2012年4月23日

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担当:大重正人

まず、昨日ですが、橋本選手と酒井選手が日本代表候補トレーニングキャンプメンバーに選出されました。ただ橋本選手は戦列に復帰したばかりで、今回は残念ながら辞退となりました。サムライブルーのジャージを着ているワタルを見たかったですが、ザッケローニ監督の目に留まったことは変わらぬ事実。右の酒井選手のようにこれだけのサイズがあって、しかも純粋なレフティーの左サイドバックはJリーグを見渡してもそうそういません。現状に満足することなく、欲深くどんどん高みを目指してほしいですね!

さあ今日の日立台、春の陽気が長続きしません。一日中、雨が降ったりやんだりの天気でした。ちょっと気分が沈んでしまいそうな曇天でしたが、選手たちがそれを忘れさせてくれるような熱気と活気でトレーニングに打ち込みました。

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神戸戦では21本ものシュートを打ちながら、決定機をものにできず敗れました。ネルシーニョ監督が試合後に「フィニッシュでの落ち着きと判断力、技術を早急に解決しなければいけない」と語ったように、さっそくシュート練習!通常はシュート練習を外れることもあるボランチたちもシュートの列に。大谷選手も一球一球をおろそかにしない、気持ちのこもったダイビングヘッド!

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レイソルがこれまで勝利できたのは、トレーニングの積み重ねや競争があったからこそ。今週はACLがなく、思う存分練習ができます。この壁を乗り越える!という気概が選手たちのいたるところから伝わってきます。

週末にはサガン鳥栖戦を迎えます。現在リーグ5位、7試合でわずか3失点と、現在リーグNo.1の守備力を誇っています。J2から上がったばかりなのに、という考えはまったく筋違いです。何よりレイソルがそれを証明したのですから。マッチデープログラムのインタビューでは藤田優人選手に登場願いました。昨年も対戦経験のあるサガンへの印象は、一言「身も心もタフ。今の成績はまったく不思議ではありません」と身をもって知る経験者は語ります。

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そして新聞紙上を沸かせている、清武功暉選手をご存知でしょうか。セレッソ大阪の清武弘嗣選手の1歳弟で、福岡大学所属ながら、先週にサガンに特別指定選手登録され、いきなり途中出場から決勝ゴールに絡む活躍を見せました。そんな清武兄弟と、藤田選手は大分県の同じ明治北SSSの出身で、藤田選手が6年生時に、弘嗣選手が3年生、功暉選手が2年生。さらに藤田選手にとって、清武兄弟の長男、勇太さんが「ずっと追いかけていました」という憧れの存在(ちなみに大阪体育大学では橋本和選手の1年先輩)。ものすごい縁が明らかになりました。そんな幼少時代の興味深い話を含め、マッチデープログラムやモバイルレイソルでのインタビューをどうぞお楽しみに!

最後に、今日4月23日は公文栄次通訳の誕生日、そのお祝いの模様です。自分の誕生日でありながら、まずボスのネルシーニョ監督にケーキを。監督を支え、監督に支えられ、クラブを大きく動かす2人の深いつながりを見ることができました。今日も2部練習の合間に、ロボ選手のインタビューに立ち会い、誕生日ながら大忙しだったエイジーニョ、本当に誕生日おめでとう!!

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