2006年8月27日

更新日:8/27 22:26

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本日の担当:種蔵里美

昨日の愛媛戦から一夜明けました。
昨夜の試合メンバーはリカバーで軽めの調整を、一部メンバーは野球場で石さん指導のもとゲーム形式を、それ以外のメンバーは秋葉の森で大宮アルディージャとの練習試合に挑んできました。

この練習試合のスタメン・ベンチ入りも簡単にはいかないほど、選手層の厚いレイソル。対する大宮はサブも含めて約半数がユース所属の選手たちでした。
高い位置でラインを保って全体をコンパクトに、前線はともに188cmのFWが揃う大宮アルディージャ。立ち上がりはセットプレーから大宮にチャンスを作られるも、前半、ペースを握ったのはレイソルでした。宇野沢選手の左サイドからの縦への突破、藏川選手を中心とした右サイドからの崩しでチャンスを演出し、守っては深津選手・石川選手のコンビが安定感を見せます。宇野沢選手、李選手などがシュートへの強い意識を見せるものの、サイドから崩しても最後のつめが足りなかったりとなかなか得点が奪えません。
後半からはドゥンビア・鈴木将太のツートップに。前線から積極的にボールを追う将太選手、ドリブルで突破を試みるドゥンビア選手、そして沸く観客スタンド。得点は後半30分すぎ。ショートコーナー、石舘選手のボールに深津選手が押し込んだものでした。この2分後に失点してしまったのですが、試合を通して大きな声でディフェンスラインを統率し、積極的な守備を見せてくれた深津選手でした。終了間際に負傷交代したのですが、相手選手との接触により目の上を少し切ったとのこと。幸い、大事にはいたらなそうです。

今日は、柏からの見学者の多さに大宮のスタッフの方々は驚いていらっしゃいました。駐車場が埋まってあふれてしまうのは珍しいのだとか。スタンドの半数はレイソルサポーターでしたよね?
縦への突破を仕掛け、試合途中に勢い余ってハンドをとられた鈴木将太選手も、「観客、沸かせちゃったし(笑)」と苦笑してその存在の大きさを認めていたほど。秋葉の森はピッチのすぐ脇に見学スタンドがあって、柵もなく目の前で練習が見られるんですね。ボールが飛んできそうで、ドキドキするくらいの近さです。練習試合後も、クラブハウスに戻るまでの道で大宮のサポーターの方々とレイソルサポーターがそれぞれ自由に選手たちと触れ合うことができて、アットホームでいい雰囲気でした。

明日は一日オフ。次節・湘南ベルマーレ戦に向けてトレーニングを積んでいきます。第3クールだけの成績を見ると、湘南は神戸、横浜FCに次ぐ3位。レイソルはその次の4位です。いい準備を積んでいきましょう。
第3クール、あと3勝です。