をつとめる柏レイソル選手会が主催するチャリティーオークションは、ホームゲーム開催日に選手各自がユニフォームなどサッカーに関連する品々を出品。応募用紙に入札金額を記入し、スタジアム内の応募箱にいれていただき、最高額を書かれた方が落札という流れです。売上金は、ホームタウンエリアである東葛8市へのチケット寄贈、選手会主催の福祉活動などに活用しています。

落札されたのは、女性の方。こちらで発表していた出品物は、移動時に着用していたアンブロの黒いポロシャツだったのですが、「これも出します」ということで、実は鮮やかなレッドのスパイクも!先週に引き渡してもらった北嶋選手もでしたが、落札者にはこういうサプライズプレゼントもあったりしますよ。記念写真をとったり、スパイクにサインを入れたり、短い時間でしたがお話できたり。しかし落札された方はどうも緊張されていたのか、大谷選手を前にしてなかなか言葉が出ないようで、付き添いの方が「もっと、しゃべって!!」と促すほど。。。そのなかで「髪の毛が黒くなってたはずなのに?」とヘアスタイルの話になり、大谷選手は「『石さんにお前ライオンみたいじゃな』って言われて、『じゃあ黒くします!!』って黒く染めてみたけど、すぐに戻ってしまって…」。やっぱりファンの方は、選手の一挙手一投足をしっかり見つめているんですね?

のちほど、午後の練習にもいらしていたので、お声をかけさせていただいたら、実は付き添いの方はお姉さん。お2人は姉妹でレイソルサポーター。しかも、昨年のオークションで落札したのは、お姉さんだったそうです。2年連続姉妹で大谷オークション落札の快挙!?でした。2004年ぐらいから大谷選手に注目されたそうで、そのきっかけは「試合を見ていて、パスセンスがある!」と感じたのこと。女性であればやっぱりルックスとかがスタートになるのかなと勝手に思っていただけに、少々意外なひとこと。実は静岡在住の方で、日本有数のサッカーどころで蹴球眼が養われていたのでしょうか。見るところが違うなぁと感心してしまいました。もちろん、「22歳とは思えない落ち着きというか大人っぽさがいい」「小さいお子さんにも人気があるとこがスキです」と内面のよさも応援する理由のひとつとしてあげてくださいました。

ここまでのチャリティーオークション。背番号順に水谷選手から阿部吉選手まで出品し、合計539,511円の収益金が集まっています。落札者の皆様、改めてこの場にて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。この貴重な収益金を選手会と協力して地域貢献や福祉活動にて有用に使っていけるよう、考えていきたいと思っています。さて、今週末の大宮戦では、小林祐三選手と佐藤由紀彦選手が出品の予定です。どうぞお楽しみに!!

そして日曜日に予定されていたヴェルディとの練習試合ですが、残念ながら中止となりました。それ以外のチームとの試合も調整したけれど、折り合いがつかなかったとのことでした。日曜日は午前練習1本のみとなります。ご期待されたサポーターの皆様、申し訳ありませんがなにとぞご了承下さい。

最後に、大宮戦へのサポーターズボイスリターンズです。まだまだ熱いメッセージをお待ちしております!!
koho@reysol.co.jp

2007年6月 6日

しゅーぅ、シューゥ!

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本日の担当:桜林 舞

「いやマジきついっすよ」
と『2部練習ってシンドイの?』という私の愚問に、キョロキョロとした目を見張って、クールに答える阿部嵩選手。

今日のレイソルオーレ(bayFMのレイソル応援番組)は阿部嵩選手。初めてのラジオ出演で、生出演。ということで、流山おおたかの森S・C内のK-WESTへ帯同して参りました。私にとっても初K-WEST@おおたかの森、でした。

ご存知のように、K-WESTは柏駅前の高島屋ステーションモールから、この4月に流山おおたかの森S・C内にお引越しております。なぜ『K-WEST』っていうか知っていますか?移設前の場所にちなみ「柏 西口(Kashiwa West gate)」なのだそうです!ふむふむ。

