吹田へ
担当:大重正人
まず水曜日の話ですが、柏の玄関口、駅東口ビックカメラ壁面の大幕をリニューアルいたしました。下平隆宏監督による新チームにおいて、ますますの成長、飛躍が期待される若者たち5選手をモデルに選びました。今年の8月にはブラジル・リオデジャネイロ五輪が開催され、U-23日本代表にはレイソルからも多くの選手が参加し、今は本大会の選手枠をJリーグの戦いで争っている日々です。柏レイソルアカデミーから、一人でも多くの選手が世界の舞台で活躍することを願いながら「柏から世界へ」の言葉を合わせてデザインしました。深夜には、オリンピックの組み合わせ抽選があり、グループリーグでは、スウェーデン、ナイジェリア、コロンビアとの対戦が決定しました。
チームは、金曜日、アウェイでのガンバ大阪戦に挑みます。ガンバがACLを戦う関係で、通常より一日早いスケジュール。日曜日から中4日のゲームですが、マリノス戦、FC東京戦と連勝してきたチームは、気分も乗って、自信を持って、試合のときを今か今かと待ちながら、大阪へと出発しました。
下平監督はまずFC東京戦について「選手の気合が相当入っていました。たとえばマスが最後のところで身体を張ったりという、紙一重のところでの選手の頑張り。あとは勝利を掴みたいという気持ち、そしてホームのスタジアムの雰囲気が十分後押しをしてくれたと思っています」と振り返りました。選手とサポーターの気持ちがひとつとなって、ギリギリの勝負を勝ち得たという試合でした。
そして迎えるガンバ戦。「まず東京戦のような気持ちをスタンダードにして、やっていかないといけない。ガンバはやっぱり『タレント』がいる。特にボランチの遠藤と今野には豊富な経験があるし、ゲームの流れを持って行かれないようにしたい」とやはり試合の入り方、勢いをどれだけ出せるかというのがカギになりそうです。大谷選手も「大事なのは勝った後。ここでどういう結果を残せるか。4月は強い相手が続きますが、この流れを次のガンバ戦でも継続して、勝ちきれる4月にしたい」と宇佐美選手やパトリック選手、GK東口選手ら日本代表経験者がならぶ強敵相手に気を引き締めています。
今週は、少し試合間隔があきましたので、取材を多く行いました。ちょうど初勝利のあとで、幸いにも選手たちにも気持ちよく取材を受けてもらうことができました。チバテレビ「ライジングレイソル」にはディエゴオリヴェイラ選手。あや吉ブログには、その模様をお知らせいただいています。4月24日の夜8時30分からの放送です。
http://blog.reysol.co.jp/aya/post_2.php
またNHK-BS1の土曜夜放送の「Jリーグタイム」。チームのキャプテンやベテラン選手が売り出し中の若手選手を紹介するコーナー「うわさの新星!オススメン」にレイソルの選手が、週末16日21時からの放送で登場予定です。大谷秀和選手が紹介するのは、、、それは当日の放送までお楽しみにお待ちください。恒例のキャッチフレーズももちろん命名。サンフレ佐藤選手から浅野選手に命名されたジャガーに続くヒットになるかは「これからの活躍次第でしょう!」とタニ。こちらもぜひ注目ください!!
そしてもう一本テレビの取材。WOWOWで今夏全試合放送される、ヨーロッパ選手権「EURO2016」。こちらの盛り上げ番組に登場したのは、ポルトガル帰りの田中順也選手です。「スポルティングでは、チームメイトほとんどがポルトガル代表でしたからね。やっぱり知ってる選手が出る大会とそうでない大会は、全然注目が違いますよね。本当に楽しみです、もちろんポルトガルに注目します」。こちらは無料放送となりますので、BS視聴環境にあれば、どなたでも視聴できます。放送日は決定次第お知らせします。
そして、心配なニュースが飛び込んできました。九州地方が大きな地震に見舞われ、熊本では震度7を計測し、常に報道が続いています。ロアッソ熊本には池谷社長や清川監督、藏川選手をはじめ、レイソルに関わってきた方が在籍されています。フロントには私個人的にたいへんお世話になった方がいて、つながらないかなと思いながら電話をかけたところ、普通通りにお話しすることができて、またチーム関係者の無事もツイッターでお知らせいただいて少しは安心しました。ただ、その後命を落とされた方、火事や倒壊、停電など被害の情報が伝わってきています。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げるとともに、少しでも被害がおさまりますようお祈り申し上げます。