2014年8月31日

夏の終わりに

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担当:大重正人

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天気は曇りでしたが、心は晴れやかな朝になりましたね。ヴァンフォーレ甲府に対し、アウェイでの0-3敗戦の雪辱を果たし、順位はひとつ上がって6位に。8月は3勝2分けと無敗で乗り切り、ACL圏内3位のボーダーラインへは5点差と詰め寄ってきました。昨日は日本代表アギーレ新監督の来場で、いつも以上にメディアの方も多くお越しで注目をいただけました。「私のリストには70~80人の名前がある」と帰り際に話したそうですが、昨日のレイソルの選手たちのプレーはどう映ったでしょうか。

5日と9日の親善試合での招集は残念ながらありませんでしたが、この秋、まだ2回の招集があり、来年1月にはアジアカップがあります。酒井選手、田中選手に続く、一人でも多くの「レイソル戦士」の代表入りを期待せずにはいられません。一方でその間、レイソルは、ナビスコカップ準々決勝に全力集中できる状況でもあります。3日水曜日のアウェイ、7日日曜日のホーム。今季2戦2分けのマリノス相手に、今度こそ勝利をつかみとって、次のラウンドに進まねばなりません。「連覇」という、今年は8強のなかで我々にしか果たせない大きな目標がありますから。

今日の日曜日。アカデミーチームの大きな公式戦がありました。まずU-12チーム、ジュニアワールドチャレンジ。準決勝でスペインのバルセロナと対戦しましたが、前半の2失点を追いつけず、0-2での敗戦。しかし続く3位決定戦では大宮ジュニアを相手に、先行されながら1-1に追いついてのPK戦。全少ファイナルでは涙を飲んだPKでしたが、2-1と勝ち越し、しっかり3位の座はつかみとりました。

世界的なビッグクラブであり、育成組織も最高峰のバルセロナ。小柄な選手が多いレイソルとの体格差もあり、いつもなら通るようなパスもカットされてしまう。もちろん技術戦術も当然に非常に高いレベルにあります。今は上回ることができませんでしたが、今日この日の対戦で「世界の指標」を感じ取ったことと思います。これからまだまだ続くサッカー人生、そしてレイソルのトップチームに上がり、日本代表、さらに世界へ羽ばたく選手になるという夢や目標のため、他では得難い大きな経験を積むことができたことでしょう。

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また高校生のU-18チームはアウェイ札幌でのプレミアリーグ。こちらも残念ながら0-1の惜敗に。なんとか首位の座は守っていますが、残り7試合で佳境を迎える秋に入ります。次週7日は、今季2度目の「柏ダービー」です。流通経済大学付属柏高校のアウェイゲームが15時から行われます。4月のホームでは0-1の惜敗を喫しただけに、ここは何としても強豪を下し、またリーグ優勝に向けて連敗を阻止しなければなりません。夜19時には、ナビスコカップの準々決勝第2戦もありますが、プレミア応援もどうぞよろしくお願いします。

2014年8月30日

役者揃い踏み

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担当:河原 正明

 「エクセレント!」試合後にネルシーニョ監督が称えたのは今日の攻撃陣、工藤、レアンドロ、高山の3選手。「敵陣に入ってからの3人が連動した動きの質、ボールの動かし方、WBの絡み方。選手たちがいい形で出してくれた」。3-0で甲府に勝利。前回対戦の借りを返すと同時に、8月のリーグ戦を3勝2分、ホーム日立台でのリーグ戦無敗を10に伸ばしました。

 「堅い守り=引いて守る」という相手のイメージとは違い、甲府は立ち上がりからプレッシャーをかけ豊富な運動量で仕掛けてきました。立て続けに3本のシュートを打たれます。
しかし、1つのゴールが流れを大きく変えました。

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 前半20分、大谷選手からの浮き球のパスを工藤選手が相手DFを背にしてのトラップ。「うまくボールコントロールしていい位置に置けた」そこからドリブルで一人かわしてのシュートはお見事でした!前半チーム1本目のシュートが先制点に。甲府の城福監督が「あのワンチャンスを与えてしまったことが痛かった」と振り返っていましたが、それまで押され気味だった展開を一気に引き寄せるゴールでした。

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 後半開始35秒、再び大谷選手が相手CBのウラを突いた左WBの橋本選手へパス。駆け上がってクロスに、レアンドロ選手が飛び込んで電光石火の攻撃で追加点を奪います!
 さらに10分後、工藤選手が抜け出し、粘りながらシュート気味ボールがクロスバーに当たり高山選手の目の前に。頭であわせて3点目で勝負アリ。初の3トップ3選手のゴール揃い踏みに日立台も大盛り上がりとなりました!

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 今日1ゴール1アシストの工藤選手。「YONEXサンクスデーだから気合が入っていました(笑)」。すぐ水曜日にはナビスコカップ準々決勝が控えています。「マリノス戦も一丸となって戦いましょう!」とサポーターに呼びかけていました。

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 そのYONEXサンクスデー、多くのサポーターの皆さんにリストバンドをつけて応援いただきました!先着5,000名の方にお配りしましたがキックオフ1時間前には配布終了となりました。また限定販売の選手使用モデルのユニオフポロシャツも開場1時間で完売と多くのお買い求めありがとうございました!
 レイソルといえば、ヨネックス。これからも「栄光をともに」よろしくお願いいたします!

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 最後にアカデミーの情報も。U-12が参加しています「ワールドチャレンジサッカー2014」、今朝行われた準々決勝でACミランを4-1で破り、明日の準決勝に進出しました。明日の対戦相手はFCバルセロナ。今年はU-15がアル・カスカップで対戦、2-2のドローでしたが、この世代の対決は初となります。世界を驚かせる戦いを。明日10時 味の素フィールド西が丘でキックオフです。なお、入場は無料となっています。
 そしてU-18はアウェイでプレミアリーグ コンサドーレ札幌戦です。こちらは11時キックオフです。アカデミーtwitterでも試合速報をしていますのでチェックしてください。

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2014年8月29日

8月最後に

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担当:大重正人

甲府戦を明日に控え、今日も試合前日のトレーニングは2タッチゲームでした。8月はここまで6試合を戦い、最後に7試合目を迎えるハードスケジュールでした。天皇杯の惜敗こそ残念な結果でしたが、強敵フロンターレを破り、ラヌスとの激しさ極まる戦いを制し、ヴィッセルを完封、横浜と名古屋では先行されながら追いつき、アウェイでも勝ち点を獲得。この厳しい夏の季節を乗り越えてきました。

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今日のリラックスゲームは、たくさんのゴールが決まって、笑顔がはじけ、非常に良い雰囲気で終えることができました。新しい仲間を迎えて、いろんな国籍の選手やスタッフが今のレイソルのチームを作り上げていますが、こうやって喜びを分かち合っている光景を見ているだけで、周りを幸せな気持ちにさせてくれます。この結束は勝利を重ねることでさらに固まることでしょう。8月のラストマッチ、ぜひ白星で締め括りましょう!!

ただ、ヴァンフォーレには、5月のアウェイゲームで0-3の完敗を喫しました。「ずっと調子が良かったなかで、本当に悔しい負け方でした」と橋本選手は雪辱を誓います。大谷キャプテンは「甲府は全員がしっかりと守りながら、攻撃になれば前に飛び出してくる走力もあるし、前線には盛田さんのようなしっかり収められる人もいる。引かれた相手に対していい結果が出せていないので、攻撃でのアイディア、時には強引さも必要だし、セットプレーも大事」と、相手を強く警戒しながらも、上位追撃に絶対に必要な連勝への足掛かりを強く狙うイレブンです。

明日は、ユニフォームサプライヤー、ヨネックスの特別協賛をいただいて、「ヨネックスサンンクスデー」を開催いたします。先着5000名様にレイソルカラーのイエローのリストバンドがプレゼントされます。また選手が遠征時に着用している「ユニオフピッチポロシャツツ」の合計250着限定販売もあります。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012800.html

また、柏レイソル歴代モデル(2011シーズン以降)と同デザインのユニフォームをチームオーダーで作成できる「プレミアムオーダーシステム」も体験できます。リーグ優勝を果たした2011年モデル、大変な好評をいただきながら、ついに陽の目を見られなかったACL2ndブラックデザインなど、チームオーダーすることができます。下記サイトからもご注文できますので、ぜひご覧ください!
http://fb-premium.custom-order.jp/customs

最後に、U-12チームが、再び夏のビッグタイトルに挑んでいます。昨日から開催されている『U-12ジュニアサッカー ワールドチャレンジ2014』。4チームによるグループリーグを3連勝で1位通過したレイソル。明日9時40分からヴェルディグラウンドで行われる準々決勝では、イタリアの「ACミラン」と対戦します。ここを勝ち進めば、翌31日に味の素フィールド西が丘(西が丘サッカー場)へ移り、スペインの「FCバルセロナ」vs全少でも激闘を繰り広げた「レジスタFC」との勝者と対戦します。昨年は準決勝でリバプール相手に0-3と敗れただけに、今年こそヨーロッパの名門にレイソルの力を見せたいビッグマッチ。トップチームと同じく、U-12の少年選手たちへも熱いご声援をよろしくお願いいたします!
http://u12-juniorsoccer-wc.com/2014/

2014年8月28日

柏の若い力

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担当:河原 正明

 レイソルの選手たちが2006年より始めた招待事業「BtoJシート」。30日(日)の甲府戦で早くも今季15試合目となります。今回は午前中に増嶋選手が柏市立南部中学校サッカー部を訪問しました。
 昨日が練習試合で明日もまた市内の中学校との練習試合があるとのことで、今日は部活動はオフだったそうですが、2年生9人が集まってくれました。

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 「ボクも部活出身。最近はクラブユースからプロになる選手も多いけど、部活からでもプロ選手になれる。みんなも上を目指して頑張って欲しい」とエールを贈ります。
 恒例の質問コーナーでは中学生はちょっと遠慮気味?に控えめな質問が続きましたが、増嶋選手が「宿題終わってない人!」と逆に質問をすると全員が手を挙げていました(笑)。
 最近の中学生はシャイなのかと思いきや、「いや、僕らもあんな感じでしたよ。(大人の)人とは恥ずかしくて話せなかったですし」と増嶋選手。最後に「中学時代にはいろんなポジションにも挑戦して欲しい。FWだけでなくDF、ボランチにサイドバックなど遊びの中で経験していくといいよ」とアドバイスを贈り、そして「30日の試合は頑張るからみんなもスタジアムで応援してね!」と約束を交わして学校を後にしました。

