2005年2月 8日

更新日:2/8 23:47

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:飯田正吾

キャンプも2週間が過ぎ、選手の疲労もピークになってきているのは見ていて感じられます。しかし、そんな厳しい中でも、練習では選手同士が声を出し、助け合い、積極的に練習に取り組んでいます。また、今回のキャンプではレイソルユース3選手(船山・柳澤・大島)が参加し、トップチームと同じ練習メニューをこなしております。プロのスピード、フィジカル、メンタル(考え方等)とユースのレベルでは経験することができない環境でトレーニングをしています。レイソルではユース選手が春季キャンプに参加することは初めてで、3人ともユース年代の日本代表に選出されており、ひじょうに将来が楽しみな選手達です。
中でも、MF柳澤隼(17)選手は、年齢より上の年代(U-18.19)の日本代表候補にもなっています。ジュニアからユースまでレイソルで育ち、このまま順調に育てば、レイソル初のジュニアから育ったプロ選手の誕生になることも夢ではありません。
しかし問題はここからで、若い選手やユース年代の選手に多いことですが、緊張感を持って取り組んでいたトップの練習から、レベルが落ちるユースチームへ戻ると、気持ち的に慢心してしまい、努力することを怠ってしまうことがあります。こういう選手は過去にたくさん見てきました。当然、トップのコーチングスタッフやユースの監督からは、今後の取り組み方については指導されますが、最後は本人の自覚が必要となってきます。ぜひ、船山、大島選手も同様、努力を怠らず、人間性も含め一流選手に育ってもらいたいです。