2016年10月29日

大宮戦

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担当:大重正人

年間勝ち点4位へ、3連勝が必須というなかでのホーム2連戦で、前半途中の連続失点で、2点のビハインド。この大事なシーズンの佳境にこういう試合が2試合続いたことが本当に残念で、悔しく、声を枯らして応援いただいたサポーターの皆さんに顔向けができない試合となってしまいました。

1失点目はクイックリスタートの反応で後れをとり、あっさりと、本当にあっけなくGK中村選手との1対1を作られての失点。2失点目も中盤からのスルーパスを許し、中村選手のアタックがPKの判定を受けました。試合後、長く話しあっていて一番最後にミックスゾーンに現れた秋野選手が振り返ります。「1点目は、ボールの近くにいる人は止めないといけないし、周りにいる人はボールから目を離してはいけない。最終ラインの選手は相手選手が走っているのに気づいたら声を掛け合って、危ないと思ったら自分がついて行く。そういった基本の所をやらないと、すぐに失点につながる。2点目の失点は自分の所。ファールになってもいいのでスライディングで止めなければ。相手に先に触られてしまった」

この試合がどれほど重要で、あとのない試合なのか。チームも選手たちも痛いほど分かっていたはずですが、頭で分かっていても、それをプレーで表現したり、闘志の部分をどれだけ出せるかというところで、立ち上がりから大宮の方が上回っていたように見えました。16分に1点を先行され、そのわずか3分後に2失点目。セットプレーなどのピンチや失点直後にいかに声をかけあい、叱咤し、集中力を高めて、立て直せるか。ピッチの中でどんなコミュニケーションをとって、プレーとして改善の形を示していくのか。チームの調子が良いときは自然とリズムを取り戻せるでしょうが、そうでない時に、いかに自分たちで立て直せるか。若いとかベテランとか年齢は関係なく、ひとりひとりの選手が高め合っていかないと、今日優勝を決めた浦和レッズや、ほかのライバルチームを上回ることはできません。

ただ前半30分、途中出場からピッチに立った増嶋選手が、相手にあった流れを少しずつせき止め、自分たちに引き寄せました。「ディフェンスの部分で相手にあまりプレッシャーを与えられていなかったので、そこを意識しながら入った。自分が気持ちを出したプレーをすることで試合の流れを変えられればと思っていた」。その思いを持っているだけでなく、スライディングなど身を呈したコンタクトプレーでチームメイト、そしてスタジアムのサポーターに向けても示してくれました。

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マスの闘志がイレブンにも乗り移ったかのように、そして「突き進め柏」の大応援を受けて、後半に入ってからようやくレイソルに火が付きました。マスは気持ちだけでなく、冷静にピッチの状況を判断し「J(伊東選手)の所に相手が2人くらい来ると分かっていたので、後ろでサポートではなく、少しインサイドに入ってサポートをすれば、Jがフリーになれると思っていた」。効果的なポジショニングとシンプルな展開で伊東選手をサポートし、そこに武富選手や大津選手が絡んでの攻撃を引き出し、また中央に降りてくる田中選手へのくさびも的確でした。

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秋野選手の言葉通り、逆転を信じて後押ししてくれたサポーターの期待を受けて、大宮ゴールにまさに襲い掛かりました。相手のオウンゴールを誘発させ、何度も「決まった!」と思うようなシュートシーンを作り出しましたが、2点目のゴールを生み出すことはできませんでした。試合開始から徐々にプレーの強度やテンションが上がっていくのが自然なこととは思いますが、それでもビハインドの状況やサポーターの応援を受けてから火が付くのではなく、自分で自分の闘争心に火をつけて相手にぶつかってほしい。サポーターの皆さんもそんな闘いを期待していると思います。

