2011年5月 6日

国立決戦へ

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担当:大重正人

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木陰では少し肌寒かったゴールデンウィーク休日の中日。しかし活気あふれる選手たちの笑顔が、その寒さを忘れさせます。GW3連戦のラスト、浦和レッズ戦を明日に控え、今日はいつものように2タッチゲームで最終調整でした。今日5月6日は工藤壮人選手の誕生日でした。赤チームが迎えたスローインのチャンス、ユースの先輩でもある大谷選手は「クドー、ロングスローいけよ!ロングスロー!」

「はいっ!」とばかりに笑顔でタッチラインへ。
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「そこ、行きますよ?!!」
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ピメンテウコーチも笑顔で見守る中、助走に入り、、、
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「オリャァッ!!」
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普段の力強いシュートとは正反対の勢い、力なくボールは届かず。チームメイトの笑いを誘って盛り上げます。サポーターのみなさんやチームメイトから祝福を受けたクドー。モバイルレイソルの選手日記リレーで、感謝の気持ちと21歳の意気込みを語ってくれましたので、どうぞご覧ください!

リラックスしたトレーニングから一転、報道陣からレッズ戦について聞かれた選手たち。大谷選手は「浦和は個人で打開できる選手が多く、今は結果が出ていないだけ。マリノス戦も相手を押し込んでいた。この前の山形戦では、カウンターを狙う相手に対して、変な奪われ方をしたらいけない、と少し消極的だった。監督からも『もっとシュートの意識を高めよう!』と言われた。シュートを打たないと何も起こらない。大宮戦のジュンヤのように思い切って打っていきたい」。

その田中選手は2年前、順大在籍中に特別指定選手として、埼スタで4-1の快勝に貢献した経験をもちます。「J1は特に前半堅い展開になるので、まずはディフェンスからしっかりと。カウンターのチャンスがくればスピードをいかしたい。後半は疲れてくるので、そこでスタミナをいかして走り回りたい」。2年前からの成長を実感できるような試合を期待したいですね。

ネルシーニョ監督も変わらず警戒を強めます。「浦和はとても攻撃的なチーム。エジミウソン、マルシオ、タナカ、ハラグチ。この前線4枚はそれぞれ違う味と力をもった注意すべき選手。特に自分たちがボールを奪われたあとのカウンターは危険だ。ただ我々も、いつものスタンダードを出せばいい。守備、カウンター、ポゼッション。自信を持って試合に集中し、準備していきたい」。

明日は午後4時キックオフ。その前後に少し雨が降りそうです。観戦される方にとっては雨具が必要となりそうですが、ピッチは適度に湿り、ボールスピードは増すでしょう。パスサッカーを信条とする両チーム、ハイテンポで持ち味を出し切る好ゲームが期待できそうです。自由席をはじめ当日券も残っておりますので、2年ぶりの国立へどうぞ参戦ください!