2007年6月27日

タスケタリーヤ

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本日の担当:桜林 舞

週末の日立台を勝ち点3で彩るために、今週もレイソルがスタートです。オフ明けの本日。横浜FC戦で快勝したからなのでしょうね、やはり。チームはいつも以上に明るい雰囲気に満ちていました。

一昨日のサテライトも5-1で快勝でしたね。阿部吉朗選手のハットトリック+1アシスト、大久保選手の右足ボレー、新加入の太田選手のレイソル初ゴール+1アシスト。平山選手の3アシスト。私はライジングレイソル出演のため試合を見ることができなかったのですが、「クロスがバンバンあがっていた」と大重広報談。センターに攻撃の起点が偏ってしまう傾向にあったレイソルですが、サイドからの攻撃というバリエーションもあるということをしっかりとお見せできた試合になったのではないかと思われます。

フィジカルトレーニングを終えて、午後練習の始まりはチームミーティングから。横浜FC戦は5月12日の大分戦から6試合ぶりの白星。5月26日の神戸戦以来となる得点(しかも4得点)で、レイソルの停滞ムードを払拭してくれた試合でした。しかし、どんなときも更なる高みを目指すのが勝負の世界。勝ったら勝ったで「2失点はいただけない」と引き締めモード。特に後半の早い段階での1失点に関しては長めの時間を割いてのレクチャーがありました。「3-0での前半折り返し。3点差はサッカーでは決してセイフティーリードではない。後半の早い段階で4点目を決めて勝利を確実なものにしたい」と石崎監督。「これは決めたかったやね」「これは抑えなくちゃもったいないね」と勝利に酔いしれることなくもっともっと精進するようにと、再度の課題設定が行われました。

そして、午後練習。練習時の石さんフレーズ、不動のナンバー1は「切り替えて」「切り替える」なのですが、今日はいつも以上に「サイドチェンジ」「サポートして」という言葉が響き渡りました。「攻守の切り替え」は石崎サッカーのベースですが、「サイドチェンジ」と「カバーリング」をより意識して練習していこうということなのでしょう。そして「正確に。慌てなくていいから正確に」と、指揮官は言葉に魂を込めます。

そして、北嶋選手!本日今季初となるミニゲームへの参加です。前線で、さすがの攻め込み、労をいとわないボールへの執念を随所に見せてくれました。何度もゴールを狙いますが、昨年度からのインターバルからなかなかボールが足に着いてくれない様子。何度か「あれ、おかしーな」という風に頭を抱えていましたが、その姿はサッカーができる喜び、ボールを蹴れる楽しさに溢れていました。

どうでもいいことですが、今日の私的石崎語録のツボは「イワオ、タスケタリーヤ」でした。「助けてあげて=助けたりーや=タスケタリーヤ」なのですが、緑と白と赤の国旗が頭の中ではためきましてね。一人で「ボンジョールノ」状態でした。よくわかりませんが。

そんな感じで、今週末の中断期前最終節、清水エスパルス戦への口火が切って落とされました。

6月30日、今年4戦目となる清水戦。2勝1分と、分があるとは言え油断は禁物です。清水戦のマッチデープログラム用サポーターズボイスに、皆様のメッセージをお寄せください。

koho@reysol.co.jp