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今日が日立台での今季リーグ最終戦。試合後には選手スタッフ一同によるセレモニーをおこない、3名がごあいさついたしました。
瀧川龍一郎社長「今日はホーム最終戦に多くの皆様にお集まりいただいたにもかかわらず、勝利をお届けできず申し訳ございませんでした。今季はスタートから厳しいシーズンとなり、勝ちきれず最下位に甘んじ、苦しい思いをしました。そこから下平監督がチームを立て直し、選手の頑張りもあり、そして何よりファン・サポーターの皆様にご支援をいただき、何とかここまで来ることができました。本当にありがとうございました。まだ来週に最終節が残っていますが、選手たちは一つでも上の順位をめざして頑張ってくれることと思いますし、我々には、世界への扉、天皇杯が残っております。柏レイソルにますますのご声援をよろしくお願いいたします」

下平隆宏監督「今日は残念な試合を見せてしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。シーズン途中で監督となりここまでやってきましたが、最後に何とかACL出場に向けて年間勝点4位を目指してきましたが、本当に悔しい結果です。ただACL出場のために天皇杯があります。そこに向けてトレーニングして、もう一度サポーターの皆さんと日立台で喜びたいと思っていますので、今後とも応援をよろしくお願いします」

大谷秀和キャプテン「今シーズン、開幕からなかなか勝てず、本当に苦しいシーズンになってしまいましたが、皆さんのサポートがあったからこそ、ここまで来られました。柏から世界へ、という言葉通り、来年アジアの舞台で戦えるよう、残りのシーズンと天皇杯を勝ち抜きたいと思います。今シーズン、応援いただきありがとうございました」

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11月3日のリーグ最終戦、アウェイの福岡戦。そして天皇杯は11月12日土曜日、ラウンド16の湘南ベルマーレ戦。天皇杯のチケットは本日発売となっています。今シーズン最後に日立台でのホームゲームになると思います。柏熱地帯の皆さんがいろんな思いを飲み込みながら、最後に贈ってくれた「ACL」の大コール。先週今週の悔しい思いを何とか最後に晴らすような試合を見せてほしいです。

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2016年10月28日

明日はホーム最終戦

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担当:大重正人

残すところ、リーグ戦はあと2試合。レイソルにとってのホームゲーム最終戦を迎えます。11月12日に天皇杯のホームゲームが残っているのは幸運なことですが、リーグ戦がこの時期に終わってしまうのは、やはり寂しいものです。だからこそ、この1試合を大切に、この2016年のチームで戦える数少ないゲームを、一つでも多くの勝利で飾りたいという思いが強くなります。

レイソルにとっては先週の鳥栖戦の敗戦で、ステージ優勝、年間勝ち点3位、チャンピオンシップ出場と、いろいろな目標が潰えてしまいましたが、それでも我々には目指すべきものがあります。年間勝ち点4位になることで、2014年のようにACL出場の可能性を残すことができます。明日対戦する大宮アルディージャは、まさにそのライバル。現在年間4位のチームです。

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3月、今年2戦目での対戦は、アウェイで0-2と敗戦。ムルジャ選手の突進を止め切れず、前半2点のビハインドを取り返せないままの完封負けでした。その後、下平監督が就任し、レイソルは新しくなった体制で戦況を立て直し、いま年間上位を狙える位置につけています。「この直接対決で叩ければという状況。前回の対戦は負けていますし、この日立台で何が何でも勝たなければいけない」と下平監督は意気込みます。試合後にはホーム最終戦のセレモニーをおこないます。どんな形でも結果にこだわり、11月3日福岡戦へ気持ちよく拍手で送りだしていただけるような試合にしなければいけません。

明日は「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン チャリティマッチ」です。2012年からレイソルの社会貢献活動のひとつとして、国内外の子どもたちの支援活動を行っているSCJにご協力させていただいています。昨年秋からは日本国内での「子ども虐待の予防」の活動を支援しています。明日は、その活動のひとつである、叩かない、怒鳴らない子育て「ポジティブ・ディシプリン」をはじめとするSCJの活動のパネル展示、レイソルU-13選手による募金活動、またリボンマグネットが当たる抽選券配布も実施します。あらためてSCJ活動へのご理解、ご支援をいただく機会になればと思いますので、どうぞブースにお立ち寄りください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015111.html

