2006年8月24日

更新日:8/24 23:35

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本日の担当:横井孝佳

昨晩は衛星放送で仙台対横浜FC戦を見ていました。興味があったのはもちろんですが、試合の行方次第では仕事が増える可能性があったもので。
そう、横浜FCが勝てば、レイソルサイトトップページの「1位」を「2位」に変える必要が生じる!
そんな作業はしたくない、できれば横浜FCが勝ってもほっぽっておきたい・・のは山々ですが、正確・迅速を旨とするレイソルサイトでウソをついてはいけません。固唾を呑んでテレビを見守っていたのです。

結果は皆さんご存じの通り。しかしアレですね。J2の神様はレイソルが首位にとどまることを望んでいらっしゃるのでしょうか。願わくば12月2日まで、心変わりなさらないでください・・・。

などと神頼みモードに走っているのが、既に精神面のタフネスが欠けていることの現われだ! 昇格はレイソル家族が一致団結して、自らの力で掴み取るんだ!と気合を入れなおして出社しました。常磐線が停まっていようが気合で出社だ!

今日はうだるような暑さの中、午前中のみのトレーニング。野球場でウォーミングアップと2タッチでのボール回しなどを行った後、スタジアムのピッチへ移動してゲーム形式のトレーニングを行いました。
ゲーム形式は、ハーフコートの広さのピッチ内で、11対11のフルメンバーで行いました。とはいえ、練習に参加できる選手全員を3チームに分けて行ったため、特にスタメン組・サブ組という区分けはなされていませんでした。マッチデープログラム『Vitoria』の予想布陣の参考になるかと思ってみていましたが、あてが外れた次第です。
全体練習が終わった後、何人かのFWの選手が居残りシュート練習に励んでいました。フォトギャラでもご紹介したように、長谷川選手は田村コーチによるヘディング特訓中。素人目に見ても、以前よりヘディングが上手くなっていることがわかります。それより心配なのは、何本もクロスを上げていた田村コーチの右膝。また壊しますよ・・。
そしてこれもフォトギャラに書いたとおり、鈴木達也選手のシュートが凄まじかった。芯で捉えたボールは、まったくの無回転でゆらゆらと揺れ落ちる。GKの南選手や桐畑選手が横っ飛びしても、その手の下をすり抜けていく。一緒に見ていた下さんも、「すっごいね」と舌を巻いていました。
あれが試合でも打てれば、彼にとって強烈な武器となるのは間違いありません。ウラヘ飛び出す動きや献身的なチェイス、いわゆるムダ走り(もちろん、決して無駄にはなっていません)が特長の鈴木達也選手ですけど、積極的にミドルやロング狙ってもいいのでは、と思わせるシュートでした。

さて、上のほうで「昇格は家族が自らの力で掴み取る」と書いたわけですが、いったい私に何ができるのでしょうか。
これは昨年、一昨年からこんにちまで続く命題なのです。自分がピッチでボールを蹴るわけでもない。さりとてチームの勝利のために、何かができるはず。
考えた末に、春先の鹿児島キャンプで撮影した写真を紙焼きして、選手に配ることにしました。500枚以上に及ぶためプリント代が恐ろしく、今までPC内で眠っていたものです。
開幕から30試合以上が経過し、選手にとって今は体力的にも精神的にも厳しく辛い時期です。でも、あの3週間に及ぶ地獄のキャンプを乗り切ってきたじゃないか。吐くほど走ったじゃないか。絶対に1年でJ1に上がってやる、石さんを男にする、そう意気込んでいたじゃないか。
少し自信を失いかけている(ように見える)選手たちに、あのフレッシュな気持ちを思い出してもらいたい。そんな思いから、プリント屋さんにCD-Rを持ち込んだわけです。

誰でも必ず、力になれます。みんなの力を結集して、残りの16試合、勝ちましょう。みんなでJ1へ行きましょう。