サクラ咲く
担当:大重正人
4月2日は、もともと広島戦が組まれていた日です。お花見デーだったんだなぁと思い出し、朝の練習場で桜並木を見上げてみました。つぼみはふくらんでいましたが、まだ白い花を開いているのはごくわずか。しかし今日の心地よい陽光を浴びて、ようやく目を覚ましたのか、午後には一気にサクラ達が花を咲かせていました。桜前線がこのまま北上し、関東から東北地方のみなさんの心を少しでも元気づけてくれたらと思います。
再始動2日目ですが、1月の始動とは異なり、さっそくボールを使ったゲーム形式の4対4や8対8のトレーニング。「みんな体がよく動いてるよね。指宿キャンプに行って、3週間後に再開するというのもちょうどいいかもしれないね」と吉田強化部長も選手たちの軽やかな動きに目を細めます。水野選手のこんなジャンピングボレーの瞬間を撮ることができました。
今日、指宿キャンプのスケジュールを発表しました。トレーニングマッチは4試合組まれています。7日の福岡大学戦、10日の九州リーグ所属のヴォルカ鹿児島戦、13日のロアッソ熊本戦、15日の鹿屋体育大学戦です。「練習試合がたくさんあって、チャンスもあると思って燃えています」とは工藤選手。2週間、日立台を留守にして、サポーターの皆さんをまた少しさみしくさせてしまいますが、あの3月5日の開幕戦を再現できるよう、しっかりとコンディションを整え、トレーニングを積んできます。
そして夕方、遠くブラジルから新任のフィジカルコーチが来日しました。カルロス・アルベルト・ピメンテウコーチです。「まず日本に来るチャンスを与えていただいたことに感謝しています。プロのコーチとして、日本のチームでやりたいという夢を見ていました。自分をサポートしてくれるすべての人への恩返しになると思って、自分にできることすべてを、柏レイソルのために注いでいきます」とあいさつしました。2度ネルシーニョ監督に仕え、またアルゼンチンのテベス選手やダレッサンドロ選手といった世界的選手とも同じチームで戦った経歴をもちます。チームをまた一回り強くしてくれる働きを見せてくれることでしょう!
最後に明日、日立台のグラウンドで東日本大震災の募金活動をおこないます。時間は11時から13時ごろ、選手たちも練習後30分間ほど参加する予定ですので、たくさんのご来場をお待ちしております。