2014年8月 5日

5個目のタイトルへ

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担当:河原 正明

 明日は3連戦の2戦目、そして重要なタイトルマッチです。スルガ銀行チャンピオンシップ2014CHIBA。今日は試合前日恒例の会見と公式練習が日立柏サッカー場で行われました。レイソルは14時に会見スタート。ネルシーニョ監督と大谷キャプテンが登壇しました。

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 柏レイソルで4年連続のビッグタイトルを狙う指揮官は「今のレイソルは多くの経験を積んできたチーム。CWCや2年連続のACLで韓国、中国、タイやサウジアラビアなど特長のあるチームと戦ってきて、その中で実績を残してきた自信もあります。私たちのチームは明日のラヌスと戦う際に国内外での経験を生かしてくれる。球際などタフなプレー以外でもうちの選手はやってくれるはず」と選手たちに大きな信頼を置いています。

 一方、選手代表の大谷選手は「南米チームとの対戦について」記者の質問に「サントスと戦った2011年から3年、全員が国際試合の経験を積んできている。個人でも日本代表を経験した選手もいる、あの時より間違いなく経験値を高めてきているので明日は自信を持って臨みたい。アルゼンチンのチームは南米特有の力強さがあるチームの印象。ただし、自分たちの力を発揮できれば、結果を出せると思います。自分たちが優勝して得たこの試合。日本の代表としてしっかりとカップを持ち帰りたい」と堂々とタイトル宣言を掲げました。

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 相手のラヌスはギジェルモ・バロスケロット監督とキャプテンのDFマキシミリアーノ・ベラスケス選手が登壇しました。先月末に来日し、念入りに体調を整えてきたラヌス。「2日前から良く眠れるようになった。体調は万全」と戦える準備が整ったとばかりに、意気込みます。
 レイソルで注意しないといけないのは「やはりレアンドロ選手。しかし、それ以外にも両ウイングや中盤の選手にも注意が必要」とバロスケロット監督。ベラスケス選手は「前線の攻撃的な3選手だけでなく、セットプレーも上手いので90分間集中を切らせない」と警戒を強めていました。しかし「自分たちのサッカーをすればタイトルに近づく」とどちらも相譲らぬ格好の会見となりました。

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 夕方に練習を行ったレイソル。要注意人物と名指しされたレアンドロ選手ですが、意外なことに「アルゼンチンのチームと戦うのは初めて」だそう。「ACLと同じく、明日も立ち上がりはお互いに手探りで相手の様子を伺う戦いになるのでは」と多くの選手が昨年、一昨年と国際試合で磨いてきた試合経験を引き合いに展望について話していました。「それが面白いんだけど」と一発勝負の魅力を話す選手も。川崎戦で思い出したスタンダードを、忘れぬうちに再び戦えることは試合に向かう気持ちをさらに前向きなものにしているようです。いずれにしても「5つ目のタイトルを!」J1、ナビスコ、天皇杯にスーパーカップ。そしてスルガ杯。レイソルイレブンのモチベーションは高いです。

 おかげさまでチケットも売れ行き好調です。ホームゴール裏自由席、いわゆる柏熱地帯のチケットは売り切れました。その他のチケットも残数が少なくなっています。当日券もありますので、ぜひ明日は日立台にお集まりください。「柏から世界へ 第二章」をその眼でも届けようではありませんか!ご声援よろしくお願いいたします。

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