次なる戦いの場所
担当:大重正人
今日は予定されていたトレーニングマッチがキャンセルとなり、走り込みのメニューとなりました。300メートルを10本以上、ペースに応じてグループに分かれます。ベテラン組に比べると、若手選手の設定グループはかなりのスピード。昨日のアウェイゲームに出場した村上、田中両選手も疲れを感じさせない快調なペースで飛ばします。その前に猛然と走り抜ける選手がいました。林選手です。ラスト1周、いつも猛烈なラストスパートを見せるヤッシーが独走!「馬みたいやなぁ」と布部コーチもビックリです。
そしてもう一人。ベテラン組にいたはずの藏川選手が、なぜかラスト1本に若手組へ。かなりのハイペースにも関わらずトップに躍り出て、そのまま大津選手を抑えてのゴールイン。「あいつはやっぱり走れるよ。37歳ぐらいまでやれるんじゃないの」と石川健太郎スカウトが舌を巻くほどのスタミナ、さすが走れる男です。
チームは明日オフ。しかし工藤選手に休みはありません。U-21日本代表のショートキャンプが明日からスタートします!「今日、朝、自転車で柏駅に行って、みどりの窓口でチケット買ってきましたよ。行きは自分で準備しないといけないらしくて」と、明日の新幹線をおさえたそうです。「本当に光栄なことです。この世代を代表するチームに選出されて、レベルの高い選手の中でどれだけ自分が通用するか。2日間ですけど結果を残して、生き残っていけるようにアピールしたい。強いガンバと練習試合で戦えるのも楽しみです」と熱く意欲を見せます。
レイソルでは前半戦ほど出場機会に恵まれていませんが、これまで何度も逆境を乗りこえてきました。「代表から帰ってくれば熊本戦。南さんにはシュート練習でたくさん相手をしてもらいましたし、いろいろとすごくお世話になりました。自分としてはチャンスがあれば、シュートを決めることが恩返しになると思って頑張ります」。代表でいい刺激、経験を受けて、今度は日立台でのゴールを期待しています!!
「南さんはイエローカード3枚もらってて、イエローカードもらわないか心配で、ずっと携帯の速報を見てました!」というのは桐畑選手。彼も大切な先輩と再会できるのを心待ちにしている一人です。熊本戦マッチデープログラムのミニコーナー「オキニイリ」で登場を請うと......
乙女のようなメルヘンな表情でお気に入りのコミックを紹介してくれたのですが、「やっぱ、こっちの方がいいです。5分待って下さい!」となにやら準備を。彼の長年の思いが詰まった一枚が激写できましたよ!!試合当日をどうぞお楽しみに?