更新日:8/11 0:3
本日の担当:種蔵里美
台風の影響で昨日は中止となったあけぼの山での練習。
チームは午後4時から、紅白戦形式を中心にトレーニングを行いました。田村コーチ指導のもとで行われたシュート練習には北嶋選手もフル参加。練習が終わる頃には風も涼しく、筋トレや自主練習などで各々ピッチを自由に使っていました。
今日はスタッフ数名と見学をしていたのですが、昨日に引き続き練習参加をしているユース3選手の話題から、小川選手が小平から長い道のりをかけて通っているという話になりました。
長い道のりといえば、いまはトップチームの近藤選手はつくばから常磐線に乗って通ってきていましたし、柳澤選手はさらに遠い美野里町から9年間も柏に通い続けました。
でも上には上がいました。柏レイソルU?18所属の中野選手は守谷から柏まで、自転車で通っているんだそうです。高校生年代ともなれば練習は月曜をのぞいてほぼ毎日。暑くとも寒くとも、練習後、ピアノで食事を摂り、それからまた自分の体を使って自転車で帰るんだそう。飯田元広報は「下半身鍛えられるよー」と言っていましたが、トレーニングを1日2回やっているようなものですよね。
「遠征のときでも大きなスポーツバッグを肩からかけて、それで自転車漕いでくるんだよ」と清川U?18監督。この3年間で、現在使用している自転車は7台目になったそうです。
たくましすぎます、中野選手。
アメリカ・ミシガンでも広報日記をご愛読いただいているHさん(ありがとうございます)、ユースの選手たちも同じようにがんばっています。
さてあさって12日発行のマッチデープログラム「ヴィトーリア」はフランサ選手の表紙が目印です。そのフランサ選手、7月26日の徳島戦で久しぶりにベンチ入りした際、ちょっと微笑ましい事件を起こしてくれていました。
通常、試合メンバーに選ばれた選手たちはスタジアム入りする前にクラブハウスの廊下で、スタンドに投げ入れるグッズにサインをしておく決まりになっています。サインされたものを宮本マネージャーが、ピッチ脇にわかりやすいように並べておいてくれるわけです。もちろん、各選手、自分が投げるぶんだけサインを入れます。ですがこの日、かなり早い段階でなぜか全グッズにフランサ選手のサインが。
ルールを知らないわけはありません。フランサ選手のキャラクターに魅せられているディエゴ選手は「なんで全部に!?キャッキャッ」と廊下で笑いを止められずにいましたが、我々広報は「フランサはよほど気持ちが入っているんだろう」と解釈した次第です。その気持ちがピッチ上でゴールというかたちにつながれば…と引き続き期待しています。