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今日は冷たい雨の一日でした。明日の天候は回復して晴れ間がのぞきそうですが、夕方になるにつれ気温は秋の深まりを感じさせるものとなりそうです。暖かい服装をしていただきながらも、試合前から肌寒さを吹き飛ばすような熱く激しい応援で選手たちの後押しをお願いいたします。2017シーズンのカレンダー販売、チケット販売やイベントの概要はこちらからご確認いただいて、お出かけください!
/ticket/next/#1029

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2016年10月22日

鳥栖戦

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担当:大重正人

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タイムアップの瞬間、大きな溜息と失意に覆われる日立台になってしまいました。田中順也選手、クリスティアーノ選手のゴールで鳥栖を追い詰めたものの、スコアは2-3。ステージ優勝と、年間勝点3位以内の可能性がゼロとなる、非常に痛い黒星となりました。

「立ち上がりは悪くなかった」と下平監督が振り返ったように、ビルドアップからすばやく展開して敵陣へ進むと、ボールを奪われた瞬間の切り替えも早く、二次攻撃三次攻撃と相手を押し込む良いスタートが切れました。ただ、少し攻めを急ぎすぎたか、シンプルなクロスをシュートにつなげられず、決定機はなかなか作れません。

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鳥栖はレイソルの背後をロングボールで突く形に狙いを定めてきました。前半続いたセットプレーのピンチはしっかりと跳ね返し、膠着したような時間帯だった前半40分。相手キーパーからのロングボールを、豊田選手が競って、そのセカンドボールを相手に許します。そこを起点に、鎌田大地選手のすばらしいシュートを止められず、先制点を献上。さらにその5分後、またしても豊田選手が競った背後でボールをつながれて連続失点。この2点が結果的に大きく響きました。

後半立ち上がりから、柏熱地帯の応援歌はずっと「突き進め柏」が繰り返されました。不甲斐ない前半をなんとか覆そうと必死の応援が続きました。後半20分までに1点返せれば。そんな思いで見守っていたところ、田中順也選手の左足に「打ってくれ、決めてくれ」というサポーターの思いが乗り移ったかのようなシュートが放たれました。日本代表GK林選手の前で弾んだボールが、そのままゴールへ。決して止められないボールではなかったかもしれませんが、日立台の力ですいこまれたようなゴールでした。

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再び「突き進め柏」の後押しを受け、同点、逆転へとつなげたかったところでしたが、またしてもGK林選手→豊田選手と一気にロングボールから背後へ渡り、1対1から鎌田大地選手のゴール。最後まであきらめず、ペナルティエリアで泥臭くつないだボールを、今日は後半からの出場となったクリスティアーノ選手が豪快に突き刺して、1点差に迫ったものの及びませんでした。

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三度同じ形での失点。相手の得意な形がわかっていて、警戒していながら止めきれなかったというのは、余計に悔しい思いが募ります。ロングボールを簡単に蹴らせない。DFラインを高くして豊田選手をオフサイドポジションにおく。豊田選手に激しく競りかける。そのセカンドボールを回収する。いろんな形で対抗するやり方があり、選手たちも全力で懸命にファイトしたはずですが防げなかった。あえてもっと厳しいことを追及すれば、ACL、アジアの頂点を目指すなら、2012年の蔚山現代戦のような、さらに大型の、パワフルな攻撃を跳ね返さなければいけないのですから。

もっともっと強くたくましく、攻撃はもちろん守備でも相手を圧倒するようなチームに、これから成長していかなければなりません。今日の悔しさ、不甲斐なさ、無念さ。勝たなければならないという一戦を必ずもぎとる勝負強さ。忘れてはいけないもの、身につけなければいけないもの、まだまだありますし、だからこそ成長の余地もあるはずです。今日の敗戦を、リーグの残り2試合、そして天皇杯へ、必ず糧にしなければいけません。この応援に応えなければなりません。