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 今日の午後、9月の国際親善試合(キリンチャレンジカップ)2試合に向けた日本代表招集メンバーが発表になりました。残念ながらレイソルからの選出はありませんでしたが、夕方にはU-19日本代表選手の発表があり、中村選手と中谷選手が選ばれました。
 来年に行われるU-20ワールドカップ(旧ワールドユース)。10月のアジア地区最終予選を前に最後の合宿兼国際大会となります。8月のSBSカップではコロンビア代表、韓国代表に敗れたU-19日本代表。主軸として3試合に出場した中谷選手は「今回はやらないと」と引き締まった表情で決意を語ります。
 今回は初戦にオーストラリア代表、2戦目がベトナム代表と戦います。中村選手も「アジアとは違う特長のオーストラリア、(最終予選でも同組の)ベトナムと戦えるのは良い」とポジティブに捉えていました。大会に召集されるとナビスコカップはお休みになりますが、

 すでにキムチャンス選手の韓国代表選出はお知らせしていますが、今回9月に行われる親善試合に選出された選手がもう一人います。アカデミーU-18所属のマイケル選手がニュージーランドU-20代表として、9月2日からドーハ(カタール)で行われる国際トーナメントに参加します。
 24日(日)に日立柏サッカー場行われた高円宮杯U-18プレミアリーグ 鹿島ユース戦にも先発出場していますので、ご記憶の方もいるかと思います。「将来はプロ選手になりたい」と4月に来日、レイソルアカデミーでプレーしています。好物は「博多ラーメンと焼肉!」と素顔はごく普通の18歳。31日(日)のプレミアリーグ 札幌U-18戦に出場出来ないのは残念ですが、世界を相手に力試しをして帰ってくるのを楽しみにしています。レイソルのU(アンダー)代表にもご注目をください!

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2014年8月27日

レフティー

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担当:大重正人

来る土曜日の甲府戦、マッチデープログラムの取材にエドゥアルド選手に登場してもらいました。8月12日の合流から、4日後の16日の神戸戦でいきなりのデビュー&初ゴール。天皇杯は登録上お休みでしたが、続く23日の名古屋戦でも高く力強く守備、そして同点ゴールへつながる難しいスルーパスを股抜きで木村選手に通すなど、間違いなく今のレイソルのイチオシ選手です。「レイソルでいいスタートが切れたけど、もっと戦術を理解して、チームに貢献しないといけない」とたいへんに謙虚な姿勢です。

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今日も日本在住のブラジル人向けメディアの取材を受け、毎日大忙しです。「ブラジルと日本は遠いので、家族と離ればなれで寂しさもあります」と温かい家族思いの一面も見せます。でもこういう報道や日本での活躍はまちがいなく地球の裏側まで届いていることでしょう。甲府のクリスティアーノ選手は、ブラジルのメトロポリターノではエドゥーがユース在籍で、クリスティアーノ選手がトップ所属だったそうで、「代理人も同じで、今でも日本で一番の知人です」と信頼を寄せる同胞。でもそんな大先輩にも負けないプレーを土曜日も期待しています!

今日からトレーニングが16時開始になりましたが、その前に、たくさんのお客様が日立台へ。白井市の地域紙「ほおじろ」から、夏休みの記者体験で10名以上のお子さんと引率の保護者の方がお見えでした。会見場やロイヤルルーム、スタジアムのロッカー、そしてピッチをご案内。展示してある写真やユニフォームだけでなく、すべてのものを写真に収め、歓声を上げたりしている皆さんを見ていると、こちらも本当に嬉しい気持ちになります。

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昨年は大谷選手がインタビューを受けましたが、今年は白井のおとなりの印西市出身、秋野選手がみなさんの質問にお答えしました。「いつからサッカーを始めたんですか」「憧れの選手はいますか?」というサッカーの質問から、「好きなお袋の味はありますか?」という保護者の方の質問に「、、、、グラタンです」とちょっと照れくさそうに答えるアキの姿に、ほほえましい笑顔が向けられました。

同じく「子供がサッカーをしているんですが、どんな練習をすればいいでしょうか?」という切実な質問には「僕は小さいころからずっとリフティングを続けていました。それでボールのどこを蹴ればいいかとか、足のどこに当てればここへ飛ぶとか、そういう感覚を身に付けることができました」とトップチームでも披露している正確な左足のキックが生まれた秘密を聞くことができました。1時間ほど短い時間でしたが、日立台やレイソルの選手のことを少しでも知ってもらって、好きになってもらえれば何よりです。秋野選手、この秋は日本代表のユニフォームを着て、アジア大会に出場します。ぜひぜひ地元出身の選手たちを応援いただければと思います!

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明日は非公開練習となっています。また金曜日の16時から、練習見学にお越しください~

2014年8月26日

ラストサマーウィーク

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担当:河原 正明

 8月もあっという間に最終週。30日(土)の甲府戦まで試合間隔が中6日間あることは、7月末から中2日、中3日の試合が続いていただけに、指揮官にとっても選手自身にとってもよりじっくりと準備が練れる期間となります。
 名古屋戦終了後に選手に2日間のオフが告げられました。この2日間でリラックスした選手、あるいはトレーニングを積む、試合に出場した選手とさまざまですが、今日から全員揃って日立台でトレーニング再開です。

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 今月レイソルに2人のブラジル人選手がやってきました。誰よりもうれしそうだったのはレアンドロ選手。普段から母国語で仲間と話せることだけでもストレスが少なくなります。むろん、初めて異国でプレーするドゥドゥ選手にとってはこれほど心強いことはないでしょう。
 一方、この約1年間で鳥取、栃木、そして柏と3クラブを渡ってきたエドゥアルド選手。鳥取の前はオーストリアでプレーしており「海外でも、日本でもブラジル人が他にいませんでした。日常会話は英語かスペイン語、それに日本語も少しね。でもレイソルにはブラジル人がたくさんいるから日本語は忘れそうです(笑)」。
 練習後にはいつまでも3人で話している姿を良く見かけます。次の甲府戦にはひさびさにホーム日立台で3人揃っての出場が可能です。試合後に笑顔で話に花を咲かせることができる活躍に期待しましょう!

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 この試合は「ヨネックスサンクスデー」として、ご来場の先着5,000名様に"YONEXリストバンド"をプレゼントします。カラーはもちろんレイソルイエロー。先日藤田選手と高山選手に練習時にテスト着用してもらいましたが「カッコいいッス!」と上々の感想でした!当日の開場は16時45分を予定しています。
 また、会場では選手着用モデルの「YONEXポロシャツ」も限定販売します!詳細は公式サイトでご確認ください。

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 最後に明日からの練習時間が16時からに変更となりました。今日の練習時間前には通り雨があり残暑は和らぎ、むしろ半袖では涼しいくらいでした。夏休み最後の1週間、スタジアムの練習見学にお越しになる際は練習時間をご確認の上ご来場くださいますよう、お願いいたします。

2014年8月23日

テツ、豊田で再び輝く

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担当:大重正人

グランパスの高さとパワーに、新しく加わったレアンドロドミンゲス選手のプレイスキック。前半立ち上がりから、その圧倒的な力に押し込まれる時間が続きました。セットプレーの脅威を浴び続けたことを大谷キャプテンに質問すると「球際に激しく行くというのは、チームにとって大事なこと」ときっぱりと答えました。そこがルーズになってしまっては、マリノス戦の前半のように後手後手になってしまうからでしょう。結果的にやはり闘莉王選手に押しこまれてしまいましたが、90分間常に激しくいくというファイトは、終始変わりありませんでした。その結果が、最後の最後に実りました。

「水曜日、天皇杯120分戦ったあとの中2日。とてもハードなゲームになると予想していた。でも選手たちは精神的な強さを見せて戦ってくれた」とネルシーニョ監督は肉体的にも精神的にも厳しい条件の中、戦い続けた選手たちを称えました。

春のリーグ戦、5月のナビスコ。また0-1で終わってしまうのか、、、と少し頭をよぎってしまいましたが、選手たちは諦めず、ゴールを狙い続けました。また太田徹郎選手でした。昨年11月の豊田スタジアムでの一戦に続く「2試合連続ゴール」。ここと相性がいいんですかね~と笑顔がこぼれましたが、貴重な勝ち点1をもたらす今季初ゴールでした。入ってすぐは、すこし彼らしい正確なプレーが見られずどうしたかと思ったのですが、「対面の永井選手のスピードが速くて。でも後ろの大輔がしっかりカバーしてくれたんで」と、持ち味であるポジショニングやパスやドリブルでのしかけを繰り返し、あのチャンスで最高のプレーを見せてくれました。

ただ「最後はずっと押し込んでいた。勝てた試合だった」と当然悔やむ言葉も。工藤選手も「優勝をめざすチームなら、あそこで勝ち越して、勝ち点3を取らないといけないです」と勝ち点1だけで満足できない悔しさをにじませていました。次の土曜日は、また守備の堅いヴァンフォーレ甲府。アウェイでの乾杯の雪辱を果たすとともに、今日の後半のように「こじ開ける」という強さと巧みさを日立台で発揮してくれることを期待しています。

明日は、日立台で「ホームゲーム」です。U-18チームの「高円宮杯プレミアリーグ」の鹿島ユース戦、日立柏サッカー場スタジアムで16時キックオフです。6月のクラブユース関東予選、全国大会進出をかけて戦った最終代表決定戦、2-0のリードをひっくり返された雪辱の一戦にしなければいけません。明日は「高円宮プレミアデー」という応援イベントがあり、先着300名様に特製オリジナルストラップをプレゼント。また500人以上の観客を集めようという特別な一日となります。レイソルU-18のホームゲームにはこれまでも大変多くのご観戦をいただいて、途中経過で参加10チーム中ナンバー1をマークしています。入場料は無料ですし、さらにその数字を伸ばすとともに、若きレイソルイレブンへのご声援もぜひお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012778.html

2014年8月22日

断ち切る力

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担当:河原 正明

 残暑厳しい8月もあと10日。トップチームは明日、中2日でアウェイ名古屋戦と厳しい連戦が待ち構えています。今日は非公開での練習を行い、午後には名古屋へ移動しました。
 今季リーグ、ナビスコで2戦2敗の名古屋戦。特にアウェイでは豊田スタジアム、瑞穂陸上競技場ともに長らく勝利を挙げていません。また先日の天皇杯・千葉戦で120分+計26人のPK戦で3時間近くを戦っただけに疲労も心配されますが、ネルシーニョ監督は「あの試合を見てもうちの選手たちは体力があることに自信を持っている」と問題ではなさそうです。自らの力で相性の悪さを乗り越えて、悪い流れを断ち切って連勝で柏に帰ってきましょう!豊田スタジアムで、あるいはスカパー!でご声援ください。


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 さて、24日(日)にはアカデミーの試合が日立柏サッカー場で開催されます。「高円宮杯U-18プレミアリーグ」が再開、後期の9試合がスタートします。現在勝ち点20でEAST トップで前半戦を終えたレイソルU-18が"ホーム"に迎えるのは相手は鹿島アントラーズユース。1巡目の対戦は0-0のドロー。今回はホームで決着をつけて、首位キープを狙います。キックオフは16時、入場は無料となっております。

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 なおこの試合は「高円宮プレミアDay」として、ご来場の先着300名様にネックストラップをプレゼントします(上写真)。開場は15時を予定しています。詳細は公式サイトでご確認ください。ぜひ日曜日もスタジアムへお越しください!

