2006年7月30日

更新日:7/30 0:18

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本日の担当:横井孝佳

頭が痛いです。いえ、チームに対してとか今日の結果について、とかじゃなくて。
敷島の記者席で絶賛速報中、チャンスを作っても作ってもフィニッシュが決まらない状況に苛立ち、後半のいつ頃だったか、思わず両手を振り上げたんですよ、机叩きたくなって。でも瞬時に「そんなことしちゃいけない」という意識が働き、思わず自分の側頭部にビンタ食らわせてしまったんです。それからずっと頭が痛い…。
それほど歯がゆい試合だったと申し上げたかったんです。

ここのところ、アウェイのナイトゲームの勝率が悪い。それは石さんも選手たちもコーチ陣も気にしています。石さんは昨日、「今、古邊に宿題出しとるんよ。アウェイの宿舎での過ごし方、コンディション調整について」と話していました。
その効果か、今日はキックオフから積極的に攻め、リズムを掴んだかに見えました。しかし、決まらない。ゴールが奪えない。相手のGKが絶好調だったこともあるでしょうし、ほんの少しの差なのかもしれませんが、とにかくフィニッシュが決まらない。
そうこうしているうちに、カウンターからまさかの失点。南選手が足を滑らせる不運もありました。そう、今日は本当に運がなかった。
しかし、試合後の山根選手のコメントからもお分かりのように、選手たちは攻めのバリエーション、引いた相手に対して、一本調子の攻めに終始してしまったことを反省していました。

攻めながらもゴールを奪えず、リードを奪われ折り返した後半。先日の徳島戦のように、後半盛り返してくれるかな、と思いきや、前半以上に苦戦している。相手が引いてしまい、スペースがない。石さんもすぐに鈴木達也選手を送り込みましたが、なかなか打開できない。
25 分ごろには足が止まり始め、敗色濃厚かと思われた時間に、リカが決めてくれました。5月のアウェイ愛媛戦といい、本当にリカのミドルは、一発で戦局を打開するパワーがあります。試合後にバスに乗り込む前、通訳の公文さんとそんな話をしていました。「あのシュートはものすごいですよ。リカは本当にすごい」と、ブラジルにサッカー留学した経験もある公文氏は舌を巻いていました。
今日はリカに感謝です。勝ち点1を確保できたことは大きい。

それにしても、敷島の一角を黄色一色に染め上げてくださったレイソルサポーターの皆さん、勝利を分かち合えず申し訳ありません。レイソルサポーターの迫力と笑いのある応援は、草津の方々にとって非常に新鮮に映るようです。ザスパのフロントの方々が口々に、「試合が休みのとき、日立台に行って観てみたい」とおっしゃっていました。

明日は柏まつりです。花自動車パレードに、今年は全選手が参加します。ぜひご声援をお送りください。