2010年11月13日

深まる連携

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担当:大重正人

いつもは華やぐ土曜日のJリーグですが、今日はACLの決勝戦が行われるため、J1・J2の全試合が日曜開催。そして我が柏レイソルの第34節はお休みと、ちょっと静かな土曜日の午後です。日立台では、打倒ガンバに向けて、今日も2時間以上の長いトレーニングが続いていました。

4対4のゲームトレーニング。MF選手チームのプレーに目を惹かれました。レアンドロ、茨田、大谷、栗澤の4選手です。ボールをつないでじっくりとキープし、縦パスが入ると、一気にスピードアップ。スムースに絡む3番目、4番目の動きが連なり、ほとんどの攻撃がシュートで終わります。ボールを奪われても、栗澤選手のボールチェックに始まり、攻守の切り替えが速い!ポジショニングの妙で次々とレアンドロのカウンターも決まる。

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5月30日のザスパ戦から3試合はこの4選手が同時に先発出場して3連勝。9月19日の千葉戦から茨田選手が先発に名を連ねて、再結成となったこのカルテット。出場停止が相次いで、一人欠ける試合もありましたが、試合を重ねるごとにお互いの特徴をさらに理解し合い、見事なコンビネーションが熟成。そしてここに左足のキックが変わらず好調の田中選手、徐々に復調している大津選手といったアタッカーが加わるポジション争いも激化しています。17日のガンバ戦、対するは遠藤、二川、明神、橋本、ルーカス選手といったJ屈指のミッドフィールダー陣です。レイソルが誇る中盤がいかに伍するか、試合を動かす大きなキーポイント。彼らの奮闘を願わずにはいられません。

午後からは、J:COM「レイソルタイム」の収録に、酒井宏樹選手が登場しました。柏出身の酒井選手、「家族もいつも欠かさず見ていますよ!」となじみ深い番組から声がかかって笑顔がこぼれます。司会の岡田亜紀さんは昨年のふれあいタイムでお話した内容を引き出しながら、今季の成長の秘密をさぐっていきます。「初先発のジェフ戦は本当に緊張しました。試合前サポーターの皆さんにあいさつにいって、応援コールをしてもらって、改めてこの試合の大事さを感じて、気が引き締まりました」。

恒例のマジックボックスの登場には「うわぁ...、一発芸だけはイヤです」。
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「実は中身4つとも一発芸じゃないんですか??」と意外に用心深い一面も見せてくれました(笑)。放送は12月1日からとなります。
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図らずもDF陣に負傷が相次ぎ、ガンバ戦の次の20日鳥栖戦は近藤選手が出場停止となります。4つのDFポジションすべてでプレーできる彼の存在は、日に日にチームでも大きくなっています。全体練習後には監督からのマンツーマン指導も。J2優勝へ向けて残り4試合のキーマンのひとりです!!