2014年8月 8日

明日もタイトルマッチ

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担当:大重正人

スルガ銀行チャンピオンシップ制覇のニュースは世界の各所に届いているようです。元チームメイト、大津祐樹選手や田中順也選手から大谷キャプテンへ向けてツイッターのメッセージがありましたね。またLINEでは、南米に渡った澤昌克選手からも「こっちでも見れたよ。生放送で。おめでとー!」と祝福が届きました。遠く離れていてもレイソルのことを思ってくれている仲間へ、すばらしい活躍の報を届けることができました。

「この連勝の勢いをリーグ戦につなげたい」。工藤選手の言葉は、マリノス戦へ向かうチームの総意でもあります。今週月曜日にナビスコカップ準々決勝での対戦が決まったマリノス、その前にまずはリーグ戦で激突します。レイソルのストロングポイントであるサイドアタック、J有数のサイドバックである小林祐三選手に対し、レイソルの左サイドがいかに戦うか非常に楽しみでしたが、残念ながら祐三選手は出場停止。ボランチの小椋選手も出場停止で、2人で入れ替わることは決まっています。レイソルの新加入、ドゥドゥ選手の出場登録も来週15日(金)の登録期限を目指すことになりましたので、デビューはお預けです。今日はサッカーダイジェストさんのコメント取材を受けました、週明けの発売号でも取り上げられる予定です。

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この2試合続けて先制点、3ゴールと絶好調の高山薫選手。湘南時代にレイソルも苦しめられた左サイドのアタックポジションに移り、チャンスメイクだけでなくゴールというすばらしい仕事を続けています。後半戦からスタメンを譲る試合が続き「空回りしていた」そうですが、この2試合のゴールで「すごく自信になった」と話します。「変に、やってやろう!と気負いすぎず、モチベーション高く、試合に臨めています」。彼の最大の持ち味はスピードと走力。この暑い暑い夏場こそ、カオルのストロングポイントが生きる季節かもしれません。もう、どうにも止まらない。そんなカオルのさらなる進撃を期待しましょう!

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そして、レイソルU-12の快進撃も続いています。本日行われた全日本少年サッカー大会の準決勝。埼玉代表レジスタFCとの試合は大熱戦になりました。0-0で迎えた後半、PK失敗に落ち込むことなく、鮮やかなカウンターのパス交換から中島選手、さらに自陣からの快足ドリブルで田村選手が2点目。セットプレーで1点は返されましたが、見事決勝進出を決めました。

レイソルが決勝進出するのは、1995年、1997年、1999年、2001年、2004年、2011年、2012年に続く8回目。そのうち95年、97年、11年と3度の優勝を果たしています。前々回の2012年は決勝で0-3と破れました。今の主力選手たちの2年先輩の分まで、築いてきたレイソルサッカーを存分に発揮し、トップチームのスルチャンに続く優勝カップリフトを期待しましょう!

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対戦相手はセレッソ大阪。レイソルと同じくアカデミー育成に力を入れているクラブで、初の決勝進出です。準決勝のハイライトをテレビで見ましたが、ファイナリストにふさわしいすばらしい選手がいっぱいでした。おそらくU-12でもエースナンバーなのでしょう、8番の川上キャプテン。そして長身FW23番の吉田有志選手のドリブルシュートは敵ながら拍手を送りたくなるすばらしいゴールでした。大変にレベルの高い相手との大一番、好ゲームは必至でしょう。

明日午前10時30分から日本テレビ系列でディレイ中継があります。実況は、山本紘之アナウンサーが担当されます。レイソルアカデミー出身で太田選手や輪湖選手の1年先輩、工藤選手の2年先輩にあたります。もちろん両者公平な実況になるでしょうが、レイソルから巣立った選手がこうして別の立場で関わってくれること、この上なく嬉しいことです。サポーターの皆さんもマリノス戦の前に、ぜひ現地の愛鷹競技場へ熱い応援をお送りください!!