2016年5月 3日

甲府戦と5/22熊本戦

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担当:大重正人

リーグ戦4連勝、ナビスコカップを合わせると6連勝。テレビや雑誌、WEBやSNSでレイソルの名前や黄色い写真を本当によく目にする毎日です。こうして大きく取り上げられることは嬉しいことですが、「ここで緩めたら、落ちるのは簡単。連勝してもだれも満足していないし、まだ一番上にもなっていない。もっと上をめざして、さらに勝ちながら、内容も追及していきながら、結果を残していきたい」と大谷キャプテンの姿勢はこれまでと変わりありません。

明日対戦するヴァンフォーレ甲府は、ここまで2勝4分3敗の勝ち点10.リーグ11位。ここ4試合は無敗で勝ち点を着実に追加しています。チーム11得点中、半分以上の6点をクリスティアーノ選手が挙げています。彼についての詳しい紹介はここでは必要ないでしょう。パワフルなドリブルとカウンター、強烈なシュート、そして精度の高い直接フリーキック。昨年レイソルに多くのゴールと勝利をもたらしてくれたクリスが、強敵となって立ちはだかります。

「やっぱりクリスにはしっかり警戒しないといけない。フリーキックも持っているので、無駄なファウルには注意したい」(下平監督)「まずカウンター、タメも作れるし、ゴールも獲れて、セットプレーの一発もある。クリスに仕事をさせないことが、イコール甲府に仕事をさせないということにもなる(大谷選手)」。もちろん甲府らしい堅いディフェンスは健在で、いかにボールを動かしてこじ開けられるか。いい守備でリズムを作ったこの連勝中とは、また違った試合になるかもしれませんし、またひとつの試金石となる試合です。

ゴールデンウィーク中の大型渋滞が予想されますし、まずお車で小瀬まで遠征される方はどうぞ安全運転におつとめください。またテレビでは通常のスカパー!に加え、NHK-BS1での生放送もあります。スタジアムやテレビで明日も勝利の念をピッチの選手たちに送り続けてください。

昨日、Jリーグやロアッソ熊本さんからも発表があったように、5月22日のロアッソのホームゲーム・水戸戦を、日立台で開催することが決まりました。先日、ロアッソのホームスタジアム(うまかな・よかなスタジアム)での試合開催が困難というお知らせがありましたが、Jリーグやロアッソ熊本、またレイソルの監督も務められた池谷友良社長から試合会場使用のお話をいただき、レイソルとしてご協力させていただくこととなりました。

先日よりおこなっておりますレイソルのホームゲームでの募金、またアンデルソン選手の練習参加に続く、支援活動の一つとして、微力ではありますが少しでもお力になれればというという思いです。話は少し異なりますが、2014年12月のリーグ最終戦では大雪のため、新潟vs柏の試合をカシマスタジアムで開催頂き、スタジアムやアントラーズの方々のご協力もいただいたこともありました。こうした非常のときに感謝や助け合いの気持ちをもち合って、同じJリーグのクラブを少しでもサポートできればと思います。

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またロアッソとレイソルにはたくさんの人のつながりもあります。5月1日、レイソルでの最終練習日となったアンデルソン選手とチーム全員で記念撮影もおこないました。先述の池谷社長に加え、現在の清川浩行監督は日立製作所でプレーし、レイソルアカデミーで長年指導されていました。財前恵一ヘッドコーチ、飯田正吾チーム統括部長、熊谷雅彦主務もレイソルでプレーされています。またレイソルの右サイドバックとして一時代を支えた藏川洋平選手、今年の8月で39歳を迎えますが、まだまだ現役で活躍中です。南雄太選手(現横浜FC)、北嶋秀朗選手(現新潟ヘッドコーチ)がレイソルから当時移籍し、アカデミー出身の仲間隼斗選手(現讃岐)もプレーしました。

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ロアッソからレイソルには、稲田康志選手が移籍加入し、武富孝介選手は2年間の期限付き移籍でお世話になっています。今年から加わった神山通訳は昨年までロアッソに在籍していました。レイソルアカデミーには熊本出身の井上敬太コーチ、吉田裕志コーチもいます。

レイソルとしましては、主催されるロアッソ熊本や対戦クラブの水戸ホーリーホックによるこの試合が通常通り、無事に進行されるように、また来場されるサポーターの方々、サッカーファンの皆様がこの試合を楽しみ、熱く応援いただけるように、5月22日まで準備を進めてまいります。

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またレイソルサポーターのみなさんにとっても、この週は、18日水曜日にナビスコカップ新潟戦、21日土曜日にはリーグ戦の福岡戦があり、日立台で公式戦3試合がおこなわれるという珍しいケースとなります。この両試合にもぜひともご来場いただいて、この前の神戸戦のようなすばらしい応援をお願いいたしますが、このロアッソ戦も同じような日立台のすばらしい雰囲気を作れるように、チケットをお買い求めいただいて、ご観戦や応援をいただくことが、ひとつの支援にもつながります。右サイドを駆け上がる藏川選手の久々の雄姿、また水戸の元レイソル兵働選手、またアカデミー出身の白井、麦倉選手のプレーも見られるかもしれません。試合観戦のご案内は、決定次第ロアッソのホームページに掲載されますので、そちらもご確認ください。