2014年8月21日

アキ、アジア大会へ

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担当:大重正人

今日の17時30分、U-21日本代表の発表がありました。来月開幕するアジア競技大会の日本代表に、レイソルから秋野央樹選手が選出されました。先日11日から13日までの代表候補キャンプの競争を勝ち抜いて、まずはそのスタートラインに立つことができました。「小さいころから何十回と代表のユニフォームを着てきたけど、何回来てもいいものだし、何度でも着たい。そういう機会をもらえて、本当に嬉しいです」とまず第一声。

さらに「この前のキャンプでは手倉森監督から、自分のところで落ち着かせて、左右への展開や縦パスを使い、攻撃へのスイッチを入れてほしいと言われています」と、その持ち味に対して大きな期待を受けているようです。4年前の広州大会では、レイソルから工藤選手が参加し、金メダルを持ち帰りました。「僕らは連覇を期待されていると思うので、代表としてしっかり戦わないといけない」。9月7日のナビスコカップ準々決勝を終えて代表へ。そして韓国・仁川で12日から行われる本大会に挑みます。どうぞご声援を!!

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そして本日、後半戦ポスターが完成し、日立台にも納品されました。前半戦と同様にブラックを基調とし、レイソルイエローのユニフォームを着た選手たちが明るく映えるようにデザインしました。選手は、近藤、鈴木、大谷、工藤、レアンドロ、高山、茨田、菅野、渡部選手と9人をピックアップし、新加入や初起用の選手も取り入れました。

もちろん「イエロー作戦」も実施します。サポーターの皆様にご協力いただいて、このポスターをホームタウンやそれぞれの街へ掲出し、レイソルをいっぱいアピールしてください。8月23日(土)から、KAMO柏店、ゼビオモラージュ店、ゼビオかしわ沼南WOOWCITY店、かしわインフォーメーションセンター、柏市民活動センターの5か所で配布いたします。昨日は延長PKの末、天皇杯制覇への道は絶たれてしまいましたが、まだリーグ戦とナビスコカップは残っています。9月からのさらなる上昇へ向けて、サポーター皆様へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012776.html

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2014年8月21日

2時間54分35秒の戦い

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担当:河原 正明

 天皇杯3回戦、ジェフ千葉との一戦。2010シーズン以来の日立台決戦は4年前と同じく追いかけ追いつつの"ダービーマッチ"らしい展開になりました。日曜日のアウェイ熊本戦から中2日で日立台に乗り込んできたジェフも、今度は中2日でアウェイ名古屋戦が控えるレイソルも前節からメンバーが数名変更されました。
 昼間の猛暑が残した熱が夜になっても冷めず、キックオフ時の気温は29.5度。厳しいコンディションで、譲れない戦いが始まりました。90分を終えて0-0のスコアレスドローで延長戦に突入します。

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 一進一退の試合展開。両チームとも暑さと疲労で思うようにボールが足につかずにミスとなるシーンが目立ってきました。耐えに耐えていた守備陣でしたが、延長後半3分に先制を許します。沸き立つ相手サポーター。反撃するしか生き残る術がないレイソルはここから反攻に転じます。
 疲れの見える相手から延長後半だけで5度のフリーキックのチャンスを奪うと、4度目に結実。太田選手のフリーキックのこぼれを木村選手が蹴りこみ、さらにはね返りを渡部選手が頭で狙うもクリア、そこに橋本選手が右足でダイレクトに蹴り返して同点に追いつきます。残り時間3分で決着をつけるべくさらに応援のボルテージも上がりますが1-1でタイムアップ。

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 PK戦はいままで経験したことのない、なんとGK含めて両チーム13人ずつ蹴る長期戦に。しかし、レイソルは2人が失敗。手に汗握る戦いもジェフにアップセットを許してしまいました。天皇杯でPK戦での敗退は2011年4回戦で名古屋戦以来。そして3回戦での敗退は2009年以来となりました。

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 試合後に配布される公式記録、下段には14人目までのPK戦用の枠が用意されていますが、レイソルは11人連続で成功しています。なかなかこういう記録は見かけないと思います。
 ネルシーニョ監督も「PK戦で両チームのキッカーの質が良かったからこういう結果に。レベルが高い駆け引きがあった。結果は運もあるけど実力。ただ失点後も追いつき、最後まで戦う姿勢を前面に出していたことは評価したい」と述べました。その一方、キッカーの一番手だった大谷選手はミックスゾーンでの取材で「自分が一本目を外したから負けました」と口びるを噛んで無念さ、やりきれなさをにじませていましたが、誰もキャプテンを責める人はいないでしょう。
 公式記録に書かれた試合所要時間は「2時間54分35秒」クラブ史上最長の一戦です。最後まで応援いただきましたサポーターの皆様、ありがとうございました。

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 トップチームだけでなく、アカデミーもPK戦で大会敗退となりました。北海道・帯広で開催の「全日本クラブユース選手権」レイソルU-15は栃木SCジュニアユースに1-1からのPK戦で惜敗しました。今日はレイソルにはPK戦の運がなかった日だったようです。

 トップチームは明日リカバリートレーニングを行います。本日の試合に出場した選手のファンサービスはございません。また、明後日金曜日は非公開練習となります。何卒ご了承ください。すぐに名古屋戦が続きますが、リーグ戦連勝に向けてコンディション回復に努めて厳しい連戦に挑みます。引き続き応援よろしくお願いいたします。

2014年8月19日

ダービー前夜

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担当:大重正人

まず、ヤマザキナビスコカップ準々決勝の第2戦、マリノス戦において、ホームタウン8市(柏市・松戸市・我孫子市・流山市・野田市・鎌ヶ谷市・白井市・印西市)の小学校に通う小学生300名様をご招待いたします(同伴の保護者の方は有料となります)。ぜひ観戦したいという方は、下記概要をよくお読みの上、8月26日(火)必着にて往復はがきにてご応募ください。まだ応募が多くないようですので、多くのお葉書、ご参加をお待ちしております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012743.html

そしてナビスコカップの件でもう一つ。マリノスとの対戦を勝ち抜くと、準決勝は「広島vs浦和」の勝者と対戦しますが、広島との対戦となった場合は、組み合わせ抽選会時の発表と異なり、10月9日(木)第1戦がアウェイ、10月12日(日)第2戦がホームと、入れ替わることになりました。ご観戦の予定の方は、どうぞご注意ください。

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青色しかない。今日もすばらしい夏空が広がっていました。工藤選手にとっての第2の「聖地」甲子園では毎日高校球児たちによる熱戦が続いています。レイソル所属選手の母校も勝ち上がっています。今日は渡部選手の母校、山形中央高校が延長戦を制し、ベスト16進出を決めました。「今日もずっと見てました!後輩たちにチカラもらいましたよ!」と先輩として誇らしい様子のナベでした。鈴木選手の星稜高校も同じく3回戦進出です。

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日立台ではホーム2連戦で行われる天皇杯3回戦を前に、2タッチゲームなどで最終調整が行われました。8月に入り、このところ攻守がかみ合っての3勝1分。自然と選手たちの表情も太陽のように晴れやかで、笑顔がはじけます。ナイスゴールを連発したマスとモンチャンのハイタッチです。

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ジェフとの公式戦での千葉ダービーは、2010年以来4年ぶり。同じ千葉県にホームタウンを構える両チームの対戦、大いに盛り上げて、すばらしいサッカーを千葉県の皆さんにお見せしないといけません。
「ヤマ、ヒョウさん、ヤザワ(山中選手、兵働選手、谷澤選手)。レイソルで一緒だったみんなとやれるのは本当に楽しみですよ。でも仕事をやらせないようにしないといけないですね」(大谷選手)
「ユース時代からジェフと戦ってきた僕たちにとっては、この対戦はやっぱり意識するものがあります。リーグ戦やちばぎんとはまた違った雰囲気の中でやれるのが楽しみです」(工藤選手)

天皇杯の試合運営は、日本サッカー協会の方針により、普段のJリーグのホーム&アウェーの試合運営とは異なり、「公平性・中立性」を重視しておこないます。ジェフを応援する皆さんでバックスタンド席をお持ちの方は、ビジターゲートから入場し、ゴール裏を通って、バックスタンドで応援されます。もちろんレイソルサポーターも多く詰めかけるでしょうし、互いにフェアな応援で試合を盛り上げ、円滑で安全な試合運営ができるよう、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012746.html