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2016年10月21日

明日は鳥栖戦

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担当:大重正人

いよいよ明日、3週間ぶりのJリーグがキックオフとなります。リーグ戦は残り3試合、レイソルは14時からホーム日立台でサガン鳥栖を迎え撃ちます。今年は4月にリーグ戦で、6月にナビスコカップのグループリーグ最終節で対戦し、ともに1-1のドロー。先制点を許したものの、追いつき、さらに追い越せそうな勢いのなかで勝ち越し点が獲れず、大きな悔しさが残る2試合でした。選手たちからは、カウンター、セットプレー、球際などなど、サガンの特徴を表すキーワードが聞かれ、その警戒すべきポイントをしっかり共有している様子がうかがえました。元レイソルの谷口選手、藤田選手も並々ならぬ気合で日立台に乗り込んでくることでしょう。

レイソルは8月13日の仙台戦を最後に、公式戦8試合で6勝2分と負けがありません。下平監督によるチーム作りの成果が少しずつ表れ、安定した戦いをつづけるなか、大崩れすることはかなり減ってきました。ただ、ここ4試合はわずかに失点1ながら、得点は3点にとどまっており、神戸戦と湘南戦が引き分けに終わったことは、あまりに痛い記憶として忘れてはいけません。

だからこそ、この3週間の中断期間を大切にし、ここから成果として見せられるように懸命にトレーニングに励んできました。下平監督は「中断前最後の湘南戦で得点を奪えなかったように、ここ数試合含めてあまり獲れていないので、攻撃のコンビネーションを全体で共有していこうと取り組んできた。攻撃の質を高めながら、動き出すタイミングなど、チームとして共通意識や狙いどころを定め、整理してきた。

全体の調子や雰囲気などは悪くないので、それを維持しながら、途中競争を入れながら、改めてフラットな目で見てみようと考えて、紅白戦形式でゲームをやった。競争させたことで危機感を持っている選手もいるだろうし、競争の中で残りのシーズンを戦っていきたいという狙いがあるので、いい緊張感とモチベーションをもってやれている」とこの期間を振り返り、そのなかでの課題と狙いを話しました。最低でも年間順位4位以内。「そのためには3連勝がマスト」。なんとしても結果で示さなければいけません。

曇りや雨の日が多かったこの秋ですが、明日は過ごしやすい気候に恵まれそうです。イベントエリアには、ブースが出展されてにぎわいそうです。「柏ホームタウンデー」では、柏市のPRに加え、ふるさと交流都市である青森県「つがる市」の方もお越しです。元々は「青森県柏村」時代の平成6年に、柏レイソルの支援交流がきっかけとなって提携。平成17年の合併により「つがる市」となってからも交流が続いています。農産品抽選プレゼントでは、柏の「小かぶ1束・黒酢米2合)」、つがる市「りんご6個」がそれぞれ100名様に当たるチャンス。マスコットの「つがーるちゃん」「カシワニ」「こかぶちゃん」といっぱい遊びに来てくれます。お子様、ご家族連れのみなさんはどうぞお楽しみに!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015082.html

またキャンプ地としてお世話になっております、鹿児島県指宿市のブースも出展されます。いぶすき菜の花レディの来場やノベルティ2000名様分の配布。また、厄除けや開運のご利益があり、多くの有名人も訪問しているパワースポットの釜蓋神社の「参拝体験」もできます。頭に木製の釜蓋を乗せて落とさず参拝できると願いがかなうという言い伝えがあるそうなので、みなさんもレイソルの勝利とACL出場がかなうよう、ぜひチャレンジしてみては!

