2011年10月15日

同じ方向

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担当:大重正人

試合前日のトレーニング、今日はいつもの2タッチゲームではなく、フットバレーでのリラックス調整でした。抜群のコンビネーションを見せたのが、サワ、マス、ワタルのトリオ。「3連勝でチャンピオンですよ!広報日記で絶対に使ってくださいね!」と澤選手のリクエストに応えました。彼らだけでなく、選手もスタッフも含めて、レイソルらしい明るくムードに包まれていました。そして同じ目標に向かって、同じ気持ちで戦えていることを改めて実感しました。

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そして明日は「GIANT KILLING(ジャイキリ)×REYSOLカレーパーティー」を開催いたします。心配された雨も朝早くにやんで、開場のころには25度を越える好天に恵まれそうで、ホッとひと安心です。ジャイキリに登場する隅田川スタジアムは、我らの日立台がモデルになっていて、その御縁から昨年3月の同じイベントを開催させていただきました。そして今年も「GIANT KILLING」の作者のツジトモ先生、講談社様をはじめ、フードコートで特別メニューを考案いただいた各店舗の皆様、遠く山形「炎のカレーパン」さんなど、本当に多くの方のご協力をいただき、本当にありがとうございます。

昨年はJ2からリスタートになり、1年でのJ1復帰を果たすためにチームがひとつになって戦いましょう!という思いを伝えたくて、ジャイキリの第89話「カレーパーティー」のお話をもとに、イベントを企画しました。その89話、選手とサポーターが一緒になってカレーを食べている光景を見て、ETU監督の達海猛が後藤GMに話しかけます。

「選手も フロントの人間も 地元の人達も
食堂のおばちゃんも ジュニアのコーチも
皆いっしょになって ひとつのことを共有してる

これがクラブだよ 後藤

ピッチに立ってプレーするのは11人...
でもそれだけじゃリーグ戦の長丁場は戦えない

ベンチ フロント サポーター クラブに係わる沢山の人......

そのすべてが同じ方向を向いて 同じ気持ちで戦うんだ

それが出来りゃ ETUは もっともっと強くなる」
(89話から引用)

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今回も講談社様のご協力で複製原画展を開催しますが、今回はもう一話増えています。第139話、達海の選手時代のお話です。東京ヴィクトリーとの大一番、PKで先制を許してのハーフタイム。後ろ向きになっている仲間を前に、達海が語りかけます。

大事なのはいつもの自分たちのプレーをすることだよ

それでも
なんかよくわかんなくなった時は......

スタンドを見たらいい
(139話から引用)

力の限り、声援を送ってくれるサポーターの姿が、達海の見つめる先にありました。この日立台のスタンドにも、同じようにクラブを愛し、すべて捧げて共に闘ってくれる仲間がいます。酒井選手は「今年は先制されても、まだいけると思える。サポーターが作ってくれる雰囲気のおかげで逆転できた」とその力の大きさと、感謝の気持ちを言葉にしていました。

思い返せば昨年3月福岡戦のカレーパーティーの日は、苦しい苦しい試合を途中出場の工藤選手がプロ初ゴールで救ってくれました。そして今回のモンテディオ戦。これまでの対戦でも、常にレイソルの前で大きな強敵であり続けています。間違いなく難しい試合になるでしょう。それでも我々の大きな目標に向かって、何があっても揺るがず、一枚岩で戦う気持ち、覚悟をもって、10月16日を迎えたいと思います。柏レイソルを強く激しく後押しするご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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