2006年2月17日

更新日:2/17 23:25

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本日の担当:横井孝佳

長かった鹿児島キャンプも最後の夜を迎えました。現在、スタッフ陣は荷積みで右往左往の大忙しです。私もついさっきまで手伝っていました(広報日記書かなきゃ、と言い訳して抜け出してきました。みんなごめん)。キャンプとなると、クラブハウスが丸ごと引っ越すようなものですから、それはそれは大荷物になるのです。
順調に消化してきたキャンプですが、最後の最後でケガ人が出てしまったのが残念です。フランサ選手、リカルジーニョ選手は昨日お伝えしたとおり。加えて、昨日の清水戦で内転筋に違和感を生じた瀬戸選手が、今日は別メニューとなりました。練習会場に、大阪から瀬戸選手に会いに来たというファンの方がお見えになっていたのに、そんなわけで会えずじまい。とても残念そうでしたが、こちらも恐縮でした。一方、昨年からの足首のケガが長引いていた宇野沢選手は、さっきエレベーターで会ったときに「だいぶいい感じになってきましたよ」と言っていたので、もうすぐ本格的なトレーニングを再開できるのではないでしょうか。早くあの猪突猛進ドリブルが見たいと思っているのは、私だけではないでしょう。
(全然関係ないんですけど、宇野沢選手といえば野性味あふれる前線突破を思い浮かべる人は多いと思います。私もそうなんですが、本人は違うみたいなんですね。イヤーブックの写真を選んでもらったとき、静かにたたずんでいるような写真ばかり選びたがるんです。周囲の人間と本人の間で、イメージに相当ズレがあるような気がしますね。)
さて、今日はキャンプ中最後の二部練習。午前は筋トレとフィジカルトレーニングを、午後はタクティクストレーニングを実施しました。フォトギャラでもご紹介したように、最後はアイデアマンの石崎監督の指示により、ボールひとつのみを用いるシュート練習を行いました。これにより、選手の集中、モチベーションが飛躍的に高まりました。石さんのそういう発想、すなわち、モチベーションのあげ方の上手さ、競争意識の植え付け、効率性の追求などには心から感服します。選手の目の色が違いますからね。この監督についていけばきっとチームは強くなる、レイソルはいい方向に行く。そう思えるんです。そのためならペナルティのダッシュくらいなんともありません。ま、伊能さんに次ぐブービー賞が私だったんですけど。
明日は鹿児島最後のトレーニング。とはいえ、ミニゲームが中心のレクリエーション的なメニューになりそうです。ミニゲームは選手を3グループに分け、それぞれの監督兼キャプテンを柳澤選手、長谷川選手、大河原選手の新人3人が務めます。今日の夕食会場で、石崎監督と4人、片隅でこそこそと“ドラフト会議”をやってました。ええ、それぞれのチームにどの選手が入るかについても、3選手が選んだのです。何しろ、ビリのチームの監督は坊主頭にしなければならないとか。真剣です。目の色変わってます。長谷川選手など、やっと髪が伸びてきたというのに。
最後に本日面白かったこと。午前のトレーニング中、私のところに石さんがつかつかと寄ってきて、いきなり抱きつかれました。何事か、と混乱していたら、パンツの外に出していたジャージの上着の裾を、無理やりパンツの中に入れ始めたのです。そう、石崎さんのあのスタイルにされたのです! せっかくだから、同じスタイルの石さんと並んで2人、主務の拓ちゃんに写真を撮ってもらいました。さすがにフォトギャラには載せませんでしたが。会社のPCの壁紙にでもしよう。
何でも、石崎さんが上着の裾をパンツにたくし込むのは、「ワシがディスコに通っていた頃、セーターでも何でもズボンに入れるのが流行ってたのよ。80年ごろ、カンタベリーハウス・ギリシャ館とかで」とのこと。石さんがディスコ通いしていたっていうのも意外ですが、エイティーズの伝説的なディスコが石さんのジャージスタイルのルーツだったとはこれまた意外。君の瞳に恋してる!