また地域での応援企画もスタートします。当クラブスポンサー「技の福兆」様運営の、柏駅南口『回転すし 福兆』にて、柏レイソルホームゲーム当日に観戦チケット半券(年間シートの方はワンタッチパス)をご提示のお客様へ、生ビール(通常価格:税込550円)の最初の1杯を税込180円でご注文頂けるキャンペーンが実施されます。ぜひ勝利の乾杯ができるように、明日は日立台での盛大な後押しをどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015101.html

チケット販売やイベントのお知らせはこちらからご確認ください。
/ticket/next/#1022

2016年10月19日

鳥栖戦まであと3日

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担当:大重正人

10月1日の湘南戦以来、3週間ぶりのリーグ戦リスタートまで、あと3日に迫ってきました。この間、日本代表のワールドカップアジア予選、中山雄太選手とU-18中村駿太選手が出場しているU-19アジア選手権、ルヴァンカップの準決勝&決勝と、ACL準決勝と大きな大会が続いていましたが、やはり、この日立台に球音や声援が響かないのは、やはりさみしい思いです。

輪湖選手も「ルヴァンカップの決勝戦を見ましたが、やっぱり自分たちはあの舞台に立たないといけないと思いましたし、3週間ぶりの試合を早く戦いたい」と、試合が待ち遠しく、逸る気持ちは、周りの私たちやサポーターのみなさんも同じでしょう!

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セカンドステージは残り3試合。現在勝ち点27で4位、首位浦和まで7点差です。年間順位は勝ち点51位で5位。一つでも上を狙う戦いですが、ACL出場という我々の目標を達成するためには、ステージ優勝、年間勝ち点3位もしくは4位というのが、今のレイソルにとってのターゲットです。年間4位でも、天皇杯の結果次第で、2年前のようにACLへの4番目の切符がつかめるチャンスがあります。現在3位の鹿島が59点、4位のガンバは同じ勝ち点51、得失点差は2点。6位大宮が50点、さらに広島と神戸が49点、横浜が48点とライバルが連なり、負けは許されません。

10月22日はサガン鳥栖戦、29日は大宮アルディージャ戦と、2試合続けての日立台ホームゲームです。チケットの残数はさらに減ってきておりますので、お求めやすい前売期間の間にぜひともご購入いただいて、観戦へのご準備をよろしくお願いいたします!
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2016年10月14日

ファン感御礼とU-19代表戦

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担当:大重正人

まず、先日の日曜日。ファン感謝デーに3000人以上のみなさまにご来場をいただき、本当にありがとうございました。午前中早くから強い雨のなか、イベントを楽しみに多くの方にお並びいただいていましたので、予報通りになんとか早くやまないかと待ちわびていましたが、正午前には空が明るくなりはじめ、時間通りに開演することができました。

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恒例の選手たちとのふれあいに加え、バックドロップシンデレラの日立台LIVEという初の試みでしたが、SNSを見ると、その反響の大きさに改めて驚きましたし、バンドステージの周りを、選手とサポーターが取り囲み、日立台が黄色く埋め尽くされる光景は「初めてのことでした」と下平監督も感動の面持ちでした。

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「この曲は、(サポーターの)あなたがたが、選手たちを、応援する歌です!」
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ギター&ボーカルの豊島さんがこう呼びかけ、サポーターの応援コールで火蓋が切られた「さらば青春のパンク~突き進め柏~」の演奏。これからも柏熱地帯で何度も何度も歌われ、選手たちの限界以上の力を引きだしてくれるはずです。突き進め柏が歌われるたびに、この日の日立台の光景が脳裏によみがえることでしょう。スタッフ10人ほどが日立台に散らばり撮影した動画を、この日のLIVEに関わったすべてのみなさんに大きな大きな感謝の気持ちを込めて、全力で編集しました。秋野選手と下平監督の感謝のあいさつと合わせて、Youtubeにてぜひご覧ください。

話は変わって、今夜、中山雄太選手、そしてレイソルU-18の中村駿太選手が、U-19日本代表の一員として、U-19アジア選手権グループリーグの初戦、イエメン戦に挑みます。イラン、カタールを合わせたグループリーグで2位以内に入れば、ベスト8に進出。この準々決勝に勝てば、来年のU-20ワールドカップへの道がひらけます。この大会、数々の才能が結集した若き日本代表は4大会連続で世界への切符を失っています。「自分たちの番で、何としても出場権を勝ち取りたいです」。雄太は固い決意で、決戦の地バーレーンに向かいました。

