広島へ
担当:大重正人
「寒い、寒い!」そんな声が選手達から聞こえてくる今週。すっかり秋が深まり、この前の日曜日の暑さがうそのようです。広島での前々泊が決まり、今週は早くも日立台でのラストトレーニングでした。非公開のなか、豊富なアタッカーが揃ったサンフレッチェをいかに破るのか、綿密に練習が繰り返されました。
大谷選手は「サンフレッチェはJリーグのなかでも特別なサッカーをやるチーム。ポゼッションを高めての崩し、センターもサイドもうまく使ってくる。相手のビルドアップからしっかりとウチは考えて守らないといけない。ただ最後のところで決定的な仕事をするのは、寿人くんだったりチュンソンです。崩されてもそこでやられないようにすることに気をつけたい」と7月に3-1で勝利をおさめたホームゲームの再現を狙います。
そしてネルシーニョ監督も、残り5試合での意気込みを語ります。これまでも選手たちに勝ち点の目標設定を説いてきました。「この前の5試合では少し勝ち点を失ってしまったが、この5試合ではそれを取り戻すことができた。これまでの統計から言って、総勝ち点の69?70%がとれれば優勝の可能性が高まってくる。ここから5試合、ホームでもアウェイでも同じ姿勢、ゲームレベルを保たなければいけない。サンフレッチェの攻撃はバラエティで質も高いが、我々は我々のスタンダードで戦うだけだ」と、まずは1試合1試合に全力投球でVITORIAを懸けて戦います。柏の留守をあずかるスタッフ達から勝利の念をがっちりと受け止めて、空路広島へ出発しました。
先日の山形戦では、ジャイキリカレーパーティーの多くの方にお越しいただいて、ありがとうございました!我が日立台がモデルになっているジャイキリの最新刊第21巻が、明日発売となります。そしてコミックスとは別に、インタビューメインの別冊extraも合わせて発売されます。主人公の達海に合わせて監督をメインに構成されてきましたが、今回は趣向を変えて「キャプテン」にスポットが当たっています。レイソルからは井原コーチが登場しています。神戸の宮本選手の証言とともに日本代表キャプテン論がかわされています。みどころ十分の別冊号もぜひご一読いただければと思います!
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