2021年2月11日

キャンプ練習7日目

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担当:大重正人

今日で7日目のトレーニング、ようやく折り返し地点となりました。キャンプ序盤から、戦術や目的を落とし込みながらもフィジカルも上げていき、急ピッチでチーム作りを進めてきた印象があります。昨日の練習では監督からこんな話がありました。「午前はリカバリーに充てて、午後の紅白戦にしっかり備えてほしい」。土曜にキャンプ初めてのトレーニングマッチが組まれており、そこに向けてよりよい準備ができるように予定変更がありました。午後からはフルピッチでの紅白戦、10分×3本。新加入選手が加わり、去年からさらに上を目指していこうという取り組みに、全員が真正面から取り組んでいこうという姿勢が見られます。もちろんうまくいかない場面もありますが、まずチャレンジして、それを話し合って改善していく。今日もたくさんのグループが自然にできて、色んな話し合いをしていました。

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キャンプ地からはオンラインで随時取材にもお応えしております。メディアの方からはどうしてもオルンガ選手がレイソルを離れたことに対して聞かれます。あれほどのスコアラーがいなくなって影響がないなんてことは当然ありませんが、それでも選手個人もチームとしても、どうやって攻撃の形を作って、ゴールを生み出していくか、とても前向きにポジティブに取り組んでいるように映ります。

仲間隼斗選手も。そのアタッカーのひとりです。「練習も毎日ハードにやっていて疲労も溜まってきてはいます。でもここからゲームが入ってきて、コンディションやチームワークを高めていけると思います。ミカが抜けて、みんなが攻撃への意識を高めて、点を取れるようにならないといけないし、個人的には去年よりももっとゴールを見なければいけないと思っています。チームとしてももっとクオリティーを高めていかないと、ミカが抜けた分を補うというのは難しくなりますから、緻密に緻密に、一人一人がこういうプレーをしたいということを話し合っていけば、もっと高めていけると思います。監督が求めていることをみんなが汲み取って、やれていると思います」

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中盤の競争は熾烈で、個人の力を発揮しつつも、やはりチームの組織の一枚として、いかに生産的にチームに貢献できるか。献身的なプレーや、戦術的頭脳的にも監督の求めるところを高いレベルで発揮しなければ出場のチャンスは近づいてきません。今日も明日も明後日も、自分と、そしてチームを高めていくためのキャンプが続いていきます。