イエメン戦は、今夜22時30分から。CSテレ朝チャンネルで有料生放送、深夜25時からNHK-BS1でディレイ放送もあります。続くイラン戦は17日(月)、カタール戦20日(木)も同時刻・同放送体系となります。レイソルアカデミー出身の2人へどうぞご声援を!柏から世界へ!!!
【テレ朝チャンネルサイト】
http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0205/

そしてチームは、来週の22日鳥栖戦、29日大宮戦とリーグ戦の日立台2連戦に向けてトレーニングに励んでいます。チケットは好評発売中で、残数も減ってきていますので、ぜひお早目にお買い求めいただき、ファン感で生み出した最高の雰囲気を、今度は公式戦の日立台で再現しましょう!!どうぞよろしくお願いいたします。
/ticket/ticket-guide/

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2016年10月 8日

明日はファン感

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担当:大重正人

あす日曜日の午後、ファン感謝デーを迎えます。今年もファンクラブ「アソシエイツ」の一員としてレイソルをサポートいただいている皆様をはじめ、そのご家族やサポーターの皆様に向けて、日頃の熱い応援に少しでも感謝のお返しができるよう、クラブや選手たちと企画してきました。昨日、イベント担当選手をニュースページにてお知らせしましたので、スケジュールなどはそちらでご確認ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015044.html

ここでイベントの内容など写真でお知らせします。
中山雄太選手はU-19日本代表としてアジア選手権を戦うため、明日は残念ながら欠席。その前に「チャリティーTシャツ」のモデルになってくれました。おなじみハタメグミさんのデザイン、今回のイベントのテーマである「オクトーバーフェスト」らしく、ジョッキを掲げるかわいいデザインになっています。先着200名様に整理券を配布します。13時40分から1時間程度の間、販売ブースで大津&山中選手がTシャツにサインをお入れします。

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中谷進之介選手が持っているのは「オクトーバーフェスト」特製のグラスジョッキです。こちらもハタメさんのデザインで、ゴールドのエンブレムデザインです。こちらも先着200名様に整理券を配布し、13時40分から1時間程度の間、伊東&小林の仲良しコンビと写真撮影できます。またこのジョッキでドリンク購入すると50円引きとなります。

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大人気のスタジアムツアー。今回はツアーの最後にディエゴ選手が待っています。お持ちいただいたもの一品にサインをお入れします。ディエゴが手にしている特製のツアーパスの裏に書いてもらえば、この日限りの思い出の一品になると思います。整理券は4つの時間帯に分かれているので、集合時間をお間違えないようにご注意ください。

このイベントを心待ちにされている方かもしれませんが、日立台公園の北門にシート張りをされている方がいらっしゃいました。公共施設エリアになりますので、シートをはがしてクラブにてお預かりしておりますので、お問い合わせください。ご容赦くださいますようお願いいたします。

何より心配なのが天気です。予報では午前中が雨、午後から晴れ間が出るということで、現状ではもちろん開催の方向で準備しております。まず明日の午前8時に状況のお知らせをする予定ですが、状況によっては内容や進行時間の変更などあるかもしれませんので、随時お知らせしてまいります。ホームページやツイッターをご確認ください。なんとか少しでも早く、太陽が日立台を照らすように祈るばかりです。皆様のご来場を心よりお待ちしています。最後に今日の誕生日を迎えた秋野選手から、選手会長としてファン感にご来場の皆様へのメッセージがありますので、ぜひご覧ください。

2016年10月 6日

練習再開&ファン感

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担当:大重正人

先日、天皇杯ラウンド16以降の組み合わせ抽選会がおこなわれました。JFA-TVのライブ配信をドキドキしながら見守っていたサポーターの方々も多くいらっしゃったと思います。抽選の結果、ラウンド16は、11月12日(土)に湘南ベルマーレとの対戦となりました。10月1日のリーグ戦では23本ものシュートを浴びせながらゴールを割れず、悔しい引き分けに終わっただけに、今季3度目の対戦こそ、しっかり勝利して、準々決勝にコマを進めたいところです。

