2011年5月24日

責任

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担当:大重正人

九州南部は昨日から梅雨入り。平年より8日早く、昨年より20日も早いとのこと。関東地方にもいずれ早目の梅雨入りニュースが報じられそうです。今日の雨は梅雨ではないそうですが、気温も低く冷たい雨の中、トレーニングが行われました。雨が降ってもピッチでプレーする22人は同じ条件ではありますが、ゴールキーパーにとってはフィールドプレイヤーよりも難易度が高くなるのは間違いないでしょう。

濡れて扱いにくいボール。水面を跳ねる小石のように、滑りながら加速してくるシュート。4月23日の大宮戦、雨上がりのピッチにもかかわらず、いつもと変わらぬキャッチングやセービングでゴールを割らせなかったのが菅野選手です。今日も濡れたボールとピッチを相手にしながら、何度も反復練習。クロスに飛び込んでくる191cmのダミーFW川浪選手との競り合いにも負けず、力強くボールを弾き飛ばしました。

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今日アップしたモバイルレイソルインタビューの一節です。
「どんなときでも自分の仕事は落ち着いてできているかなと思います。とにかくゼロで終わる試合を増やしていって、それがチームの安定につながればいい。今年は結果にこだわる年なので、チームと個人の結果を出し続けるなかで貪欲に代表も目指していきたい。プロ9年目で柏でも4年目。そのなかで自分への物足りなさは、サッカー選手に慣れてしまったことだと思う。もっとプロになったばかりのころの貪欲さを思い出して、代表への思いもどんどん口に出していこうと思っています。言うことは自由だし、自信もある。そういうことで柏を盛り上げていければ、言うこと無いですね」。

同じく今のレイソルを支えている一人が、栗澤選手です。神戸戦のマッチデープログラムのインタビュー。ディフェンスラインやボランチによる守備の安定を称えられたものの「5人や6人で守れるもんじゃありません。フォワードから前線の選手が追ってくれるから守れるんです。11人全員の頑張り、助け合いがあるからやれています」。さらに続けます。「チームのみんなも『責任』という言葉をよく使うと思いますが、試合に選ばれて出る以上、いろんな責任を背負ってプレーしている。それが今のレイソルには浸透している。1対1に負けないこと、もっと細かいひとつひとつのプレーも追及していかないと」

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菅野選手も栗澤選手も、仲間に対して時に厳しい要求を出します。ですが、それも2009年降格の責任や、レギュラーとして試合に出続けている責任、年長者としての責任など、常にいろいろな重みを背負ってきたからこその言葉。「先のことを考えるのは好きじゃないです。次の神戸戦だけです」。栗澤選手は、まず土曜日のホームゲームだけに向けて集中を高めていきます。

さて話はかわりますが、、、その神戸戦当日の5月28日から、4種類のグッズを新販売いたします。『キャップ(サイドロゴ)』、『シュシュ』、『アクリルキーホルダー(スター)』、『アクリルストラップ(スター)』です。イベントレポーターの「ともちゃん」と「まゆゆさん」がさる土曜日に日立台でモデルになってくれました。それ以外にもタオマフやメガホン、手帳用シールなど引き続き販売しておりますので、試合当日のスタジアム売店、サッカーショップKAMO柏店、オンラインショップでお買い求めください!

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