2012年11月17日

雨中の激戦を制す

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担当:河原 正明

 雨のやまない日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦は、接戦の末に2-1で勝利することができました。
 シーズン最終盤に差し迫ってもまだ混沌としているリーグ戦。優勝争いは2チームに絞られましたが、昨年よりも3位争いはシビアな状況です。今日は浦和×広島、そして横浜×柏とACL出場圏内での直接対決が2試合行われました。
 我々の試合はどうしても勝ちたい、という両チームの意地がぶつかる激しいものとなりました。ピッチコンディションが良くなく、立ち上がりこそ慎重だったものの、試合が進むにつれて、互いの感情がむき出しになっていきます。

 レイソルはセットプレーのチャンスでラッキーな先制点をあげます。しかし、思うようにボールをコントロールすることができず、試合の流れを掴めません。それでも一点リードで前半を折り返します。
 しびれる試合展開の後半はやはり復帰したエース、レアンドロ選手に注目が集まりました。しかし、相手のマークもきびしく、何度も倒される場面が。
 それでも数少ないチャンスをしっかり決めるのがエースのエースたる由縁。「長い間チームを離れていたが、復帰初戦でゴールすることができてチームに貢献できました。これも支えてくれたスタッフ、家族のおかげです。もちろんサポーターの声援も力になりました。残り2試合も応援してください!」と感謝していました。

 またCB近藤選手も予定より早く復帰することができました。実は試合勘の部分では不安があった、と試合後に明かしましたが、「マスと試合中にコミュニケーション取って、ゲームをやりながら戻しました(笑)」とタフな部分を実戦で見せてくれました。
コンビを組んだ増嶋選手も「最後までカラダを張って守れた」と話し、工藤選手も「前節のガンバ戦の反省を活かせた」と逃げ切り成功で直接対決を制したことを喜んでいました。

 これで順位も6位となりました。しかし、一喜一憂はできません。残り2戦も全力で臨むだけです。雨の中、最後までご声援いただきましてありがとうございました。次はホーム最終戦です。上位進出をかけての、そして「ACL圏内の目標を保つことができた(ネルシーニョ監督)」戦いとなります。チケットは残りわずかです。ぜひスタジアムで応援よろしくお願いします。

 なお、トップチームの明日の練習はオフとなりました。西が丘では14時からJユースカップ・大宮ユース戦があります。観戦は無料ですので、お時間ある方はヤングレイソルの応援にお越しください。