勝ち進めば、次の準々決勝は12月24日(土)、大宮アルディージャと横浜FCの勝者との対戦に。準決勝は12月29日(木)、決勝は元日1月1日、吹田スタジアムで。リーグ戦と同じくACLへの道がつながる大会。「柏から世界へ!」一戦必勝で戦っていきましょう。ラウンド16のキックオフ時刻、会場は近日JFAから発表されますので、追ってお知らせいたします。

チームは3日間のオフでリフレッシュし、今日から10月22日の鳥栖戦に向けて再始動しました。昨日はナビスコカップ改め、ルヴァンカップのセミファイナルが行われ、その舞台に立てていないのはとても口惜しいことです。ただこの中断期間は、チームを再び上昇気流に乗せるための非常に大切な時間で、リーグ戦残り3試合を全勝して、他クラブを待つという可能性を残していかなければいけません。公式戦ここ4試合はわずか1失点と守備は非常に安定していますが、一方攻撃では複数得点がありません。接戦を繰り広げながら、勝ちきれなかったという課題をクリアできるよう、トレーニングがスタートしました。

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そのルヴァンカップですが、現在「もうひとつのルヴァンカップ」というPRイベントがJリーグ各クラブで展開されています。これは、JリーグYBCルヴァンカップ」の大会名称に冠するヤマザキビスケット社の基幹商品である「ルヴァン」を用いた、Jリーグ各クラブによるレシピコンテスト。レイソルでは、食堂ピアノのみなさんに7つのレシピを考案頂いて、それを選手スタッフが試食。一番の人気を集めた「キーマカレー」を出品しています。

Jリーグサイトには、中谷選手が食レポしてくれた動画がアップされていて、10月12日まで一日一回投票できます。また7つのレシピを試食する風景をyoutubeやFacebookにアップしていますので、選手たちがおいしそうにほおばるシーンや、ほかの6つのルヴァンもぜひ楽しんでください。ピアノのみなさん、いっぱいのおいしいレシピを考案頂いて、本当にありがとうございました!
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★投票は10/12まで、Jリーグ公式サイトから1日1票可能ですので、ぜひご投票ください!
http://www.jleague.jp/leaguecup/2016/another-levaincup/
★Jリーグyoutube「中谷進之介選手出演 Keema de Reysol 紹介」
https://youtu.be/0edCLxwqZHM
★柏レイソルyoutube「もうひとつのルヴァンカップ メイキング」

そして9日日曜に、今年のファン感謝デーが迫ってきました。すでにイベント内容についてはニュースページにアップしています。選手たちの担当イベントについては最終調整中ですので、明日午後にはお知らせしたいと思います。

今回、第1部の選手ふれあいタイムは、下記イベントをご準備しています。会場でもプログラムを先着3000名に配布いたします。ちょっとした仕掛けを施したこの日限りのパンフですので、こちらもぜひ楽しみにしてください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015044.html

◆ジャイキリカレーパーティー&オクトーバーフェスト(フードコート)
◆「オクトーバーフェストジョッキ」販売 (整理券配布、200個)
◆「選手会チャリティーTシャツ」販売(整理券配布、200枚)
◆スタジアムツアー(整理券配布、240名)
◆選手トークショー(観覧自由)
◆PKチャレンジ(当日参加可)
◆フィットネストレーニング(当日参加可)
◆ボールパーク (当日参加可)
◆キッズミニゲーム(事前申込制)
※整理券配布は、11時過ぎから配布予定。北門からの待機列引き入れを行ってから、CIVIC PRIDE GATEを先頭にしてお並びの方へ、係員がお配りします。3種類中、お一人様いずれか1枚のみ受け取れます。
※選手参加のふれあいタイムは、13:40~14:15、14:30~15:05の2回に分かれます

