2006年4月 8日

更新日:4/8 22:37

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本日の担当:横井孝佳

久しぶりに敗戦の悔しさを味わってます…。試合後、山根選手もコメントしていたように、決して負ける試合ではなかった。結果的に0-2の完敗でしたが、立ち上がりはいいプレスがかかり、レイソルのリズムがつくれていた。あの時間帯で点が取れていれば………タラレバは止めときます。
三ツ沢に着いた時点では晴れていたのに、にわかに空が暗くなって、大粒の雨と雷。去年の三ツ沢は地震、今回は雷、次回は火事? そんなわけはないと思いますが、通り雨が上がって陽が差してきたとき、いけると思ったんですけどね…。ほら、太陽王ですから。
試合が終わって、監督会見にアテンドするとき、石さんが「ごめんなー」と言うんですよ、頭を下げて。ちょっとうろたえて、咄嗟に「全試合負けないなんてありえないですよ」と答えてしまいました。「うーん、ほぉじゃけどな…」と石さん。言った後で、しまった、と思ったのです。記者会見で「残念な試合」と話していたように、石さんは勝てる試合だったと思っていたのではないか。だから謝ったのでは、と。会話の瞬発力がないんですよ、私は。

この敗戦を生かすも殺すも、来週をいかに過ごすかにかかっていると思います。「敗戦から得るものはない」というのが北嶋選手の持論。それは個々人の考えなので、彼の性格からそう感じるのは全面的に肯定します。しかし人によっては、負けたことが教訓となるのもまた事実。
前節まで負け無しで来られたのは、開幕前の山形との練習試合にやぶれたおかげだと、私はにらんでいます。あのトレーニングマッチの終了後、選手たちは一様にショックを受けていました。キャンプ中の練習試合に勝ち続け、ちばぎんではジェフにやぶれたものの「J1相手にあれだけいいサッカーができた」と満足げだった、その慢心(とは言いたくないのですが、あえて)を打ち砕いてくれた。実際、選手の口から「あれ(山形戦)でJ2を肌で知った」とか「山形とやっておいて、本当に良かった」という言葉を聞きました。
今日の対戦相手、横浜FCは強かった。カズ選手も城選手も、やはりうまかったし、アウグスト選手に至ってはちょっとショックなほど。今日の敗戦がチームを引き締めて、また次節から連勝街道をひた走れることを願いつつ…今日はやけ酒です。やっぱり悔しい。