ホームで4連勝!
担当:河原 正明
久しぶりに雨を心配しなくても良いホームゲーム。リーグ戦3連勝で迎えた第31節 徳島ヴォルティス戦はスコアこそ2-0でしたが完勝と言っても良い勝利でした。
今日のスタメンをご覧になって驚いた方も多いのではないでしょうか。今季全ての公式戦に先発出場し続けてきた工藤選手に代わって、太田選手が初先発。ネルシーニョ監督は「テツローの起用はチーム力を上げるため」と試合後に話していましたが、その期待に応えます。 開始45秒、相手のクリアミスを拾って駆け上がってセンターリングを上げて好機を演出。序盤から太田選手がチャンスメイカーになります。10分には大谷選手のスルーパスに反応して惜しいシュートを放つなど、山形時代にルーキーイヤーから4年間指導を受けた恩師・小林監督の前で躍動します。
立ち上がりからホームで攻勢を強めますが、先制は17分。太田選手が前線にボールを送ると、レアンドロ選手と橋本選手とのワンツーパスで抜け出した橋本選手がグラウンダーのクロス。これにドゥドゥ選手が飛び込んで嬉しい日立台初ゴールをゲットします!
これで勢いに乗ったレイソルが猛攻を仕掛けます。レアンドロ選手、増嶋選手が連続でヘディングシュートでゴールに迫ります。
しかし先制後、「少しミスが続いて相手に勢いを与えてしまった」(ネルシーニョ監督)時間帯もありましたが、前半終了前の41分、相手のパスをカットした橋本選手がそのまま持ち上がると、レアンドロ選手へスルーパス!直前のチャンスはクロスバーに嫌われましたが、今度は相手DFの裏を取ってGKと1vs1を冷静に決めて追加点を奪って折り返します。
試合を通じて17本のシュートを放ったレイソル。後半は太田、レアンドロ、工藤選手がこれでもかとシュートを浴びせますが無得点。しかし、守備陣は90分間奮闘しました。センターバックは増嶋選手が秋野、中谷選手の1・2年目コンビを従えて3バックを形成します。
プロ2戦目の中谷選手はU-19日本代表鈴木監督の「御前試合」でファイターらしいプレーを披露。かつてガンバ大阪で活躍したFWアドリアーノ選手を相手に一歩も引きません。ハーフタイムに「シンノスケのように引かずに闘うぞ!」と監督が褒めていましたが、ガンバ戦はフロックではないと証明する戦いぶりでチームを日立台2戦連続完封に導きました。
ようやく遅まきながら今季初のリーグ戦4連勝。勝ち点を51に伸ばしました。上位陣も鹿島、鳥栖が勝利したので順位こそ6位から変動はありませんでしたが3位鹿島との勝ち点差は3のまま。「(3位以内で)ACLに望みをつなぐ勝ち点3」(ネルシーニョ監督)となりました。
これでひとまずリーグ戦は3週間のお休みとなります。トップチームは公式戦がありませんが、アカデミーはU-18が明日Jユースカップ 決勝トーナメント1回戦 愛知FC(JCY地域代表)戦が長居で行われます。2位グループのうち上位5番目で滑り込んだ決勝トーナメント、「プレミアカップとの2冠目指し、つながった命を大事に生かしていく」(下平U-18監督)とまずは1回戦に全力注ぎます。
明日、明後日とトップチームはオフ、広報日記もお休みとさせていただきます!今日もご声援ありがとうございました。残るホームゲームはあと1戦のみですが、今季残り3試合もどうぞご声援ください!