2012年4月24日

邂逅

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担当:河原 正明

 神戸戦から3日、昨日に引き続きトップチームは午前中にトレーニングを行いました。練習後の取材で「今の状況は時間が解決してくれるものではない」と厳しい表情で話していた工藤選手。神戸戦を振り返り「チャンスは作れていた。でも決めるのはFWの仕事」と今日も居残りでシュート練習に励みます。この状況を変えるのは選手自身だということは痛いほど判っています。そんな工藤選手からは「ゴールデンウィークにホームで3連戦ができるのは大きなアドバンテージ、多くのサポーターの方に声援いただきたくです」。鳥栖戦もまだチケットがお買い求めできます。ぜひご家族揃ってご声援にお越しください。

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 さて、今日の練習後に取材を受けたのはのべ6選手。今季は平日の試合がない週にはがっつりと取材を入れています。そして今季第1号のファンクラブ会報誌「日立台通信」にはこの2人が登場。林・藤田の同級生コンビです。藤田選手は2日続けての取材ですが、ネタは豊富ですね。
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 この2人の対談ですが、個人的には見覚えがありました。2010年に林選手が東京ヴェルディから移籍してくる時にどんな選手か知りたくて、当時あるサッカー専門誌のヴェルディ特集号にインタビューが載っていたのを思い出して、情報収集のために読んでいました。実はその時も対談形式で「同じ大学を卒業してプロ入り」という同級生のくくりでの対談でした(興味のある方は2009年のバックナンバーを探してください)。今回も・・・話題としてはどうしても触れないわけにはいきません。が、その取材の翌年にはそれぞれが移籍をし、しかも3年経ってから3たびチームメイトになるということも、なかなか無いことです。

 チームメイトとなって約3ヶ月後の4月7日(土)のJ1第5節 札幌戦。後半から藤田選手、林選手ともに途中出場し、レイソル移籍後初めて2人が同時にピッチに立ちました。藤田選手がボールを持ち前線に視線を送ると、その先には大きな背番号11が眼に入っていたそうです。
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 お互いの生活や環境も大きく変わりましたが、こうして邂逅したのも2人の持つ縁からです。藤田選手のクロスから林選手がゴールを決める、こんなシーンをJ1のピッチで早く見てみたいですね!

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 取材の合間にクラブハウスの食堂に行くと、大きなTVが設置されていました。実は前のTVが故障して以来、しばらくクラブハウスには置いてなかったのですがようやくの(何年ぶり?)復活を。選手・スタッフたちも早速、サッカー番組にクギ付けになっていました。

 そしてようやく帰ってきた選手も。「(ブログに)書いてよね!」チームには選手会長から発散されるポジティブなパワーがいまは必要かもしれません。クラブハウスがにぎやかになって、ようやく「いつも通り」になった気がします。彼についてはまた今度詳しく!

 さて、先ほど今年第1回目のイエローハウスが終了しました。新スタジアム導線や施設のこと、観戦マナー・・・様々なご意見をいただきました。議事録は近々に公開いたしますのでご一読ください。

 と、ここまで書いていてロンドン五輪代表 男子サッカーの組み合わせが決まりましたね。日本はスペイン、ホンジュラス、モロッコの順に戦います。酒井宏樹選手も「スペインと戦えるのは楽しみ」とのコメントも届きました。最近の取材でも「どうせやるなら強い国と真剣勝負をしたい。スペインとやってみたい」と話していましたがその通りになりました。明日まで合宿ですがケガなく、そしてポジティブな刺激を受けて帰ってきて欲しいものです。