ちなみに、嵩くん、流山おおたかの森S・C自身に行くのが初めてだったとのこと。少し早め着いたのでぶらりとS・C内を1周して戻ってきました。いわく、「本屋が大きかったです。紀伊国屋書店しか行けませんでした」とのこと。まぁ本番前でしたし、あまり時間がなかったので、次回はプライベートでゆっくり遊んでね、ということで。

K-WESTにはもちろんナラヨシタカさんと松本英子さんが。「初めまして?」と挨拶するお二方。ナラさんはですね、ホームゲームのDJブースにいる時は、ナラさん自身も戦闘体制になっているというか「今日は勝つぞー」という気迫がみなぎっていらっしゃるので声をかけづらいのですが、今日はお馴染みの番組ということもあってか、和やかな雰囲気、でいらっしゃいました。

ラジオ出演の方は、「めっちゃ緊張してますよ?」と言っていたにも関わらず、なかなかどうして、緊張を感じさせる様子もなく!やっぱり選手は本番に強いのですね。

4月4日のナビスコ杯・対大宮戦での公式デビューを聞かれ、
「すごく緊張していました。2日前くらいからあんまり眠れなくて。でも、サポーターに囲まれるのって気持ちいいというか、幸せな感じです」
「体重もシーズン前より4キロ増えて、筋トレに励む日々」だとか。

サッカー選手の体重増は=筋量増なので、選手たちも体重増は誇らしげに語ってくれます。ちなみに阿部嵩選手、シーズン当初の脂肪率測定は、なんと5%台。チームで一番脂肪率が低い選手でした。今は筋肉量も増えて7%台なのだそうです。

レイソルオーレの真ん中で、一曲音楽が流れるのですが、スタジオではラジオに流れない生トークが展開されます。その中でナラさんが私も気になっていた名前の話を振りまして。『嵩』の読み方の話なんですが、同じくルーキーの大島選手も『嵩弘(たかひろ)』で同じ漢字を使うのですが、『嵩』って「たかし」と読むのが多いですよね。それをあえて「しゅう」と読ませるのってなんでかなという素朴な疑問がありまして。

以下うろ覚えの再現です。

ナラさん 「『嵩』でシュウって読むの珍しいよね」
阿部嵩選手「はい、よく『たかし』と読まれます」
ナラさん 「親御さんがなにか思いをこめて命名したとか」
阿部嵩選手「親?いや、なにも聞いてないです」

。。。個人的にはすごいツボでしたね。
スタジオの脇で一人で「おぃ!」って、ずっこけてました。

そしてラストはサポーターへのメッセージ。
「今年柏レイソルに入った阿部嵩です。あだ名も『アベシュー』なので皆さん覚えてください」
と堂々の締め台詞でした!


さて、最後にホームスタジアム前恒例のサポータズヴォイスの募集です。大宮とはナビスコカップですでに2戦を交え、1分け1敗。(●1?2と△0?0)
リーグ戦で、これ以上、負けるわけにはい・か・な・い・でしょう!!
選手を後押しする熱いメッセージをお待ちしております!!!
(タイトルを『サポータズヴォイス』として送信してください)

koho@reysol.co.jp

2007年6月 4日

シュートだよ、全員集合!

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担当:大重正人

今日は月曜日。施設管理の方がお休みということで、サポーターさんのいない静かな練習場。監督やコーチ、そして選手たちの声がいつにも増して響き渡るグラウンドで、厳しい厳しい2部練習です。

午前中は2部練習。ウェイト組とフィジカルトレーニングに分かれての練習です。グラウンドでは古邊コーチが陣頭指揮。私がグラウンドへ出向いたときにはこんなメニューが。まずはゴム越えジャンプを繰り返したあとにスタート。赤いコーンをドリブルで抜け、向かいの相手にパスして、残りの距離をダッシュ。この間約60mぐらい。これを「12秒台でいこう!」と古邊コーチの目が光っているわけですから、選手にとっては一瞬たりとも気が抜けません。「(小林)リョウ、すばらしい!11秒台」「オカヤマ、14秒かかってるぞ!!」。これを幾度も繰り返すわけですから、このメニューだけでもさすがのJリーガーでも息が上がります。

