練習試合 対法政大学戦
担当:河原 正明
北九州戦を終え、選手たちは昨日柏に戻ってきました。今日は本来ならば午後にリカバリートレーニングがあるのですが、北九州戦のスタメン組は免除に。一方、それ以外の選手は法政大学との一戦に臨みました。
試合は開始早々からレイソルが主導権を握ります。キックオフから70秒後には、武富選手がポストのホジェル選手とのワンツーで飛び出して先制。勢いに乗ったチームは両サイド、さらには中盤から多彩な攻撃を仕掛け大学生を圧倒。セットプレーでも渡部選手が高さを生かして頭で2点目を決めます。スコアも前半だけで4?0となりました。
後半からメンバーが入れ替わり、前半までの少し勢いも変わるのかな?と思いましたが、全くの杞憂にすぎず。17分に、この日キレキレだった田中選手が自ら追加点を上げると、後半から投入の北嶋選手が、田中選手のCKに得意ニアでのヘディングシュートで得点。さらに、続く3分後に頭で、その5分後にはPKと続けざまに2点を奪い8分間でハットトリックの完成です。
「今日のキタジさん、切れているなー」とは永井スタッフ。ここ数試合、FWの選手の得点が増えてきています。その中でまずは練習試合から結果を残していかないといけない、厳しい出場争いがあります。日曜日には天皇杯 2回戦が行われます。誰が出場するのか、こちらも非常に楽しみです。
なお、本日天皇杯2回戦の会場変更に伴うチケットの取り扱いについてのアナウンスをいたしました。S席(メインスタンド中央)のチケットをお持ちの方は、日立柏サッカー場に合せたチケットとの交換になります。それ以外の方はそのままご利用いただけます。詳しくはHPをご覧ください。
さて、話は変わりまして北九州戦ではレイソル関連の選手がチラホラと。池元選手も相変わらず危険なドリブラーでしたし、前回対戦時に鋭いミドルシュートを放った長谷川選手も途中から出場をして元気な姿を見せてくれました。
こちらは試合後の一枚。ユースの先輩・長谷川選手を訪ねたのは工藤選手、みなさんこの二人の共通点が判りますか?実は二人とも東京都足立区出身なのです。「家はどの辺り?」と訊ねられた工藤選手が「竹ノ塚です」。「おぉー近い!自転車でいけるよ(笑)」と笑顔の長谷川選手。10歳以上も年齢は違いますが、ご近所同士で同じレイソルの血を引く二人。今や足立区に縁があるといえば漫才師の「ねづっち(Wコロン)」が有名ですが、工藤選手、そして長谷川選手にも彼以上に名を轟かせるチャンスは整っているはず。地元のスターの活躍をみたいという方のためにも、それぞれのチームで頑張ってもらいましょう!
レイソル関連ではもう1枚。こちらの中央に写っているのは昨年までレイソルU-18に在籍していた向井貴一選手。現在は九州産業大でプレーしています。茨田選手とは同期となりますが、周りの選手はみな1学年上の先輩。そしてチェ・ファン通訳はコーチとして直接指導を受けた恩師でもあります。「向井はハートに芯のある選手。まだまだこれから先が楽しみですよ」とは師の言葉。彼のように大学でプレーすることを選択した選手も多いレイソルU-18ですが、普段にはなかなか会えないもの。こうして試合会場に足を運んでくれた旧友との再会に、しばし語らう6人なのでした。
さて、明日で夏休みも最後ですね。練習は夕方からのみ1本となります。秋の訪れを感じさせるように日も少しずつ短くなり、赤トンボも姿を見せていますが、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。早く秋が来て欲しいと思いますが、練習見学に来られる方は暑さ対策も万全でお越しください。では。