週末の柏は大イベント
担当:大重正人
昨日は、そこにいるだけで熱中症になってしまいそうな大阪の猛暑に遭いましたが、柏に帰って少し和らぐかと思いきや、すっかり真夏に突入していましたね。それにしても、昨日の万博での選手たちの頑張りには大きな拍手を贈りたいと思います。夜になっても気温30度、湿度はなんと70%。風もなくほとんどなく、本当に過酷なコンディションにもかかわらず、相手をがっちり受け止めながら、最後に寄り切る強い勝ち方。
印象的だったのは攻守の中心のコメントでした。増嶋選手は「前の人がシュートを決めてくれるし、前線からしっかり守備をしてくれる。本当に助けられています」と言えば、殊勲の2ゴール!レアンドロ選手は「自分だけがチームを救ったわけじゃない。ジュンヤの動き出しがあったからシュートコースが見えた。一人では勝てないし、たまたま自分が点を取れただけ。3ゴールと今日の勝ちは全員の勝利だ」とチーム全体が、仲間のため勝利のために働き続けていることを強調します。攻守ががっちりかみ合い、一致団結して猛暑続く試練の夏越えに挑んでいきます。
大きな先制点を決めた工藤選手は、帰柏後すぐに他の先発選手とともにリカバー。日々のシュート練習をサポートしている布部コーチとのランニング。身振り手振りを交えながら昨日のゲームを振り返っているようでした。毎日の努力が試合で実った師弟コンビ、喜びや充実感も当然あると思いますが、工藤選手は「まだまだ課題がありますから」といたって言葉は変わらず。「自分の価値、立場を確立していくために必要なのは、何よりもゴール。これで満足せず、継続していくことが大事ですから」。チーム内の競争と、対戦相手との真剣勝負で、まだまだ若きストライカーは磨かれていくことでしょう。
勝利の余韻もそこそこに、もう明後日はリーグ戦です。セレッソ大阪を迎え、日立台では1か月ぶりの待ちに待ったホームゲームです。試合当日の28日、日立台と同じぐらいに熱く燃え上がる柏最大のイベント「柏まつり」も開催されます。ニュースでもお知らせしていますが、柏駅周辺は12時から夜9時まで交通規制が敷かれ、バスやタクシー乗り場も駅から離れた場所に変更となります。徒歩で来られる方も駅前の大変な混雑を抜け、大変な猛暑のなかのご来場が予想されます。熱中症対策、お帰りの際の事前切符購入、お早目の行動など、事前のご準備をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013978.html
最後に、レイソルU-18が明日からクラブユース選手権全国大会に挑みます。群馬県前橋市での1次ラウンド予選リーグ、27日10時30分から大会2連覇中のヴェルディ、28日13時からは、長身DFハーフナー選手を擁するグランパス、29日15時30分からは今世代No.1ストライカーの呼び声高い南野選手率いるセレッソ。最強の「死のグループ」に挑む下平レイソルにもご期待御声援をどうぞよろしくお願いいたします。