2011年5月10日

組織で

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担当:大重正人

今週の週間天気予報はカサマークばかり。「もう梅雨?」と思ってしまうほどの1週間になってしまいそうです。今日は25度を超える夏日で蒸し蒸しとした暑い日でしたが、明日は一転して15度以下で冷たい雨が降るそうです。選手たちも調子がいい時だからこそ、体調管理には細心の注意を払わなければいけない1週間になりそうです。サポーター皆様もどうぞお気をつけください。

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昨日のトレーニングマッチに出場した選手はリカバー。そして浦和戦の選手たちを中心にフォーメーション練習が行われました。ボールをシンプルにすばやく動かし、それに合わせるように今度は人が動きます。味方へのサポートと前への飛び出し。ボールも人もとても滑らかに流動的に動き、前線の選手へリズム良くスムーズにボールが渡るため、北嶋選手やレアンドロ選手など、最後のフィニッシュもビシビシ決まります。去年から積み上げてきた連携という部分では、本当にいま大きな成果が出ているように感じます。

それを終えると、攻撃陣はシュート練習。CBコンビはヘディングクリアのトレーニングへ。浦和戦でコンビを組んだ近藤選手と増嶋選手、井原コーチの蹴るロングボールを、高いジャンプから大きく高く跳ね返し、先日エジミウソン選手をシャットアウトした調子の良さをそのまま見せていました。次の新潟にも、スピードとパワーと決定力を備えたブラジル人FW、ブルーノ・ロペス選手がいます。ここまで北嶋選手の4得点に続く、リーグ2位の3得点。新加入ながら、すでにエース級の活躍を見せています。やはりこの助っ人を止めないことには、ここまで2勝3分けと無敗の新潟に勝つことは難しくなります。レイソルは個よりも組織で戦うチーム。全員攻撃全員守備で今週も戦います!

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昨日の広報日記でもお伝えしたとおり、専門誌サッカーダイジェスト、サッカーマガジンとも我がレイソルの北嶋選手が表紙を飾り、サポーターの皆様も気持ちの良い朝を迎えられたことと思います。そのダイジェストのインタビューを大津祐樹選手が受けました。持ち味のドリブルについて質問を受けますが「1、2年目までは持ったら即勝負だった。でもリスクが高かった。今のチームはボールをポゼッションすることが一番。ボールを取られないようにキープしてサポートを待つ。それがチームの形です。昔ほど仕掛けるシーンは少ないかもしれない」とまずはチームの歯車として、戦術が機能するように考えたチームプレーに徹しています。

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「でもドリブルが持ち味だし、チャンスがあればどんどん仕掛けて、攻撃のアクセントをつけたい」とドリブラーの矜持も隠しません。パスがあるからドリブルも生きるし、ドリブルがあるからパスも通る。入団当時とはプレーの幅が明らかに広がっています。満面の笑みでインタビュー撮影を終えた大津選手。来週16日火曜日発売号でさっそく掲載予定です。

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そして明日は、もう一誌のマガジンも取材にお越しくださいます!その模様はまた明日。最後に、読売新聞千葉県版で、昨年に引き続き北嶋選手の「主将コラム」がスタートしますので、そちらもお楽しみに。