午後は石崎監督のメニュー。「この中間は戻ってきたケガ人を慣らしていきたい」という目的で取り組んできましたが、5対5や6対6など、息もつかせぬプレッシングと、少ないタッチ数でゴールにすばやく迫るというトレーニングが繰り返されました。「暑さや疲れもあったかもしれないけど、すこし気が抜けているときがあった」と選手たちの気をギュッと引き締め、緊張感をあおる場面もあったとのこと。「何のためのトレーニングがわかっていない。自分のためのトレーニングじゃろう。その中でがんばっているやつもいるし、良いプレーをしている。ハセ(長谷川選手)はこの前の試合でゴールを決めたし、グンリョウ(大河原選手)も良くなってきてるよ」と、主力選手も若手選手も同じように見守り、鋭い目を光らせている監督でした。

全体練習が終わった後には、シュート競争でした。今日は結果を一気にお知らせしましょう!!1本決めた時点で抜けていきます。一番左は背番号、次から1本目、2本目…の成否です。

35 ○
18 ○
14 ××××
32 ×××○
38 ○
06 ○
24 ××××
23 ×××○
19 ○
08 ○
07 ×○
29 ×○
25 ××××
28 ××××
02 ○
34 ××○
33 ×○
13 ○
04 ×○
22 ×××○
20 ×××○
26 ○

4本目を終わって、惜しくも決められなかったのは、14佐藤、24平山、25長谷川、28谷澤の4選手。
そして5本目。ここでプロのプロたる集中力と技術を発揮。佐藤、平山、長谷川選手とゴール隅へすばらしい弾道が突き刺さります!そして谷澤選手。途中から「ヤバイよ?」と唸っていましたが、決めれば延長戦へ持ち込める最後のシュート!こちらも右足の正確なシュートがマウスへ向かいますが、GK桐畑選手がみごとな横っ飛びのスーパーセーブ!こぼれた球がポストに当たり、ここで敗者決定!!!!練習後、みんなにジュースをプレゼントすべく自動販売機へ。「ピングレ(ピンクグレープフルーツジュース)もうないよ?」と嘆きながら、コインを入れてボタンを押す谷澤選手でした。
ちなみに私の目に映ったベストゴールは、ノールックシュートの小林亮選手&ロベカル髣髴の左足弾石川直樹選手でした!

2007年6月 2日

復活祭

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本日の担当:桜林 舞

まずはお詫びから・・・。本日の午前練習が中止になっている旨、ご連絡が遅くなり大変申し訳ありませんでした。朝から多数のサポーターの皆さんが練習グラウンドに到着した時には地元(?)の野球チームが使用しており、驚かれたことと思います。今後このようなことがないように務めますのでご容赦いただければと存じます。

太陽が降り注ぐカラリとした天気の本日。バックスタンドを早めに開門した当初30人ほどだった観戦者も、試合直前には300席(桜林目視データ)ほど埋まっていました。天気の良い休日は日立台へ行こう、と思っていただけることは大変ありがたいことです。

14時から行なわれた法政大学との練習試合では、レイソル側は別メニューの選手以外が全員出場となりました。
/about/news/2007/newslog/070602_1.html

浦和戦(4月15日)で負傷交代した山根選手。「骨はくっついたけど、足にボールがつかないわ」といいながらも、1ヶ月半ぶりの実戦とは思えないプレーを見せてくれました。

右足首を痛めていた岡山選手はセンターバックで出場。「今週めちゃめちゃトレーニングがハードやったから、めっちゃ疲れたわー。今日もめっちゃ疲れたわー」といつもの悪態をつきながらも、「でも楽しかったです」とやはり気持ちよかった様子。後半11分ヘディングで1得点をあげたときには、バックスタンドからは「オカー」の大歓声と拍手喝采。岡山選手の愛されぶりが垣間見えました。そんな岡山選手。後半途中交代の直前にゴール前で明らかなミスを犯してしまい、引きあげる途中で「なんやあのパスわ?」と石崎監督にとっちめられておりました。。。

