2013年9月13日

ホーム3連勝ならず

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担当:河原 正明

  ホームで3連勝を。勝ってアウェイに向かうチームを送り出したい。そういう思いを持ったたくさんのサポーターの方が、平日のナイトゲームにもかかわらず日立台に集まっていただきました。しかし残念ながら今夜のレイソルはサポーターの思いに応えることができませんでした。


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 苦手チームを相手に3?1で敗戦。リーグ戦2連敗。
今日の試合、スコアシートだけを見ると前節・鹿島戦の再現のようでした。しかし、「相手にリードを許してもやるべきことをやり、慌てることなく最後まで戦う姿勢を見せてくれたのは違った」指揮官は冷静に振り返りました。

 前半、相手に続けて与えたセットプレー。コーナーキックを蹴ったカルリーニョス選手の左足の精度が高かったのはもちろんのこと「我々の注意不足と相手の集中力が勝っていた(ネルシーニョ監督)」一瞬のスキを突かれ、失点も得点もえてしてそういう瞬間に生じるものですが、立て続けに2失点し、苦しい展開に追い込まれました。
 しかし、ここから見せた反発力はここ数試合のレイソルらしい戦いぶり。相手が引いてきたこともあり、ボールを保持し、攻撃を仕掛けていきます。しかし、守りを固めた相手もスキを作らせず、決定機も相手GKがセーブするなどツキもありませんでした。

 ハーフタイムに受けた「もっとシュートを打っていこう!」との監督の指示を遂行するイレブン。クレオ選手を前線に置き、中盤の選手がサテライトな動きで相手守備陣に揺さぶりをかけます。後半立ち上がりから続けて放ったシュートも相手GKに阻まれましたが、得点は56分、交代出場した相手の動きに連携がないところをついたパスにキムチャンス選手が反応、クロスを工藤選手が頭でつなぎ、そして田中選手が落ち着いて決めて1点を返します。
 スタジアムの応援のボリュームも再び上がり、さあここから、という流れでした。しかし、ふとしたことから相手が流れを押し返す展開に。そして再び自陣でのボールロストからカウンターで痛い3失点目を喫してしまいました。その後も澤選手の投入を機に最後までゴールを狙い続けましたが「今日は相手GKをほめるしかない」(ネルシーニョ監督)日でした。

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 敗戦した事実は、ズンと選手・スタッフたちにのしかかります。しかし、無理やりでも"キリカエ"て前を向かないといけません。明日の夜にはクラブ史上初の中東・サウジアラビア遠征に出発します。
 会見の最後に「日本で唯一のACL出場チーム。国民の期待も大きく、恥ずかしい試合はできない。ACLで無敗のチームとしてリヤドに乗り込んで、そこでしっかりとわれわれの力を証明して、勝って帰ってきたいと思います」と誓った監督に「日本中が応援しています。ぜひ準決勝に進んでください!」と記者の方たちから励ましの声と大きな拍手が起きました。「レイソルのためにも、それ以上に日本サッカーのためにも大事だと思っていますので、是非見ていてください」と監督も笑顔に。
 その決意を持って挑む試合は水曜日の深夜になります。今回は関東エリアだけですが日本テレビ(地上波)で生中継があります。ぜひテレビの前で応援いただければと思います。

 今日もご声援ありがとうございました。遠征中の広報日記は時差の関係(?6時間)で深夜の更新になりますのでご了承ください。では行ってきます!

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