2014年8月18日

陽と陽

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担当:河原 正明

 世間はお盆明けで今日から仕事、という方も多いのではないでしょうか。サッカー界、とりわけアカデミー世代は夏休みは大きな大会が連日行われており、休みはありません。
 U-12は8/9まで行われた全少に続き、昨日まで横浜で開催の「マリノスカップ」に出場していました。結果は決勝で0-1でレジスタFCに敗戦。2大会連続の準優勝となりました。決勝の相手は先の全少準決勝で破った相手。8人制と11人制大会の違いはありますが、リベンジをされてしまった格好です。
 しかし、すぐに来週には次の大きな大会が待っています。昨年に引き続き「U-12 ジュニアサッカー ワールドチャレンジ2014」に出場します。今年もFCバルセロナ(スペイン)やACミラン(イタリア)などが来日します。昨年は惜しくもベスト4で敗退しただけに、今年こそ、今度こそ頂点目指して頑張れU-12!
 またU-15が参加しています「U-15全国クラブユース選手権」も明日から決勝トーナメントです。まずはベスト16入りをかけて明日10時からS.T.FC(東京)と対戦します。結果はアカデミーtwitterやブログでご確認ください。

 トップチームは今日と明日は千葉戦に向けての調整となります。大会登録の関係で残念ながらドゥドゥ選手とエドゥアルド選手は3回戦までは出場できません。その2選手はその分メディア対応で頑張ってもらいました。
 柏レイソル応援マガジン"Tiki-taka"による二人同時のインタビューです。内容は本誌をご覧いただくとして、初めてのロングインタビューを通じて二人の性格の違いや、似ているところを改めて知ることができました。

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(神戸戦の写真をプレゼントされて大喜びでした)


 ドゥドゥ選手はブラジル人=いつも陽気で楽しい、サンバが好き、というステレオタイプな印象にそう違わないかもしれません。そのノリの良さは即ち「周りの人を楽しくしよう」という心遣いだからでしょう。ちなみにロッカールームでもにぎやかで、若手選手たちもいじったりいじられたりとコミュニケーションを取っているようです。
 プロ生活も長いのですが、初の異国でのプレー。「日本での生活は99%満足しています」。ただ今は愛するご家族(奥様とお子さん)と離れての生活だけに「家族が日本に来たら100%になるね」。

 そしてエドゥアルド選手。神戸戦の試合後にはヒーローインタビューにとTV取材3件に囲み取材も受けました。母国からもたくさんのお祝いがあったそうで「まだメールの返事が終わっていない(苦笑)」そうですが、改めて活躍できたことは「これまで日本で2チームでプレーしてきたことが活きている」鳥取、栃木での生活、日本サッカーを経験していたからこその早い順応だったと振り返りました。
エドゥアルド選手の口調は穏やかで、丁寧に慎重に1の質問に対して3の割合で答えてくれます。なんとなくジョルジワグネル選手のインタビューと雰囲気が似ている感じでした。
 その控えめな性格ゆえに、神戸戦のインタビュー後に再びゴール裏に呼ばれての「ダンス」は「ちょっとビックリした...」と実は戸惑っていたようです。「それはこの人の役割ですよ!」と振られたドゥドゥ選手は「ああ、あれね!」とすぐに振り付きで踊ってくれます(笑)。

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「(自分のダンスも)YouTubeで覚えて、みんなともっと踊れるように頑張ります!」だそうです。日立台でゴールを決めた時は披露してくれるそうですよ。次はドゥドゥ選手とのダンスを楽しみに!

2014年8月17日

次はダービーマッチ

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担当:大重正人

昨日の快勝から13時間後、午前10時すぎから早くもトレーニングが再開しました。次は天皇杯の3回戦、ジェフ千葉とのダービーマッチです。春の恒例「ちばぎんカップ」では毎年顔を合わせる両チームですが、公式戦での対戦は2010年以来。J1、J2、ナビスコの対戦38試合の成績は、13勝12分13敗とまったくの互角です。関塚監督に代わってから前節まで無敗、レイソルから期限付き移籍中の山中選手が在籍し、兵働選手や谷澤選手、山口選手などJ1で実績を残してきた経験豊富な選手が多く、難しい試合になるのは間違いないでしょう。チケット販売、入場方法などのお知らせはこちらからご確認ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012746.html

今日のトレーニングは、桜模様の天皇杯仕様ボールに切り替わっています。写真の菅野選手、齋藤通訳が蹴ったボールを横たわってキャッチし、すぐさま起き上がって反転。ポールにゴム紐をしばりつけた狭い空間へ飛び込み、アレックスコーチからのボールを弾きだします。低い態勢のまま、すばやく次のプレーへ移るトレーニングでしょうか。

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実際のゲーム中にも、一度シュートを弾いた後、さらに詰められるボールにアタックする菅野選手を見ることがあります。その身のこなしや反応スピード、本当にスゲの敏捷性はリーグ屈指だと思います。昨日は新日本代表のリカルドGKコーチが視察に来ていました。ぜひ、その眼にも留まってほしいと思います。そして昨日の勝利、ブラジル人コンビのゴールも素晴らしかったですが、最終ラインでJ1屈指のヴィッセルの攻撃を跳ね返し続けたスゲたちディフェンス陣の奮闘も称えられるべき。ネルシーニョ監督も「まず守備面が目立ったと思います」と称えた力強いプレーの連続でしたね。

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北海道では、U-15チームの全国大会が開幕しています。クラブユース選手権、4チームによる1次ラウンドのリーグ戦。レイソルは1勝1敗で迎えた今日午前の3戦目、アビスパ福岡と0-0で引き分け、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めました。ただ今回から出場クラブが増えて、まだベスト32。優勝まではまだ5試合を勝ち抜かなければいけません。今回の中心である3年生たちは、3年前のU-12全国制覇メンバー。この3年の成長をタイトル獲得という形で示し、U-18昇格へとつなげられるか。明日は休息日で、火曜日からトーナメントが始まります。彼らへのご声援もどうぞよろしくお願いします!
http://www.jfa.jp/match/club_youth_u15_2014/schedule_result/

2014年8月16日

新しい風

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担当:大重正人

今年3月、名古屋に敗れて以来、以降今日まで13試合、9勝4分とこの日立台では負けがありません。今日もウォームアップからキックオフ前での応援を見ていると、柏熱地帯もメインスタンドもバックスタンドも、すばらしい一体感で歌声が続いていました。今日も必ずいい試合ができる。そんな予感がしました。レイソルの選手たちにとってはたいへん心強い我が家で、また相手の選手やサポーターにとっては大変な圧力を感じる敵地。それが今年の日立台です。

菅野選手はJ1通算200試合出場のセレモニー、そして鈴木選手は今日が100試合出場の記念日を飾ることができました。近藤選手はあと2試合でJ1通算200試合出場になります!
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戦前からネルシーニョ監督が「相手は前から激しく来る。そのパワー勝負で負けてはいけない」と話していましたが、今日の選手たちはその言葉どおりのプレーを最初から最後までやり続けました。相手を上回るアプローチの速さ、球際の激しさ、走力。だからこそいい守備からのレアンドロ選手の先制ゴールが生まれました。

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そして、驚かれたことでしょう、エドゥアルド選手の先発起用。火曜日にチームに加わったばかりですが、今週のトレーニングを観察し、「その中で非常にチームに馴染んでくれたので、起用しようと決めました」というネルシーニョ監督の決断に、見事に応えてくれました。エドゥーは「周りのみんながポルトガル語など、自分にもわかる言葉で声をかけてくれる。とても助けられています」とチームメイトへの感謝を述べました。

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一足先にレイソルに来たドゥドゥもその陽気すぎる(笑)朗らかな性格でチームになじんでいます。先輩のレアンドロ選手は「先輩としてできることがあれば、いろいろアドバイスしてるよ。一番大切なのは日本の生活や日本の人をリスペクトすること。2人は間違いなくレイソルの助けになってくれると思うよ」。


※一部機種では動画再生されない場合もあります

その中で、エドゥーのゴールを入れ替わり立ち代わり、自分のように喜ぶ日本人選手たちの姿がありました。中断明け、少しらしさを失っていたレイソルでしたが、一つの勝利をきっかけに自信を取り戻し、新しい仲間を加えて、また強さが戻ってきました。一喜一憂してはいけませんが、順位は一気に9位から6位に上がりました。この順位をキープし、さらに上を目指さなければいけません。そしてこのホームの強さを、水曜の天皇杯千葉ダービーで続け、ホームで敗れたグランパスにアウェイで一矢報いたいところです。今日も強い雨のなか日立台に駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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2014年8月15日

明日は神戸2連戦!

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担当:河原 正明

 昨日から静岡県内で始まった「SBSカップ 国際ユースサッカー大会」。中村選手と中谷選手がU-19日本代表として参加しています。初戦のU-19コロンビア戦に両選手はフル出場をしましたが結果は0-1で敗戦。JFAのマッチレポート http://www.jfa.jp/news/00001717/ には両選手のコメントと中谷選手はプレー写真が掲載されていますのでご覧ください。今夜も静岡ユース選抜チームとの試合は中村選手は出場せず、中谷選手は後半に交代出場しました。結果は1-1の同点、PK戦で日本代表が勝利しました。残り1試合ですが両選手の活躍にも注目してください! 

 今日からアカデミーでも大きな大会が始まりました。「U-15全国クラブユース選手権」が北海道・帯広で全48チームが参加して開催されます。レイソルU-15はアビスパ福岡、愛媛FC、そしてヴィッセル神戸と予選グループが同組です。今日行われた愛媛FC戦は6-0で大勝、幸先の良いスタートとなりました。3年前の全少得点王の中村選手が4得点でした。そして明日朝10時からトップチームに先がけてヴィッセル神戸との試合が行われます。カテゴリーは違えど朝と夜にヴィッセルとの負けられない試合が続きます。神戸アカデミーはU-18が昨季プレミアWEST王者、今季U-15も神戸、伊丹の両チームが今大会の代表になるなど実力はあります。上位での予選突破に向けて楽しみな一戦です。

 トップチームはそのヴィッセル戦に向けて軽めの調整を行いました。今日もお盆休みということもあり、特にたくさんの親子連れのサポーターの方が練習場に訪れてくださいました。練習終わりの選手たちも、笑顔でファンサービスに応じていました。
 試合に向けてネルシーニョ監督は「ヴィッセルは守備も堅く、攻撃では前線のスピードあるアタッカー陣がいて、攻守の切り替えが速かったことが印象に残っています」。前回対戦時も先制したものの、マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオのブラジル人トリオの素早い仕掛けから同点に追いつかれました。ヴィッセルは前節アディショナルタイムに得点、劇的な勝利を飾り勢いに乗っているでしょう。指揮官は「(マリノス戦同様に)相手は立ち上がりから仕掛けてくるだろうが、力比べで負けてはいけない」と試合の立ち上がり受身にならぬようにと強調していました。

