開幕
担当:大重正人
待ちに待った2014シーズンが開幕しました!天気予報は芳しくなかったものの、観客は「14623人」。2012年にリニューアルされて以来の、新日立台レコードをマークしました。レイソルサポーターの皆さん、FC東京サポーターの皆さん、多数のご来場、誠にありがとうございました。
レイサポをまず出迎えたのは、こちら。赤い星が「4つ」に増えた、柏の誇り「CIVIC PRIDE GATE」です。
続いて柏熱地帯の入口にはこんな横断幕による呼びかけもありました。
3月19日のナビスコカップ初戦、浦和レッズ戦を前に、アソシエイツ会員限定販売期間の今日「3月1日」までの購入を呼びかけるものです。本日、まだ時間は残っていますので、ローソンなど帰り道にお立ち寄りいただければと思います。また明日3月2日(日)からは、第2回チケットの会員先行販売となります。4月のホーム3試合はどれも好カード。フォルラン&柿谷の4/6セレッソ戦は完売必至、また19日のマリノス戦、26日レッズ戦とリーグ屈指の強豪を日立台に迎えての「ゴールデンマッチ」となります。こちらも、まずは会員先行販売期間にて、よい席はお早め!どうぞご購入ください。
さあFC東京との開幕戦。結果は1-1の引きわけ。両監督とも試合後の会見では、互いに力を出し合って、サポーターも興奮する好ゲーム、ドローは妥当な結果、という見解でした。たしかに1-1に追いついてからのレイソルの猛攻、工藤選手や狩野選手の惜しいシュートがゴールのわずかでも内側に転がっていれば、というシーンもありました。逆にFC東京のセットプレーでは目を覆いたくなる大ピンチもありました。しかしペナルティエリアからの嵐のようなシュートを、GK菅野選手の神がかったような再三のビッグセーブ。青赤のサポーターからすれば、あの背番号21の後ろ姿が憎らしくてたまらなかったことでしょう。
レイソルが奪ったゴールは「ものすごい興奮と今後への一層の期待が高まる」美しいゴールでした。ポストで受けたクドーがニーヤンへ落とし、ダイレクトでモンチャンへ。間髪入れず右サイドへ動き出したクドーへ向けて、またもダイレクトのラストパスが通ると、まさに「クドーゾーン」の右45度から右足を強振。日本代表GKの権田選手の手をはじいたボールが、左→右とポストを跳ね返ってゴールインしました。「3人のイメージしたとおりの形だった」とクドーも納得の今季1点目。あれほどにスピーディーで、ボールと人が動いて、連動したゴールは、最近のレイソルにはなかった形です。まだ初戦です。コンディションが上がれば、さらに多くのゴールと勝利が生まれると期待を抱かずにはいられません。
そのクドーに、最初のパスを通したのは、ハングギョン選手でした。「ミスばかりだった」と反省の弁がまず飛び出すほどでしたが、もっと良いプレーが標準で、高いレベルをめざしているということの現れでしょう。大谷キャプテンとコンビを実戦で組んだのは、栃木戦後半の45分のみでしたが「大谷さんに合わせながら、コミュニケーションを図って、連携を高めていきたい」。そしてタニも「グギョンの長所はボールが奪えて、前に行ける強さがある。僕らでボールが奪えれば、より高い位置でカウンターチャンスが増える。グギョンのやりやすいようにしていきたい」。互いに「合わせたい」というコンビ。今後の関係性がより深まっていくに違いないでしょう!
そしてクドーは明日から日本代表へ、5日のニュージーランド戦@国立です。グギョンは韓国代表としてヨーロッパに飛び立ち、同じく5日にギリシャと対戦です。「柏から世界へ」。レイソルの世界への挑戦は、今年もまだまだ続いて行きます!