J開幕&麗澤大&ZEAL
担当:大重正人
いよいよ明後日にJ開幕が迫ってきました。サガン鳥栖とのアウェイマッチは、土曜日14時キックオフです。昨年は1分1敗、ナビスコも1分と、負け越した相手。昨年10月、ラスト3戦全勝で年間3位になれたというところの初戦、ホームで鳥栖に3点を献上して苦杯。忘れもできない悔しさが残っています。
下平監督は昨年の試合を振り返りながら、「ちばぎん、練習試合をこなして、コンディションは上がってきています。鳥栖はメンバーは少し変わりましたが、印象は去年と大きくは変わらない。豊田へのロングボールから、日立台で3失点しているので、同じ失敗を繰り返してはいけない、やられてはいけないと選手たちにしっかり伝えました。ただ鳥栖はしっかりビルドアップからの攻撃もできるし、いろんな戦い方ができるチーム。戦術が選手たちにしっかり落とし込まれていて、やはり簡単な相手ではありません」と監督として初めて開幕を迎える一戦を「自分自身のトライでもあるし、本当に楽しみ。本当に勝ちたい」と意気込みます。
鳥栖には、この日立台で一緒に戦った旧友が非常に多く在籍します。チームメイトだった大谷キャプテンは「パンゾー(小林祐三選手)、グっちゃん(谷口博之選手)、コウキ(水野晃樹選手)、マサト(藤田優人選手)、それからテツ(太田徹郎選手)。みんなと戦えるのは本当に楽しみですよ」と再会を待ちわびています。一方で「豊田というターゲットがいて、なおかつチーム全員が献身的にプレーできるのが強みだと思います。Jリーグ屈指の空中戦の強さがあるけど、チャレンジとカバー、常にいい準備をし続けること。試合が終わるまで、しっかりやりきること。少しでも気を抜いたり、疲れてきて反応が少しでも遅れたらやられてしまう。10回でも20回でも何度でも同じように準備して同じようにプレーしないといけない」と気を引き締めます。
今季から新しく始まる「DAZN」の動画配信。すでにお試しの方もいらっしゃると思いますが、加入を迷われている方は、最初の1か月は無料体験できます。アウェイ鳥栖へ行くことができない方は、ぜひ下記より加入&視聴方法をご確認の上、お試しいただければと思います。
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/015370.html
そして日立台で撮影されたCMがテレビやネット上でも流れていますが、今日は「FOR YOU」というコンセプトCMが配信されました。レイソルは、伊東、中村、中谷の3選手によるサポーターへのメッセージ、そして柏熱地帯の黄色いサポーターの皆さんが一緒になった映像です。ぜひこちらもご覧ください。
今日は午前中に、日立台で記者会見をひらきました。柏市内の麗澤大学とスポンサーシップならびに「教育連携協定」を結ぶことになり、調印式をおこないました。麗澤大学の中山理学長からは「ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックなどを迎え、今後スポーツビジネス界が注目を集め、若い世代に夢を与えることになります。麗澤大学では経営力、コミュニケーション力、人間力を持った人材育成をめざし、あらたにスポーツビジネス専攻を新設する予定です。スポーツビジネスに必要な理論や知識を学び、レイソルでのインターンシップを通し、チームとして働く力、相手を理解する力も身に着けていくことを期待しています」とごあいさついただきました。
また同席しました瀧川龍一郎社長からも「麗澤大学様のこの取組みは、スポーツビジネスに携わるものにとって、将来、我々の業界を支えていくであろう人材を育成頂ける、そもそも有難いものですが、更にこの協定は、柏レイソルにとりまして、ファンサービスやマーケティングの課題などを調査・分析頂ける更に有難いものであります。
我々もインターンシップの受入を通じて学生の皆様にスポーツビジネスの最前線を肌で実感頂ける場を提供したり、特別講義に講師派遣をしたりなど、麗澤大学様のお役に立ちたいと考えております。最後に、この協定を通じた活動が実を結び、多くの優秀な学生がビジネスパーソンとして社会に羽ばたき活躍され、我々も事業拡大して地元柏の地域活性化に繋がるよう努力してまいります」とお話しさせていただきました。チームからは大学での講義でお話しさせていただいたり、またインターンとしてクラブの中で業務を経験いただく中で、少し先になるかもしれませんが、サポーターの皆さんにも何かお届けできるものを一緒になって作り上げていきたいと考えております。
またそのあとには、伊東純也選手の取材がありまして、彼と縁深い方が日立台にお越しくださいました。ユニフォームスポンサー「ZEAL HOLDINGS」の清水太希さん。実はこの方、伊東選手の神奈川大学サッカー部での1年先輩という間柄で実現した対談でした。学生当時のお互いの印象は「足がめちゃくちゃ速かった(清水さん→伊東選手)」「シュートがうまかった(伊東選手→清水さん)」。3年間同じ部活で過ごしただけに、終始リラックスして和やかな雰囲気で1時間ほどがあっという間に過ぎていきました。この楽しい模様は同社のサイトで公開される予定ですので、またお知らせさせていただきます。
「ZEAL HOLDINGS」の代表を務めるのは、元レイソル選手の薮崎真哉さんです。昨年途中からレイソルをスポンサードいただいています。前述の麗澤大学さんをはじめ、今季もいろいろな方や企業・団体からのご支援、サポートをいただきながら、無事に開幕を迎えることができます。改めて大きな感謝を申し上げるとともに、そのご期待に応えなければという思いを噛みしめています。下平監督以下、柏レイソルに関わるすべての方の力を結集して、今シーズンもともに戦ってください!どうぞよろしくお願いいたします。