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 昨日の広報日記でもお知らせしましたが、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン チャリティマッチ」が実施されます。来場者へのプレゼント企画もございます。先着で配布されます「セーブ・ザ・チルドレン」の資料請求はがきに抽選番号がナンバリングされています。抽選で100名様にリボンマグネットがプレゼントされます。当選者はハーフタイムに発表となります。試合終了後の引換となりますのでなくされない様にお持ちください。そしてご興味のある方はぜひ資料請求をしてください。また併せてSCJへの募金活動も行われます。こちらへもご協力をよろしくお願いいたします。

 また独立行政法人日本スポーツセンターのご協力により『SAYONARA国立競技場ハンドタオル』を来場先着4000名様にプレゼントがあります。レイソルは1995年のJリーグ昇格以来ほぼ毎年2試合程度を国立競技場でJリーグ戦の主催試合を行ってきました。今季からは改装前に使用はできませんでしたが、今までのご縁もあり、今回ご提供いただいたものです。
レイソルにとって最後の国立での試合は昨年11月2日のナビスコカップ決勝戦となりました。勝利、しかも優勝で締めくくれたことを良き思い出です。ファン、サポーターの方には貴重な品になりますね。なおKASHIWA CIVIC PRIDE GATEのみの配布となりますのでご留意ください。

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 ちなみに告知協力してくれたエドゥアルド選手は「コクリツ?知らないです」。果たして明日、新加入のドゥドゥ選手、エドゥアルド選手の日立台デビューはあるでしょうか?
 日中は真夏日、気温は33度の予報です。暑さ対策を十分にして、ぜひスタジアムにお越しください!ご声援よろしくお願いいたします!!

2014年8月14日

代表へ!

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担当:大重正人

秋野央樹選手が、福岡から柏へ帰ってきました。月曜から水曜日まで、U-21日本代表トレーニングキャンプに参加していました。元ベガルタの手倉森監督が率い、2016年のリオ五輪をめざすチームです。主なメンバーは、先日のフロンターレ戦でも活躍していた大島僚太選手、新潟のストライカー鈴木武蔵選手、広島のレフティーFW野津田岳人選手たち。またレイソルからジェフへ期限付き移籍中の山中亮輔選手も選出されています。日本サッカー協会のキャンプレポートでは、ヤマの写真が大きくメインで掲載されていますね!!
http://www.jfa.jp/news/00001705/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

今朝のスポーツ各紙でも、アビスパとのトレーニングマッチが大きく取り扱われていました。「トレーニングではずっとBチームだったんで、2本目かなと思ってたんですが、、、」とのことでしたが、アキは1本目の主力組の先発に選ばれ、最初は4-3-3のアンカーボランチ、前半途中からは4-2-3-1で大島選手とダブルボランチを組んだそうです。チーム2点目の岩波選手のヘディングをアシストするなどアピールを果たし、前半45分でメンバーチェンジとなりました。

「対応力を試す(手倉森監督)」とのことで、前後半合わせて6回もシステムが変わったそうですが、アキは現在レイソルで左のセンターバックを務め、また本職のボランチ、また左サイドでもプレーできるマルチプレイヤーですし、監督のいろんな戦術に応えられるのも大きなポイントかもしれません。「短いキャンプで難しさはありますが、代表やJ3でも一緒の選手が多いので。このまま何とか代表に生き残って、アジア大会に出たいです!」

今回25人の選手が選ばれましたが、ここから次のステージへ行けるのは20人。9月上旬にアジア大会メンバーが発表され、9月12日から10月3日まで韓国・仁川で行われる、アジア大会への切符を争います。アキはU-19代表にてアジアでの本大会を前にメンバーから漏れたこともあり、代表への思いもひときわ強いでしょう。ただそのためには、まずJリーグでしっかり出場し、活躍することが一番の近道。ここからのリーグ戦、天皇杯でどんなプレーを見せてくれるか、楽しみにしたいと思います。

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さらにU-19日本代表の、中村選手&中谷選手は、今日開幕のSBS国際サッカーに出場中。初戦のコロンビア代表戦に2人とも先発です。またその2人の活躍もお伝えできればと思います!

来る土曜日、ヴィッセル神戸を迎えてのホームゲームの準備も進んでいます。レイソルが2012年から社会貢献活動の一環として、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」の支援活動を行っています。SCJは子どもたちの教育支援を行うNGO団体で、レイソルが2012年から毎年300万円を支援金として送り、ベトナムの学校建設など教育事業に活用いただいています。2013年の活動報告はこちらから。
/club/environment/sc2013.php

また今季途中からはトップチームのユニフォーム背中部分、背番号の下の位置にもロゴを掲出しています!
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今回のチャリティマッチでは、皆様にお買い求めいただいたチケットの収入の一部をSCJに寄付いたします。また当チャリティマッチを記念して作られたSCJとレイソルのロゴ入りリボンマグネットが100名様に当たる抽選券を先着5,000名様に配布します。そのマグネットはこちらです!

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実は中央、レイくんの顔が描かれているハート形の部分が、セパレートできるようになっています!大変かわいらしいデザインですし、なかなか人前に目立つところに貼るのは難しいかもしれませんが、幸運にも当選された方は、ぜひSCJの周知・啓発活動にもぜひご協力いただければと思います。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012749.html

2014年8月13日

若きチャレンジャー

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担当:河原 正明

 先日加入したエドゥアルド選手、練習後にメディア向けの加入会見を行いました。まずは「レイソルの試合はテレビで見ていました。とても強いチームだとわかっていたので、そのチームに来れてすごく光栄に思います」と挨拶。そして「自分のストロングポイントは身長を生かしたクリアだったり、クロスボールの対応です」とアピールをしていました。
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 その言葉通りに、今日の練習でも近藤選手とコンビを組み、身長を生かしたヘディングを武器に正確なクロスボールへの対応を見せていました。レイソルでCBで試合出場するには近藤、増嶋、渡部、鈴木、そして秋野選手と高い壁が待っています。「競争があること、DF陣には経験ある選手も多いことは理解している。そういう選手と一緒にプレーできるのは若い自分にとって覚えることも多い。その中で他の選手にない特長を出して試合に出場したい」とチャレンジすることに自信を持って答えていました。

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 左足がきき足というのも特長です。足元のボール扱いも大変器用に見えました。レイソルでは橋本選手、秋野選手とレフティーのDF陣がいますが、また一人加わったことで「どのような化学反応が生じるのかも楽しみですね。

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 そしてユニフォームを着用。背番号は24番に決まりました。理由は「空いていた番号で一番気に入った番号です。実は24はブラジルではあまり男性が選ばない番号です。だから少し(仲間に)冷やかされた」そうですが、「プロ選手としてユニフォームを着ることは、自分の家族や友人も叶わなかった。こうして海外、日本でサッカーが出来ることは幸せです」。日本では早くも3チーム目。結果を出してきたゆえのステップアップだとしみじみ話していたのが印象的でした。
 なお、会見の模様を公式Facebookにアップしています。ぜひチェックしてみてください。ドゥドゥ選手に続いてピッチでプレーする姿を見るのが楽しみな選手がまた一人増えました。
 お盆休みということもあり、多くのサポーターの方が練習場に訪れていましたが、やはり新加入の2選手への注目が高かったです。2人とも快くファンサービスに応じていました。今後も皆さんの応援をよろしくお願いします!

 最後に、9月7日(日)夜に行われますJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝 第2戦 横浜F・マリノス戦(19:00 日立柏サッカー場)にホームタウン8市の小学生300名を抽選でご招待いたします。詳しくは公式サイトをご確認ください。残念ながらホームタウン8市のみが対象ですが、この機会にベスト4入りをかけた戦いをぜひご覧ください!

2014年8月12日

エドゥアルド加入!

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担当:大重正人

8月15日の移籍期限を前に、もう一人新しいブラジル人選手が加入しました。栃木SCで活躍していたDFドゥドゥ選手です。先週加入したFWドゥドゥ選手と同じ登録名だったため、「エドゥアルド選手」として、レイソルのメンバーに加わりました。昨年はJ2の鳥取に在籍し、今季はここまで栃木へ。 2月に行われた栃木vs柏のプレシーズンマッチではレイソルと対戦した経験もあります。

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187cmと抜群の高さは渡部選手と匹敵するレイソル屈指の高さとなります。またたいへん端正なマスクで、多くの方から人気を集めそうな21歳の若者です。栃木SCでの日曜日のリーグ戦に出場し、今日の午前中に日立台へ来て、メディカルチェック。疲れも見せず、午後のトレーニングにさっそく合流しました。レアンドロ選手も一気に祖国の同胞が2人も増えて、楽しげに会話していました。ドゥドゥ選手とエドゥアルド選手、レイソルに新しい風を吹かせてくれるか、注目と期待をどうぞお寄せください!明日、メディア対応を行いますので、また彼の肉声をお届けできると思いますので、どうぞお楽しみに!!

