兄弟対決
担当:大重正人
昨日は、レイソルとマリノスで、谷口、小林、狩野、藤田選手など、元チームメイト同士が新しいチームで旧友と戦い、素晴らしい熱のこもった好ゲームを繰り広げてくれました。今日も、昔懐かしい仲間同士が、この日立台でぶつかりあいました。仙台大学とのトレーニングマッチです。
去年10月22日のリターンマッチ。当時も懐かしい再会の模様をお伝えしましたが、今日はさらに世代の広がりが凄かったです。U-18出身選手が、レイソルは8人、仙台大学は5人。なんと22人中13人がレイソル出身という、まさしく「兄弟対決」でした。その内訳、調べてみました。
1987年生(25歳)桐畑選手
1989年生(23歳)太田選手
1991年生(22歳)茨田選手
1992年生(21歳)鳥山祥之選手(仙台大)
1992年生(20歳)熊谷達也選手(仙台大)
1993年生(20歳)山中選手
1993年生(19歳)蓮沼翔太選手(仙台大)
1993年生(19歳)児玉昇選手(仙台大)
1994年生(18歳)川島章示選手(仙台大)
1994年生(18歳)秋野選手
1996年生(17歳)中谷選手(U-18)
1996年生(16歳)大島選手(U-18)
1997年生(16歳)中山選手(U-18)
最年長から最年少まで11世代違い。これはなかなかお目にかかれない、レイソルならではビッグゲームではないでしょうか。下平U-18監督をはじめ、アカデミーコーチたちも勢ぞろいで教え子たちのプレーと成長を食い入るように見つめていました。いい意味で、上下関係にしばられない、近しい関係がレイソルのいいところ。しかし、試合が始まれば、逆に年齢関係なく、いたるところで激しいコンタクトが見られました。
昨年U-18全国制覇の立役者。エースストライカーの川島選手と、キャプテン秋野選手。
1歳上の鳥山選手を激しく追う、山中選手。鳥山選手は、実家の三郷からお父さんも応援にかけつけていました。「山中くんとか、昔の仲間がいっぱいいるからね」と目を細めていました。
高校2年生の大島選手。大学3年になった熊谷選手にも臆するところなくタックルです。
しかし、ひとたび試合が終われば、懐かしい再会ばかり。この日は出場がなかった、木村、小林、中村の3選手も加わり、「卒業式以来ですけど、何も変わっていないですね?」昔というよりは、今の近況を笑顔で語り合っていました?
試合は、3-0でレイソルがしっかり勝利。先制点はセットプレーから鈴木大輔選手でした。山中選手のCKから、U-18中山選手がヘディングシュート。GKの脇からゴールへ入りそうなところ、「触らなくても入っていましたね」と苦笑するダイスケ。
「でも自分も練習試合でアピールしなければという思いでしたし。ユースの子には申し訳ないですけどね(笑)。プライドをもって、球際のところはバチバチやりましたし、人に対して強いという特徴は最低限出しました」。このところ出場機会はありませんが、日々のトレーニング、そして練習試合と、昨日の稲田選手のように「自分はいつでも準備ができている」というところをしっかり見せられたのではないでしょうか。
話は変わりまして、明日8日、増嶋選手が、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの始球式を行います。午前中はしっかりトレーニングをおこなって、幕張へ。プレーボール18時15分の2分前ぐらいに実施の予定です。夕方、少し早い時間ですが、ぜひマリンフィールドでマスの晴れ姿をぜひご観戦ください。テレビではスカパー!(有料)で放送があるようです。チバテレビでも中継がありますが始球式後のスタートですので、月末のライジングレイソルにて放送いただけるそうです。どうぞお楽しみに?