明日はアウェイ横浜FM戦
担当:大重正人
明日、Jリーグの試合は組まれていませんでしたが、もともと4月20日に予定されていて未消化だったマリノスとのアウェイ戦を戦うことになりました。レイソルも11年前の2013年、ACLでベスト4まで勝ち進んだ時を思い出します。
9/13金曜ホーム磐田戦、9/18水曜サウジアラビアACL準決勝、9/22日曜アウェイセレッソ、9/25水曜ホームACL準決勝、9/28土曜ホーム新潟戦、10/2水曜中国ACL準決勝、10/6日曜アウェイ川崎戦。
土曜予定の試合を金曜や日曜に移せるよう調整をお願いし、少しでも試合間隔を確保しながら、リーグ戦とACLの連戦を戦いましたが、合間のリーグ戦の調整も図ったもののその実現は難しいものでした。そうした現場の声が伝わったかどうかはわかりませんが、それ以降はリーグ側でACLを戦うチームをさらにバックアップしようという動きが進み、今では春の日程発表時には延期の可能性を含めたリリースがされるようになりました。
それでもマリノスにとっては厳しい日程や移動の中があり、数的不利になった準決勝など数々の困難を乗り越えて決勝まで進んだことは、私たちのJリーグにとって新たな歴史、偉業となる出来事でした。ただ惜しくも優勝に届かなかった、その悔しい思いは、必ずやこの次の試合へのエネルギーに生まれ変わります。2013年のレイソルがのちのナビスコカップ制覇に繋がったように。
日程面で言えば、今のレイソルも過去になかったようなハードスケジュールの最中です。ルヴァンカップを勝ち抜いたことで、4月24日から6月16日までほぼ週2回の14連戦となりました。ただ、以前大谷秀和コーチがキャプテンだった頃に「厳しい日程だけど、それは強いチームの宿命ですから」と、たくさんの試合、タイトルを争う大会を戦えるという選ばれた選手としての誇りを力に変えて戦い抜いていました。レイソルもマリノスも、この日程の中でも、持てる力をすべて出し切って、応援してくれるサポーターに応える試合を見せてくれるはずです。
去年のマリノス戦はアウェイもホームも死力を尽くしたゲームでした。6月のアウェイでは、1-2から試合をひっくり返しながら、アディショナルタイムに連続失点。もっとも悔しかった敗戦の一つになりましたが、あの試合の教訓があったからこそ、1点の重みや終盤の戦い方など、今のレイソルにつながっていると思います。一方で9月のホーム戦は多くの選手がベストゲームに挙げた2-0の完封勝利、久々の日立台の勝利にみんなが最高の喜びを得た試合でした。明日19時、日産スタジアムでのアウェイゲーム。連戦やコンディションが整わない選手もいる中ですが、ここ数戦はスタメン選手も途中出場の選手も含めて18人、そしてスタッフも含めたチーム全員の力でリーグ戦連勝中です。明日も強敵マリノス相手にいい結果が得られるようにチーム一丸となって戦います。ご声援よろしくお願いします。