2014年3月30日

世界から柏へ、柏から再び世界へ

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担当:大重正人

日立台の桜、いよいよお花見ができそうなまでに咲き誇っています。今日の天気と、昨日の結果がもう少しだけよければ、もっと気持ち良い日曜日を迎えられましたね。。。「相手にいいところを出させず、自分たちのいいところを出せていた」。4月6日セレッソ戦のマッチデープログラム、公私ともに多くの幸せが舞い込んでいる橋本和選手のインタビューです。

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「でも自分の頭を越えてしまったクロスからゴールが決まってしまった。ゴールは決められたけど、そっちの方が何倍も悔しいですね。去年対戦した時、高さのあるチームと言えば、名古屋か大宮かと感じてました。大宮にはニール、ノヴァコ、ズラタン、(長谷川)悠、それに菊地、高橋。それが一気に飛び込んでくるのは大変だった」。インプットも警戒もしていただけに、悔しさもなおさらのことです。

それでも今季はゴールだけでなく、持ち味のスピードやドリブルも光っており、カオルの右サイド、ワタルの左サイド、相手はどっちをマークすればいいか困ってしまうほどの両翼です。勝ててないからといって、何より良くないのは焦りです。80分良かったゲーム内容、勝利するためには90分、いや笛が鳴る最後まで継続し、そしてハードワークが欠かせません。勝つためにすべきことをなせば、おのずと勝利は引き寄せられるはずです。今週は水曜にナビスコ甲府戦、日曜にセレッソ戦。その連戦で答えを出してほしいところです。

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今日は、日本テレビの朝の情報番組「ZIP」の取材がありました。新しく始まるスポーツコーナーで、日本で活躍する外国籍選手が「日本に来て驚いたこと」をリサーチ。モンチャン、ニーヤン、チャンス、グギョン。レイソルにはブラジルと韓国、2人ずつ選手がいます。日本では当たり前のことも、彼らにとってはビックリだったり、思わず笑ってしまうようなこともたくさんあります。どんな経験談が飛び出したでしょうか。

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最後の日本語のセリフには「ハズカシイネ」とモンチャン苦笑でしたが、しっかり「ワタシガ、タマゲタノハ......○○」と答えてくれましたよ!4月3日木曜から始まるスポーツコーナー、月木と週2回あるなかで、おそらく木曜日を中心に順次放送される予定です。朝6時15分ごろ、ちょっと早起きが必要ですが、彼らの素顔にぜひ触れてみてください。

最後に、ニュースでお知らせしましたが、澤昌克選手の新しいクラブが決まりました。ペルーの2部に在籍する「デポルティーボ・ムニシパル」。2007年にシーズン10得点を挙げ、最優秀外国籍選手賞を獲った古巣への復帰となります。ペルーへ旅立つ3月上旬にはチームメイトと食事会で別れを惜しみ、3月8日にはクラブハウスにこんなメッセージを残して旅立ちました。

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ワタルの子供が生まれた時にも「ペルーからおめでとう!」とLINEでメッセージが届きました。チームは変わっても、このメンバーで過ごした時間と成し遂げたこと、そしてつながりは色褪せることはありません。「元レイソル選手、日本人として誇りを持って戦っていこうと思います。少しでも日本に情報が届くように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」。チームメイト、そしてサポーターからこよなく愛されたまさかっちゃんの、ますますの活躍を祈って「ボア ソルチ!」(幸運を?)

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