2005年9月 4日

更新日:9/4 1:39

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

日頃からサポーターの方々への感謝の気持ちを惜しみなく言葉にするレイナウド選手。今日のインタビュー後のコールは本当に気持ちが良かったと思います。ピッチレベルだと上から声援が降ってきて、体全体が声援に包まれるように感じられます。近くにいた私も鳥肌が立ちました。
今日の試合、ロスタイムは4分でした。サッカーでは何が起きるかわかりません。でも、「聡太!!」と呼ばれて、「おっしゃ来た!」と急いで控えビブスを脱いで準備をする中澤選手の迫力満点な顔を見て、最後のアップをしながら「もう1点も(相手チームに)入らないでしょ」と言う加藤選手の言葉を聞いて、安心してヒーローインタビューの準備をしました。ピッチ上だけでなく、ベンチもまた大声で味方を鼓舞し、ともに勝つことに集中しています。
今日のヒーローインタビュー。当初は玉田選手とレイナウド選手でいこうと考えていました。試合直後、玉田選手にその旨を伝えると、「今日はレイナウドでいこうよ」と。2得点+自らへのアシストで大活躍を見せ、これが来日後初のヒーローインタビューとなるレイナウド選手。華やかな場を譲り、ヒーローインタビューのためにロッカーから出てきたレイナウド選手に向かって嬉しそうに親指を上げて、その活躍を祝福した玉田選手でした。玉田選手らしい心遣いでしょう。すっかりチームに溶け込んできたレイナウド選手も、これからまだまだやってくれると思います。
多くの選手もコメントしていたように、今日の試合前には選手間でいつもよりも多く話し合いが持たれたようです。互いのイメージを確認しあい、「勝とう」と気持ちを一つにしての一戦でした。
これを続けなければいけないことも、みなわかっています。南選手は「せっかくの勝利も次でつなげなければすぐに順位もなにもかもひっくり返ってしまう。だからこそ、次の名古屋戦はすごく大事。勝って、いいかたちでガンバ戦を戦いたい。国立、柏の葉で勝っているけれど、やっぱり日立台で勝ちたいから」と語りました。
今日だけは、といってももう日付が変わってしまいました。今夜だけは勝利の喜びに浸り、明日以降、次節に向けて気を引き締めて前に進みましょう。