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2014年8月11日

次のステージへ

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担当:河原 正明

 リーグ戦、スルガ銀行杯の3連戦を終えて、3週間ぶりの中6日で次の試合のスケジュールになります。しかし、週末の神戸戦の翌週は水曜日に天皇杯3回戦・ジェフ千葉もあるので、再び3連戦となります。それでも移動がなくホームスタジアムで続けて戦えるというのはアドバンテージではあります。
 オフ明けの今日、菅野選手、秋野選手を除く横浜戦の先発組は連休となりました。3試合連続先発している疲労も考慮してのこと。なお、秋野選手は今日から福岡県で開催のU-21代表合宿に参加しています。また、中村選手と中谷選手もU-19日本代表に参加、合宿のあと「SBSカップ」に出場します。今回は静岡選抜、海外から韓国代表、そして先のワールドカップで旋風を巻き起こしたコロンビア代表と対戦します。
 中谷選手はJ3リーグのU-22選抜から直接合流、秋野選手も昨日移動しているはずですから、実際には丸一日のオフはなしのハードスケジュールですが「疲れよりも今は試合に出られることが楽しい」(秋野選手)とマリノス戦後に話していたように、試合出場にハングリーな若手選手たちですので心配はいりませんね。
 
 さて、本日ハン・グギョン選手のカタールSC(カタール)への移籍を発表しました。現役韓国代表選手としてワールドカップに出場して、レイソルでプレーした5人目の選手でした。今季湘南から加入し、鋭いアタックで「ボールを狩る」守備が印象的でした。4月末に試合で負傷、一進一退の回復でその後はなかなか試合に出場することなく5月中旬にはワールドカップ出場のため母国に帰国。ブラジルから帰国後は天皇杯やリーグ戦に出場していましたが、7月23日のアウェイ広島戦に交代出場したのがレイソルでのラストゲームとなりました。
 これで韓国籍選手はキム・チャンス選手一人となってしまいました。二人揃ってスタメン出場は数少なかったですが、7月19日の大雨の仙台戦が最後となりました。「半年しか一緒にプレーなかったけど、同じチームに同胞の選手がいたのは良い時間でした。サッカーの世界では移籍はいつ起きてもおかしくないもの。グギョンには向こうでもケガなく活躍して欲しい」とエールを贈っていました。兄貴分として公私に面倒を見ていたチャンス選手だけに、突然の移籍へ理解は示すも表情は少し寂しそうでしたね。短期間の在籍となりましたが、新天地での活躍を祈っています。

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2014年8月10日

連戦

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担当:河原 正明

 早朝に柏を出発し向かった先は静岡県沼津市。Uー12が出場している全日本少年サッカー大会決勝に行って来ました。試合の模様は公式サイト内の「フォトギャラリー」に写真をアップしていますのでぜひご覧ください。

 今大会参加チーム中最多、15回目の出場のレイソル。ここ4年で出場した3回全てで決勝進出を果たしています。狙うは優勝という思いを強く抱いて向かったピッチ。相手はセレッソ大阪U-12。決勝トーナメントを無失点で勝ち上がった得点力と守備力を備えたチームです。前半から互いにチャンスを作るも得点はならず。特に両チーム のGKが何度も好セーブを見せて試合を盛り上げます。後半、先制したのはレイソル。相手のミスを突いたFW中島舜選手(小6)が豪快に蹴り込んで先制します。一目散にベンチへ駆け寄り控え選手たちと輪になって喜びます。

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 しかし、その直後 のワンプレーで相手に最終ラインを突破されてしまい、同点に追いつかれてしまいます。一進一退の攻防が続くもあっという間に前後半も40分が終了。1ー1の延長戦でも決着がつかずにPK戦に。PK戦は相手GKに2本止められてしまい、1ー2で敗れ、4度目の大会制覇はなりませんでした。
 試合後泣きじゃくる選手たちに「顔をあげよう」と渡辺毅監督が呼びかけ表彰式へ。レイソルは敢闘賞、モスト・インプレッシブ・チーム賞を受賞。さらに「GKとして、守備だけでなく攻撃にも効果的にかかわった選手」に贈られるゴールデングローブ&ブーツ賞をGK佐々木雅士(小6)選手が受賞しました。

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 渡辺監督は大会を振り返り「優勝できなかったが、悔しいよりも楽しかった。決勝でセレッソのようなスタイルのチームと試合が出来るを楽しみにしていた。選手たちは今日でサッカーが終わるわけではない。来週も大会があるし、月末にはバルサなどの海外チームが来る大会がある。何よりも選手たちの目標はここではないので、先を見続けていきたい」と話していましたが、今大会のモスト・インプレッシブ・チーム賞はレイソルのサッカーが「日本の将来の理想像」と日本サッカー協会に評価されたものでもあります。敗れはしましたが、堂々のスタイルを披露したレイソルU-12に大きな拍手をいただきました。
 夏の風物詩とも言える大会ですが今回で夏開催は最後。次回からは12月開催となります。今日応援に駆けつけた5年生たちも先輩たちの頑張りを目に焼き付けたはず。次こそ優勝旗を取りに行こう!

 午後には新横浜に移動し、トップチームのリーグ戦へ。中2日とタイトな日程で乗り込んだ日産スタジアム。幸いにも試合中は雨も降らず。連勝を見ようと多くのサポーターが応援に駆けつけてくれました。

 しかし、今日のイレブンは立ち上がりからピリっとしませんでした。「あれがもったいなさすぎた」と多くの選手も話していましたが、ホームで勝利を高いモチベーションと前線からの鋭いプレスで襲い掛かるホームチームのプレッシャーを受け続けてしまいます。20分過ぎに先制を許すと、3分後にも追加点を許し「自分たちで試合を難しくしてしまった」(ネルシーニョ監督)苦しい展開でしたが、ひとつのセットプレーで息を吹き返します。 
 32分、秋野選手が蹴ったコーナーキックが鈴木選手の頭にドンピシャで合って1点を返すことに成功。3試合連続先発した秋野選手も監督の起用に応えてJ1で初アシストを決めます。

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 「あれで大分落ち着いたと思う」(鈴木選手)「いける、という雰囲気になった」(増嶋選手)と試合の挽回のきっかけとなりました。
もちろん指揮官の修正もぬかりありません。後半開始に渡部選手を投入、守備固めとセットプレーでの得点率を上げます。さらに続けて小林選手に太田選手を投入すると、今度はパスのテンポもあがり、ボールがスムーズに前線へ供給されます。そうして迎えた71分、今度は太田選手のコーナーキックを高いジャンプで飛び込んだ増嶋選手が叩き込んで同点に。さらに押せ押せのムードになった直後に工藤選手のスライディングシュートがポストを叩くなど惜しいシーンもありましたが、追加点は奪えず。2点ビハインドから追いついての引き分けとなりました。

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 監督は「交代起用した選手が特長を出してくれたことは間違いないが、後半になって選手たちが気持ちを前面に出してくれた。それがなければ追いつかなかっただろうし、前半から出来ていれば違う結果にはなったかもしれない」と反省と手応えを強調していました。
 これで少し小さなジンクス「スルガ銀行チャンピオンシップを戦ったチームは次戦で全敗中」をドローでクリアしました。マリノス戦のリーグ戦負け無しも10試合に延びましたが、すぐ一ヶ月後にはナビスコカップ準々決勝で再戦します。互いに次こそは、という思いが強くぶつかる試合となることでしょう。

 最後に、今日の試合で菅野孝憲選手がJ1通算200試合を達成しました。横浜FC、そしてレイソルで積み上げたリーグ戦はJ1J2合計で387試合。さらに、カップ戦、ACLなど全ての公式戦出場数を合算すると471試合。レイソルに限っては272試合となります。プロ12年で5個のタイトル獲得と2度の悔しい降格に2度の昇格を経験している苦労人、しかし大きなケガも少なく12年に渡ってレギュラーでい続けることは簡単なことではありません。が彼なら平然と500試合、600試合と記録を伸ばしていくような気がしてなりません。次のホーム・神戸戦では勝利でお祝いをしましょう!

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2014年8月 8日

明日もタイトルマッチ

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担当:大重正人

スルガ銀行チャンピオンシップ制覇のニュースは世界の各所に届いているようです。元チームメイト、大津祐樹選手や田中順也選手から大谷キャプテンへ向けてツイッターのメッセージがありましたね。またLINEでは、南米に渡った澤昌克選手からも「こっちでも見れたよ。生放送で。おめでとー!」と祝福が届きました。遠く離れていてもレイソルのことを思ってくれている仲間へ、すばらしい活躍の報を届けることができました。

「この連勝の勢いをリーグ戦につなげたい」。工藤選手の言葉は、マリノス戦へ向かうチームの総意でもあります。今週月曜日にナビスコカップ準々決勝での対戦が決まったマリノス、その前にまずはリーグ戦で激突します。レイソルのストロングポイントであるサイドアタック、J有数のサイドバックである小林祐三選手に対し、レイソルの左サイドがいかに戦うか非常に楽しみでしたが、残念ながら祐三選手は出場停止。ボランチの小椋選手も出場停止で、2人で入れ替わることは決まっています。レイソルの新加入、ドゥドゥ選手の出場登録も来週15日(金)の登録期限を目指すことになりましたので、デビューはお預けです。今日はサッカーダイジェストさんのコメント取材を受けました、週明けの発売号でも取り上げられる予定です。

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この2試合続けて先制点、3ゴールと絶好調の高山薫選手。湘南時代にレイソルも苦しめられた左サイドのアタックポジションに移り、チャンスメイクだけでなくゴールというすばらしい仕事を続けています。後半戦からスタメンを譲る試合が続き「空回りしていた」そうですが、この2試合のゴールで「すごく自信になった」と話します。「変に、やってやろう!と気負いすぎず、モチベーション高く、試合に臨めています」。彼の最大の持ち味はスピードと走力。この暑い暑い夏場こそ、カオルのストロングポイントが生きる季節かもしれません。もう、どうにも止まらない。そんなカオルのさらなる進撃を期待しましょう!

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そして、レイソルU-12の快進撃も続いています。本日行われた全日本少年サッカー大会の準決勝。埼玉代表レジスタFCとの試合は大熱戦になりました。0-0で迎えた後半、PK失敗に落ち込むことなく、鮮やかなカウンターのパス交換から中島選手、さらに自陣からの快足ドリブルで田村選手が2点目。セットプレーで1点は返されましたが、見事決勝進出を決めました。

レイソルが決勝進出するのは、1995年、1997年、1999年、2001年、2004年、2011年、2012年に続く8回目。そのうち95年、97年、11年と3度の優勝を果たしています。前々回の2012年は決勝で0-3と破れました。今の主力選手たちの2年先輩の分まで、築いてきたレイソルサッカーを存分に発揮し、トップチームのスルチャンに続く優勝カップリフトを期待しましょう!

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対戦相手はセレッソ大阪。レイソルと同じくアカデミー育成に力を入れているクラブで、初の決勝進出です。準決勝のハイライトをテレビで見ましたが、ファイナリストにふさわしいすばらしい選手がいっぱいでした。おそらくU-12でもエースナンバーなのでしょう、8番の川上キャプテン。そして長身FW23番の吉田有志選手のドリブルシュートは敵ながら拍手を送りたくなるすばらしいゴールでした。大変にレベルの高い相手との大一番、好ゲームは必至でしょう。

明日午前10時30分から日本テレビ系列でディレイ中継があります。実況は、山本紘之アナウンサーが担当されます。レイソルアカデミー出身で太田選手や輪湖選手の1年先輩、工藤選手の2年先輩にあたります。もちろん両者公平な実況になるでしょうが、レイソルから巣立った選手がこうして別の立場で関わってくれること、この上なく嬉しいことです。サポーターの皆さんもマリノス戦の前に、ぜひ現地の愛鷹競技場へ熱い応援をお送りください!!