そしてそして、中谷選手も戻ってまいりました!記録によると昨年の仙台戦(9月9日)に途中出場したのが直近の公式戦出場のようです。実に9ヶ月ぶりのゲームということになるのでしょう。左サイドバックのレフティーです。トレーニングルームで寡黙にリハビリに励んでいた中谷選手。その肌の白さも、全体合流とともに褐色を帯びて行くことでしょう。

試合開始直前、選手の控室からは気合を入れる掛け声とともに「何点取れるかやぞー」という岡山選手の声が響いていました。プロチームですから、大学チームに勝つことは大前提。あとはどのような試合内容ができるかということでしょう。結果は7得点3失点。後半の早い段階で少し攻め込まれる時間帯もありまして、欲張るとすると、もう少し得点数が伸びても良いかな、防げる失点もあったのかなというところもあります。が、負傷から全体合流したメンバーのうれしい第一ステージとなった練習試合は、非常に興味深い、楽しめる一戦となったのではないでしょうか。今日も多くのご声援ありがとうございました。

リーグ戦が中断しているこの2週間。選手達をみっちり鍛え直すトレーニングが明後日からも始まりますので、中断期明けも楽しみにしていてください!

2007年6月 1日

プロの仕事

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担当:大重 正人

今日から6月に入りましたね。もうじき梅雨がやってくるかと思うと、少々憂鬱になりますが、今日は晴天のなか午前練習のみ。今度のアルディージャ戦、がっちり引いて守る相手をどう崩すか、すばやいカウンターアタックにどう対応するのか。目下レイソルに課せられた命題に対して、石崎監督がどう指導して、選手を動かすのでしょう。紅白戦にはリハビリから復帰した中谷選手らがディフェンスラインに入り、左サイドからは平山選手がすばらしいクロスをいれて「ナイス、シューシャ!」と監督の賛辞を受けていました。

今日は桜林広報が外出。13時からの重なった3件の取材にどう対応するか。
チュンソン選手の雑誌取材。チュンソン選手からの電話で「12時45分からで」「12時半でもいけます?」と前倒しで始まってくれて、逆に感謝でした。いきなりカメラマンさんの仕事振りに少々驚きました。チュンソン選手もプロならば、カメラマンさんもプロの職人。被写体への要求も「ちょっと上向いて!もう少し右見てみよう」とファッションモデルを撮影しているような緊張感。それでいて、フィルムチェンジの時には「女の子にモテるでしょう?」と笑いを誘う軽いトークでリラックスさせます。いくつか撮り余ったポラロイド写真をプレゼントされたチュンソン選手。「オレ、超かっこいい?」とご満悦でした。

続いて同じく雑誌取材のフランサ選手。キャップに黒の長袖シャツ、デニムのショートパンツと、ヒップホップスタイルが決まっていました。こちらの写真撮影は、フランサ選手がいろいろなポージングを決めて、取材陣を笑わせます。「ずっとモデルをやってたら、養っていけなくてパートナーの女性達が疲れたと思うよ。サッカーでお金が稼げて良かった」。陽気なジョークから、一転インタビューでは「レイソルが幸運なのは、石崎監督が指導してくれること」と監督に対する絶大な信頼を言葉にしていました。

そして最後は携帯サイトの鈴木達也選手のインタビュー。スカパーのサッカー中継でおなじみの西岡明彦さんが、午前の練習開始直後から熱心に練習をご覧になっていました。「レイソルのサッカーは見ていてすごくおもしろい」とプロのサッカーアナウンサーさんからもお褒めの言葉を。13時半からの取材。予定していた場所が、大谷選手や岡山選手ら選手会のファン感謝イベントの打ち合わせに使用されていて、一瞬頭が混乱をきたしましたが、チュンソン選手のインタビューが13時半に終わって、なんとか場所を確保。ふるさと横須賀の話、筑波大での話、海外サッカーへの興味など、こちらは携帯サイトスカパーモバイルにて、6月の4週にわたって公開されるそうです。お楽しみに!!

最後に、明日のトレーニングマッチ法政大学戦の告知です。場所は日立台のスタジアム、14時キックオフ。観客席はバックスタンド側を開放予定です。もちろん無料ですので、土曜日の午後、日立台にどうぞお越しください。