明日リーグ再開!
担当:大重正人
7月29日以来、14日ぶりにJリーグが再開します。セカンドステージはここまで5試合を終えて、3勝2敗で、6位につけています。年間順位では7月の3連勝もあり、10位まで浮上しましたが、この順位で満足はしていられません。さらに上へ、もっと上へ。ここからがレイソルにとっては正念場の夏を迎えます。9月20日の山形戦まで、ほぼ週2ペースの10連戦。Jリーグ、ACL、ナビスコと激闘に次ぐ激闘となります。
湘南戦で失意の敗戦を喫してから2週間、レイソルはどんな変化、進歩を見せられるか。吉田監督はこの中断期間を振り返ります。「この中断期間は、まず休むこと。そしてこの後の大会で勝ち進めば、1週間空くところが日程的にない。最大で5日、それ以外は2日か3日だけ。特に最初の週は、もう一度我々のコンセプト、狙いのところを徹底的にやった。一度二度やったことがあるようなトレーニングをもう一度やった。どうしても忘れてしまうような部分を、上塗りするような作業に、主に時間を注ぎました。
どうしても薄れていくようなところ、またこの暑さ、疲労のなかで、前に出て行くとか、思い切って何をするというところで、どうしてもそれをしないという選択になりがちな季節でもあるので、そこを一回断ち切るような、選手たちが前を向くようなことを意識してやってきました」
まずは、明日のヴィッセル神戸戦。当然好スタートを切らなければなりませんが、ネルシーニョ監督が敵として日立台に乗り込んできます。2009年7月から2014年まで5年半、レイソルを率いました。監督として、選手として、共に勝利をめざし、互いを分かり合っている同士の戦いとなります。今季3月の開幕戦は、工藤選手のゴールで1-0と先勝。明日は第2ラウンド、9月にはナビスコカップでホーム&アウェイと4度も対戦があります。
吉田監督は「この中断期間は、神戸戦に対してまず照準を合わせてきたが、練習では神戸に向けての対策と、我々の積み上げたいものを半々で入れていかないといけないし、そう取り組んできた。3月の開幕戦に比べ、今回はお互いに相手の情報を持っている。相手のメンバーは豪華だし、今の順位は彼らの力を反映したものではないと思うが、そこに臆することなくぶつかっていきたい」
そしてレアンドロ選手が、先月柏から神戸へ移籍して、初めての対戦となります。大谷選手は「まず神戸は球際でガツガツ来るチーム、そこで負けてはいけないし、そこでいかに自信を持って相手の狙いを外していけるか。それからレアンドロが入って、モンチャンの長所は自分たちが良く分かっているし、気持ちよくプレーさせちゃいけない。一緒にやってきた仲間でリスペクトしているけど、明日は仕事をさせてはいけない」。
「間違いなく明日は『闘い』といった様相で、お互いに引かない試合になると思う」。吉田監督の厳しい言葉通りに、お互いに絶対に譲れない、勝たなければいけない試合。その激突と激戦の予感をサポーターの皆さんも感じ取っていただいているかのように、SS席を除くホーム側の指定席はすべて完売です。ただ柏熱地帯はまだ残席があります。YONEXのアンセムジャケット試着会も実施されます。スカパー!とNHK-BS1でも生中継がありますが、ぜひ日立台へのご参戦をお待ちしています!