2011年6月16日

力を集める

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担当:河原 正明
 
 磐田戦から一夜明けた今日の午後、トップチームは2グループに分かれてのトレーニングを行いました。昨日の先発組はリカバリーメニューで、土曜日の福岡戦に向けた調整を行いました。今季2度目の複数失点、さらには2年ぶりの2点以上の得点差での敗戦とあり「戦術的な練習はやらないのか?」とお考えの方もいるかと思います。しかし、福岡戦は連戦の3戦目となることから「コンディショニングの意識を高く持とうと連戦前に話した。インターバル期間は充分な休養と栄養補給をすることが大事(ネルシーニョ監督)」との考えに基づき軽めのトレーニングとなりました。

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 もっとも選手たちも「昨日の負けもどうしようもない負けではなかった。ほんの少しの差。でもその『差』を今までも大事にしてきた。そこを次の試合ではシビアに突き詰めていきたい。自分たちがやることは理解しているし、闘い方を信じている(北嶋選手)」とネガティブなものはありません。
 「我々のパフォーマンスは、守備でも攻撃でも個人ではなく全体の力の集結」昨日のネルシーニョ監督のコメントにあるように、土曜日にチーム全体の力を集める作業が指揮官には必要なだけです。一昨年の監督就任来から今までのチーム歩みを見ても、監督の哲学・手法に一切の妥協とブレはありません。今のレイソルはそのブレない力を強く持っているチームのハズです。

 「間隔が詰まっているのは余計なことを考えるヒマもない。その意味では連戦も悪くない(北嶋選手)」と話すようにすぐに試合はやってきます。明日もいつもより早い8時30分からのトレーニングを行い、チームは福岡へと向かいます。選手を送り出しに日立台にお越しになられる方は時間のお間違えがないようご注意ください。