2010年11月22日

決戦前夜

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担当:大重正人

あと勝ち点2。明日の横浜FC戦は、J2リーグの優勝を決する大一番です。前節は、レイソルと2位ヴァンフォーレの結果に一喜一憂、足踏みもしましたが、またこの日立台で大きな目標達成を叶えるチャンスが来ました。11月7日の岐阜戦で3位以内を確定したように、この手で勝利を引き寄せて、レイソルサポーターの皆さんともう一度喜びをわかちあえるように。

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選手たちは、長い遠征を終えてもなお、明日火曜日、そして土曜日と連戦が続いていきます。疲れがないと言えば嘘になるでしょうが、優勝という大目標を目の前にして、気力は充実しているはずです。+
ネルシーニョ監督は「先週から、水曜、土曜、火曜と連戦が続いている。この2日間は、選手たちを休ませること、回復させることが第一だった。鳥栖戦では、ガンバ戦で長く出場した選手を温存したし、しっかり準備してきた。勝てば優勝という試合、そのことは十分認識している。ただ12月4日まで残り3試合という状況で、1試合1試合を今までやってきたサッカーを同じ気持ちでやることが大切。平常心で試合に入りたい」。

今日は2タッチゲームでの最終調整。ゴールもたくさん入り、笑顔とイジリが重なって、非常にいい雰囲気のチームです。ゲーム後には、思い思いの自主練へ。前節出場がなかったり短かった選手、林選手はトラップからシュートへ移る動きを、近藤選手はキックを繰り返し、ゲーム感覚をキープしようと感触を何度も確かめ、試合への準備を整えていました。

大谷選手は「横浜FCは90分走り切って、球際の激しさやボールへの執着心が植えつけられている。まずはそこで絶対負けちゃいけないし、どっちが先に一歩を出すか、ボールに触るか。1位でJ1に行くのと、2位で行くのは、周りの目も全然違うと思う。自分たちは『優勝して昇格しよう』という気持ちでやってきた」

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2年越しのJ1への思い、悔しさにまみれて、ゼロからやり直してきたレイソルが、大きな成果を得られるかどうか。「サポーターの皆さんと一緒に優勝したい」。これは監督、選手、チームみんなの思いです。その思いを叶えるため、明日午後7時半と遅い時間のキックオフではありますが、一人でも多く、日立台へ駆けつけてください。選手たちは皆さんの期待に応えてやってくれるはずです。レイソルの歴史に残る一日にしましょう!