そして今回の第2部は、バンド「バックドロップシンデレラ」のみなさんによる日立台LIVEを開催します。今シーズンから歌われるようになった応援歌「突き進め柏」はみなさんもスタジアムで何度も歌い、耳にして応援いただいていることと思います。その原曲である「さらば青春のパンク」を今回日立台で演奏いただけることになりました。

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今年初めから柏熱地帯で歌われ始めたこの曲を、ギター&ボーカルの豊島渉さんがSNSを通して知り、サポーターの方々と連絡をとりあうようになったのが最初のきっかけだったそうです。11月2日に発売されるベストアルバムには、同曲の歌詞を、応援歌の一節を含んだものにアレンジされた「突き進め柏」バージョンが収録され、今回この日立台で初披露されます。

先日おこなわれたミュージックビデオの撮影にはサポーター有志のみなさんが参加され、黄色一色に染まって歌われる光景がyoutubeに配信されています。ファン感当日、日立台にお越しいただく皆様には、ぜひレプリカユニフォームやTシャツ、当日に販売されるチャリティーTシャツなど、黄色い服を着用いただき、タオルマフラーを持参ください。選手とサポーターと音楽とサッカーがある、我らが日立台。この日立台もミュージックビデオのような雰囲気にして、この日最高の思い出となるメインイベントにしましょう!

15時10分ごろ、ふれあいタイムが終わったタイミングで、MR席とバックスタンドからピッチへの降り口をオープンします。メインスタンド側の特設ステージの周りに、黄色くなってお集まりください。15時20分ごろには選手たちもピッチに登場し、皆さんの中に溶け込んで、このLIVEを楽しみ盛り上がります。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

2016年10月 2日

湘南戦

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担当:大重正人

シュートは23本。前半の7本に対し、後半は倍以上の16本。ディエゴ選手のダイレクト、伊東選手のドリブルシュート、クリスティアーノ選手の直接フリーキック。相手を敵陣に押し込み、セットプレーのチャンスを立て続けに作り出しました。伊東選手や中谷選手のシュート、中山選手の完璧なヘディングシュートもクロスバーに弾かれ、最後の最後までゴールネットを揺らすことができませんでした。

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立ち上がりから湘南らしいプレッシング、チェイシングが躍動し、レイソルが押し込まれる時間がありましたが、徐々にボールを動かし、相手の前へ食いつかせながら、一気にロングフィードで右の伊東、左のクリスと、レイソルが誇る快足ウイングを走らせます。後半になると相手の運動量も前半より落ち、さらにレイソルが攻勢に。0-0の我慢の時間が続く中、レイソルが優勝するような強さをもつチームであれば、この前の甲府戦のように、セットプレーからでも、どんな形からでも1点を取って守り切るはず。そんな風に期待をこめ、勝利を信じ、最後のタイムアップを待っていたのですが、レイソルに歓喜の瞬間は訪れませんでした。

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「試合が終わって、倒れこむ選手はレイソルのほうが多かったと思います。この試合に懸ける思いがより強かったのかもしれませんね」。試合後、メディアの方からそういう言葉をかけていただきました。この試合を見た方たちに何か伝わるものがあったのは間違いありません。身体のぶつかり合い、球際、そして高山選手のファイトに負けじと見せた闘志など、身体も精神も最後の最後まで死力を尽くしての奮闘でした。ただ、プロとして、この優勝争いのなかで何より手にしなければならないのは結果です。力が及ばなかった今日の試合を惜しかったとか、悔しかっただけで終わらせることなく、必ずや残りの3試合につなげなければいけません。

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そして10月4日には天皇杯ラウンド16の組み合わせ抽選があり、以降のトーナメントが決定します。いまはまだACLへの2つのルートで道が残っています。可能性がある限り、応援を続けてくれるサポーターに、目標に必死に食らいつく姿、勝利にこだわる姿勢を10月22日のホーム鳥栖戦で期待したいと思います。