2014年8月 7日

次の戦いへ

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担当:河原 正明

 熱く盛り上がった昨日の試合から一夜明けて日立台は落ち着きを取り戻しました。猛暑の熱波だけは昨日と変わらずにスタジアムを包んでいます。
 タイトルを取れてホッとしたのもつかの間、明日の午後には早くもマリノス戦に向けて横浜へ出発します。昨日の試合後に「(連戦で)消耗が激しい選手もいる。この2日間は回復することを優先したい」と大谷選手も話していましたが、相手は中6日とコンディションの差は多少ならずもあるはずです。試合出場メンバーはリカバリートレーニングで回復に努めました。
 練習後、スタッフが全員揃ってカップとともに記念撮影を。このスタッフとともに選手たちが今季残り3つのタイトルが取れるように、そしてまた日立台でサポーターの皆さんと喜び合えるように願うばかりです!


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 さて、トップチームだけでなく、アカデミーも夏の大会で頑張っています。今日の午前に行われた全日本少年サッカー大会 準々決勝で柏レイソルU-12がJFCフトゥーロと対戦。3-0の完封勝利で2年ぶりに準決勝進出を果たしました!3年ぶり4度目の優勝を目指しての戦いとなりますが、次の相手は埼玉県代表のレジスタFC。今年3月に行われた「コパ・プーマ・トレーロス」の決勝でも対戦しています。その時は1-0の辛勝、予選でも対戦していて1-1のドローと実力は伯仲しています。まずは明日の勝利に全精力を尽くして、頑張れレイソルU-12!
 なお、明日の試合は日本テレビ系列で夕方から録画放映されます。ぜひチェックして応援をよろしくお願いします!。

2014年8月 6日

タイトル獲得!

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担当:大重正人

スルガ銀行チャンピオンシップ、レイソル優勝しました!!まず多くの方々にご注目、応援をいただき、平日夜開催ということもあって、HPやモバイルにたいへん多くのアクセスをいただいたのですが、接続ができない不安定な状況が続き大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。

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最後の最後は「勝ちたい!」という思いや、負けられないという気迫がぶつかりあいました。クリーンな形では終われませんでしたが、これもサッカーという世界最大のスポーツの側面でしょう。ブラジル出身のネルシーニョ監督も「彼らは血の気が多くて気性も荒く、負けたくない状況になってくると余計にああいうところが出てくるとチームにも伝えていました」。その準備と心構えがレイソルの選手はできていた。「腕を使って止めにきたり、足を踏まれたり、日本よりもやっぱり激しかった。でも、覚悟していました」と今日のヒーローの一人、高山選手も語りました。

そして押され気味だった展開を、我慢強く、最後まで戦い続けることができたのは、やはり「ホーム日立台」のサポートと、アウェイチームに与える強烈なプレッシャーが効いていたのは間違いありません。フロンターレ戦とはまた違う達成感を選手たち、そしてサポーターみなさんも感じることができた勝利でした。

ラヌスは立ち上がりから、前線から激しくプレッシャーをかけてきました。ただシステムのマッチングや、優位性を見出して、修正が効いていました。攻守ともに前半途中からは五分五分の試合に持ち込むと、前半終了間際に栗澤選手のナイスカットから、レアンドロ→カオルのホットラインがまたも炸裂。「レアンドロが持つと、どんなボールでも出してくれそうな気がします。だから相手より一歩でも前に走ろうと」と、前半終了間際、右サイドから、レアンドロの右足アシスト、カオルの左足、とまるでフロンターレ戦とまったく同じシチュエーションから先制ゴールが生まれました。

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後半、シュートブロックでコースがそれて、不運な同点ゴールが決まった後。そこからも崩れず戦えたのは、川崎戦の勝利が大きかったのかもしれません。自信を失わず、我慢強く、連戦の疲労が見えていた中でも、選手たちはとてもタフに闘い続けました。工藤選手のPK獲得に至るまでの展開も、選手たちは相手よりも一歩でも前に進もうという気持ちがとても表れていました。

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2011年から3年続けて獲得してきたタイトル。J1、ゼロックス、天皇杯、ナビスコ。実はすべてアウェイスタジアムだったのですが、今回初めて、われらが日立台で大谷キャプテンが優勝カップを掲げました。本当に誇らしい、レイソルの史上に残る一日となりました。ラヌスサポーターが奏でる南米のリズムも新鮮でしたが、今日はレイソルイエロー一色のホームアドバンテージを作り出してくれたサポーター皆様、本当にありがとうございました。次はマリノス戦、リーグ戦での連勝を狙います!

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※PC、スマホではクリックすると大きいサイズが表示されます。

2014年8月 5日

5個目のタイトルへ

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担当:河原 正明

 明日は3連戦の2戦目、そして重要なタイトルマッチです。スルガ銀行チャンピオンシップ2014CHIBA。今日は試合前日恒例の会見と公式練習が日立柏サッカー場で行われました。レイソルは14時に会見スタート。ネルシーニョ監督と大谷キャプテンが登壇しました。

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 柏レイソルで4年連続のビッグタイトルを狙う指揮官は「今のレイソルは多くの経験を積んできたチーム。CWCや2年連続のACLで韓国、中国、タイやサウジアラビアなど特長のあるチームと戦ってきて、その中で実績を残してきた自信もあります。私たちのチームは明日のラヌスと戦う際に国内外での経験を生かしてくれる。球際などタフなプレー以外でもうちの選手はやってくれるはず」と選手たちに大きな信頼を置いています。

 一方、選手代表の大谷選手は「南米チームとの対戦について」記者の質問に「サントスと戦った2011年から3年、全員が国際試合の経験を積んできている。個人でも日本代表を経験した選手もいる、あの時より間違いなく経験値を高めてきているので明日は自信を持って臨みたい。アルゼンチンのチームは南米特有の力強さがあるチームの印象。ただし、自分たちの力を発揮できれば、結果を出せると思います。自分たちが優勝して得たこの試合。日本の代表としてしっかりとカップを持ち帰りたい」と堂々とタイトル宣言を掲げました。

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 相手のラヌスはギジェルモ・バロスケロット監督とキャプテンのDFマキシミリアーノ・ベラスケス選手が登壇しました。先月末に来日し、念入りに体調を整えてきたラヌス。「2日前から良く眠れるようになった。体調は万全」と戦える準備が整ったとばかりに、意気込みます。
 レイソルで注意しないといけないのは「やはりレアンドロ選手。しかし、それ以外にも両ウイングや中盤の選手にも注意が必要」とバロスケロット監督。ベラスケス選手は「前線の攻撃的な3選手だけでなく、セットプレーも上手いので90分間集中を切らせない」と警戒を強めていました。しかし「自分たちのサッカーをすればタイトルに近づく」とどちらも相譲らぬ格好の会見となりました。

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 夕方に練習を行ったレイソル。要注意人物と名指しされたレアンドロ選手ですが、意外なことに「アルゼンチンのチームと戦うのは初めて」だそう。「ACLと同じく、明日も立ち上がりはお互いに手探りで相手の様子を伺う戦いになるのでは」と多くの選手が昨年、一昨年と国際試合で磨いてきた試合経験を引き合いに展望について話していました。「それが面白いんだけど」と一発勝負の魅力を話す選手も。川崎戦で思い出したスタンダードを、忘れぬうちに再び戦えることは試合に向かう気持ちをさらに前向きなものにしているようです。いずれにしても「5つ目のタイトルを!」J1、ナビスコ、天皇杯にスーパーカップ。そしてスルガ杯。レイソルイレブンのモチベーションは高いです。

 おかげさまでチケットも売れ行き好調です。ホームゴール裏自由席、いわゆる柏熱地帯のチケットは売り切れました。その他のチケットも残数が少なくなっています。当日券もありますので、ぜひ明日は日立台にお集まりください。「柏から世界へ 第二章」をその眼でも届けようではありませんか!ご声援よろしくお願いいたします。

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2014年8月 4日

バラ、ナビスコ抽選の結果は!?

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担当:大重正人

今日は茨田選手と一緒に、お台場・フジテレビへ行ってきました。移動の車中「お台場新大陸」で多くの方々が夏休みを楽しんでいるさなか「休みがあったら、行ってみたいんですけどね~」なんてパパらしい言葉もあったバラですが、今日はチームを代表しての大役を務めました。ナビスコカップの組み合わせ抽選会です。

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ACL出場の4クラブ、予選を勝ち抜いた4クラブから、合わせて8選手が「すぽると」のスタジオに集結。(茨田選手、浦和・柏木選手、川崎・小林選手、横浜・伊藤選手、ガンバ・宇佐美選手、セレッソ・山口選手、神戸・森岡選手、広島・野津田選手)バラはディフェンディングチャンピオンの位置、もっとも上座の立ち位置へ。誇らしい限りですね!!他クラブの選手がユニフォームではなく、スーツ姿で一同に会するのはあまり機会がありませんから、それぞれのデザインの特徴が見えたのもとても新鮮でしたね。

村井チェアマンと、すぽると出演中の中村静香さんがドロアーとなり、ボール型のケースを順番に引き、呼ばれたクラブからトーナメントポジションが決まっていきました。大役を終え、収録の合間に談笑していたバラ。しかし緊張か、夏場のスーツ着用か、それともスタジオの照明の暑さか、ひとり汗だくなっていたところ。。。なんと、おととい対戦したばかりのフロンターレ、小林悠選手(下写真:右から3人目)が、そっと水色のハンカチを手渡してくれ、バラは感謝しきり。レッズの柏木選手は「ハンカチ王子やん」と突っ込むなど、試合当日とは一転して、終始なごやかなムードで無事に抽選会は終了しました。

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この結果は、本日24時10分からフジテレビ系列「すぽると」内で放送されますので、ぜひぜひご覧ください!!また明日5日の夕方には、9月以降のリーグ戦のキックオフ時刻が発表されますので、追ってお知らせいたします。

