2006年4月13日

更新日:4/13 23:24

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

昼ごはんを食べにピアノへ行こうとクラブハウスに差し掛かったら、曲がり角の向こうから「春色の汽車に乗?って♪」と鼻歌が近づいてきました。石さんでした。
あまりに気持ち良さそうに歌っているので、特にツッコミもせず通り過ぎようとすると、「♪連れて行ぃってよ?♪ なんで話しかけんのじゃ!!」とすれ違いざまに手にしていたジャージで叩かれました。「すみません、松任谷由美ですね」と素で間違えると、「アホ!松田聖子じゃ!」とまた怒られ。「あ、すみません、呉田軽穂でした」とどこまでも噛み合わないフォローをした次第。ご存じの方も多いかと思いますが、呉田軽穂は松任谷由美のペンネーム、『赤いスイートピー』は松本隆作詞、呉田軽穂作曲ですよ。覚えておくと便利ですよ。鼻歌中の石さんとすれ違ったときなどに。

本日は午前9時半から戦術ミーティング、その後はスタジアムのピッチに場所を移してトレーニング。週末の神戸戦を想定した紅白戦などを行いました。
午後は「レスト」、すなわち「身体を休めること」。オフとは言わずレスト、そんなところに石さんはじめスタッフの意図が表れていると思うのです。
そんな意図に背いてしまうのですが、この時間を利用して北嶋選手の取材を行いました。『サンケイリビング』新聞の企画、「選手とデート」の取材です。読者レポーターの方とお茶をしながら語り合う、というこの企画。北嶋選手と2人、柏市内のケーキ屋さんへ黄色いレイソルカーで出かけました。
車中いろいろな話をしたのですが、印象的だったのが「ホント、今年はサポーターに勝たせてもらってるよ」という言葉。「レイソルのサポーターはすごい。あの声援は本当に選手の力になる。前よりもずっと雰囲気も良くなってるよね」としみじみと語るのです。
何が言いたいかと申しますと、昨日アップした選手日記で南選手が書いていたように、またチバテレビ「Risingレイソル」のインタビューで岡山選手が語っていたように、レイソルの選手たちは、皆さんの応援に心から感謝しているということ。今季のゲームでは、選手、サポーター、スタッフも含めた「全員の力」で戦っているという実感があります。それを選手も感じているのです。皆さんも、かつてない一体感を感じませんか?
土曜日の神戸戦は、第一クールのひとつの山場になるのは間違いありません。連敗だけは避けたい、それはレイソルもヴィッセルも同様。両チームのプライドがぶつかり合う、死力を尽くした戦いになるでしょう。お時間のある方はぜひ、スタジアムで一緒に戦ってください。スタンドの皆さんの声援(たとえ声に出さなくとも)は、間違いなく選手たちに届いています。だからぜひ、ご一緒に!

話は変わってランドセルカバーについて。フォトギャラにアップした柏市のランドセルカバー、ご覧いただけたでしょうか。今年から、市内の小学生に配布されるランドセルカバーに、レイくんがプリントされるようになりました。これは弊社企画部・小田切マネージャー(元広報。CanDoレイソル最終回で礒さんに花束を渡した男)の発案と尽力により実現したもの。写真では見えませんが、上部に「気をつけよう! きゅうなとびだし イエローカード」という標語がございます。サッカークラブらしいベタな標語ですが、一応私が考えたことになっております。市内の小学生が背負うランドセルカバーに自分の作品(?)が載るとは! レイソルで仕事をしていて良かった!と感じた瞬間でした。