2014年6月15日

惜敗 日本代表

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担当:河原 正明

 今朝行われたブラジルワールドカップ、日本代表の初戦・対コートジボワール代表戦は残念な結果でした。トップチームも10時から試合観戦できるように、8時からに練習を繰り上げ。しかし、思いのほか(?)練習が長く、結局終わったのはキックオフ5分前!一番に食堂に飛び込んできたのは藤田選手。明治大学サッカー部で同期の長友選手が先発出場するとあってTVに近い好位置をゲット。次いで登場は元日本代表のキャプテン・井原ヘッドコーチ。大先輩として後輩の活躍見守るだけでなく、毎回大会期間中には必ず日本代表についてのコメントを求められるだけあって試合チェックに余念はありません。

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 前半16分に本田選手の先制ゴールが決まった頃にはまだ7~8人しかいませんでしたが、直後に現れたのはネルシーニョ監督。「誰がゴールを決めた?」「ホンダ!」との答えで自然に笑顔に。今大会前に多くのメディアにも取り上げられていますが、本田選手は監督が名古屋時代の教え子。素晴らしいゴールの映像を確認して目を細めていました。
 前半終了ぐらいにようやくほぼ全員が集まりました。1-0で折り返すと、ハーフタイムは昼食タイムに(笑)。

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 そして迎えた後半、ドログバ選手が交代出場すると会場の雰囲気だけでなくピッチ上の流れが一気に相手ペースに。「やっぱり『ドログバ』って名前だけでもDFにとってはイヤなもの」との井原コーチの言葉にうなずく鈴木選手。星稜高校の先輩が決めたゴールに「やっぱり"持っている"んですよ」と喜んでいましたが、防戦一方の後半に自然と応援に力が入ります。

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 しかし、立て続けに左サイドを崩されての2失点で逆転されてしまいます。「ウワーッ!」と大きな声をあげる選手、頭を抱える選手、相手のプレーに感嘆する選手・・・。残り時間もだんだんと少なくなる中で攻める日本代表を最後まで応援し続けていましたが、無常にもタイムアップとなりました。また残念ながらレイソル出身の酒井宏樹選手の出番はありませんでした。次戦以降の日本代表の頑張りと酒井選手の初出場に期待したいと思います。

 さて、明日からトップチームは韓国・昌原(チャンウォン)で13日間のキャンプを行います。J2時代の2010年以来の再訪となります。あの時も短い中断期で行ったキャンプで力をつけて、後半戦は一気に優勝まで突っ走りました。2011年も東日本大震災の中断期に行った指宿キャンプで戦力を整えると、日本代表の酒井選手もそこからブレイク、J1初優勝を勝ち取ったのは記憶に新しいです。再現なるか、は選手次第。今日も短くも濃い練習で、それぞれが自分らしさを見せる動きをしていました。チャンスをつかもうとする若手はもちろん、ようやくケガが癒えて復帰をする選手に、後半戦で捲土重来を期す選手。それぞれにとって実りのあるキャンプとなりますように。

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 次にみなさんと日立台でお会いするのは7月になりそうです。それまでトップチームの情報は広報日記でお楽しみください。