日立台へ戻ると、夕方から非公開練習。スタジアムは、スポンサー看板がグレーシートで覆われて、「国際大会仕様」に変貌。スルチャンへの準備が粛々と進んでいます。特別協賛のヤマザキナビスコからは試合当日に先着で配布されるお菓子の箱が大量に届き、またキッズイレブンと同じアトラクションも開催予定です。明日は14時過ぎから前日会見とトレーニング行われ、昨年9月のACL以来の高揚感がどんどん高まっていくことでしょう。イベント情報については、また明日詳しくお知らせします。

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先週、サッカーダイジェストに掲載されたネルシーニョ監督のインタビュー記事がWEB配信されています。こちらもぜひご一読の上、スルチャンへのご準備を~!!
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=4826

2014年8月 3日

ニューフェイス

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担当:河原 正明

  今日から新顔がチーム練習に加わりました。先日加入したドゥドゥ選手です。昨日の試合前、メディア向けに加入会見を行いました。「レイソルの勝利のために来ました。自分のストロングポイントは1vs1で相手に仕掛けるプレーを見て欲しい」と自己紹介。そして
「憧れの選手はCロナウドやネイマール、メッシ。彼らのように世界で成功したい」と野望を持っていると明かします。初の海外は日本のレイソル。彼のキャリアが輝けるものとなるかは彼自身にかかっています。

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 一昨日の夕方に来日してちょっとお疲れの様子でしたがご覧のように笑顔で会見に応じていました。背番号は18番に決まりました。「ブラジルでもつけていた番号」だそうです。なお、会見の模様を公式Facebookにアップしています。ぜひチェックしてみてください。ピッチでプレーする姿を見るのが楽しみな選手がまた一人増えました。今後皆さんも応援よろしくお願いします!

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昨日の試合も終わってしまえばすぐにまた試合がやって来ます2011年のクラブワールドカップ、2012年と去年のACL...刺激に満ち溢れた国際試合が再び訪れます。スルガ銀行チャンピオンシップ、南米王者とタイトルをかけて戦うのはレイソル初。ちなみに日立台での南米のチームとの試合は1995年のプレシーズンマッチ フラメンゴ戦以来となります。昨日の試合、実は来週水曜日に対戦するラヌスのスタッフも観戦に訪れていました(TV中継でも姿が抜かれていました)。果たして彼らの目にレイソルは、そして日立台はどう映ったのでしょうか。
アルゼンチンはボカ・ジュニアーズのスタジアム「ラ・ボンボネーラ」を始めとして応援スタイルが熱狂的で知られています。もちろんスタジアムの大きさはここ日立台とは異なりますが、熱量やパワーは決して引けを取らないでしょう。昨日の試合のように相手に「やっかいだな」と思わせるような応援で圧倒できることを。どうそ水曜日のナイトゲームですが応援よろしくお願いいたします!

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2014年8月 3日

ウェルカムバック!

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担当:河原 正明

 ようやくの、そして久々に溜飲が下がる試合でした。J1リーグ第18節 川崎フロンターレ戦は4-1で5月10日のアルビレックス新潟戦以来5試合ぶりの勝利となりました。まずはホームゲームで勝利したことにホッとした、というのが本音です。
今日は開場から試合終了後までの短い時間で、いくつもの感情に揺さぶられた試合でもありました。こんなにお伝えしたいことがありすぎる日は久しぶりなのは、やはり勝利したからでしょうか。
アウェイで2連敗、8失点。後半戦初戦にホームで負けるわけにはいかないとネルシーニョ監督は先発4名を入れ替える策を打って出ます。 結果的にはこの采配が勝利を導いた要因のひとつだったと言えるでしょう。
4試合ぶりの高山選手4月の大宮戦以来の先発の栗沢選手に今季初先発の秋野選手。そして、全治8ヶ月の重傷から戻ってきた藤田選手は今季初出場がいきなりの初先発。監督の起用に応えようと新しい力がピッチ上で存分に力を発揮してくれました。

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 立ち上がりから、秋野選手は「秋野をフリーにして使おうと意識していた」(大谷選手)栗沢選手・大谷選手の"タニクリコンビ"のサポートを受けながら得意のロングレンジのパスを前線に配給し続けます。
 栗沢選手はべテランらしく、中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み続ける地味ながらも大事な仕事をやりきってくれました。
高山選手は得意の左MFで先発。ベルマーレ時代に印象的だった"切り込み隊長"役をレイソルでも全う。前半ロスタイムに相手守備陣の緩慢なプレーから藤田選手がボールを奪うと、最後はレアンドロ選手のクロスに走りこんでのスライディングシュート!GKが飛び出した裏を見事な走力で突いて先制!これが嬉しい移籍後初ゴールでした。さらに後半にも勝負を決めた3点目を奪うなど"もうどうにも止まらない~"高山デーでした!

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 あれは忘れもしない昨年11月2日。14年ぶりのナビスコカップ優勝に導いた矢のようなアシストから60分後。スタジアムのサポーターと選手が喜ぶ中、時に苦しい表情とともに優勝セレモニーに参加していた藤田選手。数日後出された診断結果は残酷なものでした。それからちょうど9ヶ月。"名誉の負傷"を膝に負った男がカムバックしました。「自分の持ち味は気持ちの強さ。存分に出したい」。今のレイソルに足りないものを持っている、そう監督は判断したのかもしれません。いきなりのイエローカードも藤田選手らしいといえばらしいですが、一瞬ヒヤっとしました。対面する相手には絶対にやらせないと、リーグナンバー1の攻撃陣に守備で食い下がります。攻撃でも見せてくれました。「あの時」のようにクロスを連発するプレーに、スタジアムの応援ボルテージが上がっていきました。
 そして後半17分。その時がやってきました。右サイドから中に駆け上がってきたところに今度はボールが転がってきます。「アウトに引っ掛けるのを狙った」(藤田選手)シュートは相手GKの手を避けるようにゴールに突き刺さります!そして藤田選手はゴール裏に一目散!追いかけるように仲間も次々とダイブ!

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 「自分でも出来すぎだと思う(笑)」復帰初戦での決勝ゴール、移籍後初ゴールで、J1初ゴールとこの一発の修飾語は多すぎますね。
試合後にはヒーローインタビューも。「今日ここにいる誰よりもサッカーをしたいという気持ちを持っていたので、それをぶつけるように全力でプレーしました」。見事な復活劇でチームに勢いがつきそうです。本当におめでとう、そしてありがとう!

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 6月1日のナビスコカップ・徳島戦もそうでしたが「ここでやらないと」という試合で勝つことができたのは、選手だけでなく応援し続けているサポーターの皆さんにとっても大きいはずです。クラブハウスからスタジアムまで選手が歩いて向かう通路の壁一面に、檄文が張ってありました。「柏レイソルはどんな時でも強くなければならない。困難を乗り越える力を俺たちは持っている」。
 「グッときました」とある選手が話していましたが、選手たちも叱咤激励も受け止めて、それをピッチ上で力に変えられるのは、やはりここ日立台が「ホーム」だからでしょう。大きな力と再びの自信を声援で、応援で取り戻せたはずです。「リーグ戦折り返しの初戦で勝てたことは良かった。でも、今日だけで終わりにしてはいけない。この後ラヌス、マリノスと大事な連戦が続くので、これを継続していかないといけない」と大谷キャプテン。その言葉を形にするために,選手たちの頑張りにご期待ください。

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 試合前には今年もアカデミー壮行会が行われました。U-12、U-15が揃って夏の全国大会に出場します。U-12は明後日から全国少年サッカー大会に出場します。U-15は全国クラブユース選手権大会に出場、3年前の全国少年サッカー大会優勝メンバーが中心です。優勝を決めて静岡から急いで駆けつけ、マリノス戦キックオフ前に満員のスタジアムで挨拶をしました。あれから3年、「また優勝報告会をしたいです!」とはキャプテンの田中選手。8月30日の甲府戦でよい報告が聞けることを楽しみにしています!

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 夏休み最初のホームゲーム。本当に多くのお客さまにご観戦いただきありがとうございました。そしてすぐに来週の水曜夜には初の国際タイトルをかけた「スルガ銀行チャンピオンシップ」が日立台で開催されます。再び「柏から世界へ」。今日取り戻した自信とサポーターの後押しで勇気を携えてタイトルを取りに行きましょう!応援よろしくお願いいたします!

2014年8月 1日

ドゥドゥ来日!

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担当:大重正人

今日夕方、新加入選手のニュースを発表しました。ブラジル出身のドゥドゥ選手です。工藤選手と同じ1990年生まれの24歳、近年レイソルにやってきたブラジル人選手は中堅以上の選手が多かったですから、とてもフレッシュな感じがします。若い選手が多いレイソルですから、すぐに馴染んでもらい、ピッチでも大暴れしてほしいところです。

ネルシーニョ監督からもドゥドゥ選手についてコメントがありました。「クリエイティブで、個人技術が高く、スピードがある選手。ウチのスタイルや日本のサッカースタイルにも順応できるだろう。シャドー的なアタッカーで、中央でもサイドでもやれる選手です」と期待を寄せています。本日夕方に来日し、さっそく日立台にも立ち寄ってくれました。明日からはメディカルチェックやメディア対応も行う予定ですので、本人の肉声や会見の模様などもお伝えできると思いますので、楽しみにお待ちください。

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本日から、サッカーショップKAMO柏店にて、この時期恒例の「サマーバーゲン」が開催されています。レプリカなど限定レイソルウェアをはじめとするサッカー用品が30%から70%オフ! 3000円以上お買い求めの方はプレゼントが当たる抽選会にもチャレンジできます(こちらはKAMO柏店での開催です)。10時オープンしています、明日の川崎戦にお越しの方は、ぜひ柏駅近くの「京北モール」へ足をお運びいただいてはいかがでしょうか。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012674.html

先日もお知らせしましたが、川崎戦で「カードフェスタ」を開催いたします。いつも行列ができるほど大人気のイベントで、売り切れ必至です。混雑が予想されますので、通常16時45分開門を10~15分ほど早める可能性もあります。お買い求めの方はお早目にお越しいただければと思います。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012675.html

そして18時から始まるU-15&U-12チームの全国大会壮行会には、お早目にスタンドへご着席の上、未来のレイソルを担うであろう若き太陽戦士たちに温かいご声援と激励をお願いいたします。そしてGKコンビのウォームアップから最高のホームの雰囲気で、強敵フロンターレを迎え撃ちましょう!