2006年7月13日

更新日:7/13 23:11

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

J2っていいですよね。落ち込む暇なんてありませんから。もう3日後には次の試合、神戸戦。とにかく次、勝つしかないんですから!
と話していたら、
「いやに吹っ切れてますね。ススキノで憂さ晴らしでもしたんですか」
と主務のタクちゃん。違いますよ。苦しくても顔を上げて、無理矢理にでも気持ちを切り替える。それがメンタルのタフネスってもんです。
とは言うものの、やはり札幌に敗れたショックは、一夜明けても残っていました。札幌戦の遠征メンバーは、午後2時前に柏へ到着。着替えてすぐにリカバーを始めたのですが、どことなく雰囲気が暗い。
しかし、北海道と比較すると赤道直下かと思える暑さの中、20分間にわたってランニングを続けて汗びっしょりになった選手たちの表情を見ると、顔つきが変わっていました。やはり気分転換には運動が有効です。
そしてリカバーが終わった後は、ピッチ上で車座になって話し合っていました。南キャプテンが集合をかけたという風ではありませんが、自然発生的に。話し合いがチームの結束を深め、気持ちの切り替えにもプラスに作用してくれればと思います。
何しろ神戸は絶好調。うつむきながら戦って、勝てる相手ではないのですから。

「相っ当に強いですよ、今の神戸は」
人を脅かすのが得意な平川スカウティング担当コーチが耳打ちするのです。
「第2クールで当たったときより確実にチーム力を上げてますよ、今の神戸は」
疲れた表情の平川コーチ。昨日神戸ウイングで試合を観戦し、神戸の好調さに衝撃を受けて、朝の5時までビデオを観ながら攻略ポイントを探っていたのだとか。
スコアだけを見ると、苦手とする草津に後半ロスタイム、セットプレーから勝ち越し点を決めて辛勝、と読めるのですが、実際には主力の三浦選手、トーメ選手を温存し、それでいながら圧倒的に試合を支配していたといいます。
上等じゃないですか。「強い相手に強い」レイソル、その真価を発揮してやろうじゃないですか。ましてや舞台は日立台。今ごろFC東京で頑張っているであろう中澤聡太選手が(メッセージありがとうございます、FC東京さんに届けました!)、キャンプ中の座談会で発言していたセリフを覚えていらっしゃいますか?
「試合前から相手を圧倒したいよね。『うわ、日立台に来ちゃったんだ』って相手に思わせたい」と言っていました。今のレイソルファミリーなら、それができる。圧倒的ホームを演出できる。連日のお願いになってしまって恐縮ですが、日曜日はぜひ、日立台でともに戦いましょう!

お願いついでにもうひとつ、恒例のお願いを。マッチデープログラム『ヴィトーリア』に掲載するサポーターズボイスを募集しております。匿名可、ホームページのメールフォーム「広報宛」からお送りください。大事な一戦を前にする選手たちを思いっきり鼓舞するような、皆さんの熱いメッセージをお待ちしております。タフネス!