2006年3月14日

更新日:3/14 20:31

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本日の担当:横井孝佳

世間的にはホワイトデーとされる3月14日ですが、レイソル的には石崎監督と瀬戸春樹選手の誕生日でございます。
午前中に主務のタクちゃんをつかまえて、「今日もやるの?」とこっそり聞いてみました。フランサ選手の誕生日にやったアレ。「いや、やりませんよ」とつれない答え。しかし手に持っている「愛媛キウイ」の箱が怪しい。開けてみたら卵がぎっしり入っていました!
問題はいつ決行するのか。午前練習が中止になってしまったので、タイミングは練習試合終了後しかありません。練習試合の後半も押し迫ってくると、前半に出場してお役御免となった選手たちもクラブハウスから戻ってきました。こっそり卵を仕込む選手たち。石さんはメインスタンド3階の記者席で観戦中。表情が険しい。ゲーム内容に相当不満を持っている様子。「石さんキレるんちゃうかな」と岡山選手も不安顔です。
試合が終わってもなかなか降りてこない監督。 5分ほどしてやっと降りてきたと思ったら、そのままメイン側ロッカールームに入ってしまいました。ポケットに生卵を仕込んだ選手たち、ロッカールームの外で顔を見合わせています。「(こんなときにやったら)やばいんじゃない?」と小声で話し合っています。
とそのとき、「タク、ホワイトボードあるか」と石さんが出てきました。どうやらマグネットを使って布陣の確認をする様子。タクちゃんが携帯用ホワイトボードを用意すると、石さんはしゃがみこんでマグネットを貼り付けだしました。すかさず選手たちが囲んで、「ハッピバースデー石さ?ん」の合唱、歌い終わるや生卵爆撃!!! 傍観していた私の目にはですね、一瞬石さんの姿が選手たちの壁で見えなくなって、阿鼻叫喚の叫びが響いて、選手がいなくなったらそこに卵まみれの石さんがいた、という感じに映りました。その様子(襲撃後)はフォトギャラをご覧ください。写真は撮りそびれましたが、瀬戸選手ほか若手選手も卵の襲撃を受けてました。
「おい、動けんぞ」と固まったまま呟く石さんに、「愛されてますね」と聞いたら「うん」と答えてくれました。キレなくてよかった! ホントに今のチームはいい雰囲気です。

練習試合は、結果的に4-0で勝利を収めたものの、内容はまだまだ。前半は新布陣を試すということで、草津戦に出場した選手がメンバー入りし、圧倒的に試合を支配していましたが、フィニッシュへ持ち込むコンビネーション、イマジネーションが不足しているように見受けられました。今週末の仙台戦、石さんがどんな布陣で臨むのか、われわれスタッフにとっても興味があります。

なお、その仙台に昨年まで期限付移籍していた根引選手が離脱することになりました。仙台時代から患っていた故障箇所を徹底的に治す決意を固めたようです。詳しくは明日お知らせできると思いますが、彼自身、自分を愛してくれた仙台サポーターの皆さんに元気な姿を見せたかったはず。残念ですが、アウェーの仙台戦はもう一度行われます。そのときに顔見せできることを願っています。