2014年4月 4日

昨日の友は

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担当:河原 正明

 ナビスコカップ 甲府戦から中3日での連戦。今週、トップチームは日立台にセレッソ大阪を迎えてのホームゲームとなります。昨年のこの時期にはACLとの連戦に挑んでいましたが、今季はナビスコカップとなって国内移動のみ。相手のセレッソは水曜日に灼熱のタイ・ブリーラムでのアウェイ戦を終えて、帰国後の一戦となります。
 2012年2月のブリーラム遠征は、バンコクの国際空港から国内線に乗り継いでブリーラムの空港まで長時間の移動をしました。特に試合直後にブリーラム空港までバスで移動して、夜中に飛行機でバンコクに戻るというハードなスケジュールでJリーグ開幕戦に備えましたが、想像以上に大変だった記憶があります。
 相手はそのハードスケジュールを終えてやってきます。今季のセレッソは攻撃面での話題が多いですが、実はリーグ戦ではわずか2失点と堅守でも勝ち点を積み上げてきています。リーグ戦に向けて、フォルラン選手も温存しており、やはり手ごわい相手には変わりありません。昨季のセレッソ戦は2試合ともACLアウェイ戦の後でした。今回は逆になります。試合結果も昨年とは逆にしたいものです。

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 甲府戦でレイソルで移籍後初出場をした輪湖直樹選手。徳島時代にはセレッソのキープレイヤーである柿谷曜一朗選手と2年間チームメイトでした。レイソルでは数少ない柿谷選手を良く知る選手です。「小学6年生のときに選抜チームで初めて会いました。あの頃から曜一朗はボールタッチなどずば抜けていて、スーパーな選手でした」。その後もエリートプログラムなどでチームメイトとなり同じ年で気が合った二人でしたが、数年を経て2010年に徳島で再会。「まさかプロで一緒になるとは思わなかった。同じ左サイドで組んでいましたが、互いの持ち味がわかっていたのですごくやりやすかった。今までで一番うまくできたコンビだったと思います」。
 出場すれば敵として初めての対戦となります。「まずは日立台で試合に出ることが大事。自分の力をピッチで出さないといけないし、プロなので当然結果も求められる」と己を律するコメントが先行しますが、「対面したら意識しすぎないようにするけど、同じピッチに立てれば嬉しい」と本音もチラリ。昨日の友も明日は敵。柿谷選手には昨季の対戦では2戦して3得点を奪われています。4年ぶりの対峙でも遠慮なく抑えて欲しいですね。
 
 桜が満開の日立台、アカデミーが各種練習や練習試合を行っていました。トップチームと同じ6日(日)に試合があるのはU-18。高円宮杯プレミアリーグ 第1節 鹿島アントラーズに向けてのトレーニングを。こちらも初陣に向けて準備万端といったところです。トップチームだけでなくアカデミーにもご注目ください。

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 明日の練習は9時から公開となります。桜も最後の見ごろとなりそうです。春休み最後の土曜日、ぜひ練習見学にもお越しください。