明日はアウェイ仙台戦
担当:大重正人
本格的な夏のシーズン、いかがお過ごしでしょうか。世界のスポーツの祭典、リオオリンピックでは日本人選手たちの華々しい活躍が朝のニュースを飾っています。ただ頂点を争う勝負のなかで、勝者もあれば敗者もいて、その厳しさを思い知らされるシーンを何度も目の当たりにしました。柏から世界へ。レイソルから送りだした中村航輔選手は第2戦、第3戦と先発出場し、日本代表に勝ち点4をもたらした一員となりましたが、グループリーグ突破はなりませんでした。「もちろん見てたよ」という下平監督。「航輔は安定していたね。テレビ越しですが、その安定感が周りにも伝わっているようだった。シンは悔しい思いをしただろうけど、この経験をまた戻ってきて発揮してくれれば」と愛弟子たちをねぎらいました。
レイソルは、明日アウェイ仙台でベガルタと戦います。「今年は2戦して2敗。なんとしても勝ちたい」と監督の声に力がこもります。3月のナビスコカップでは押し気味にゲームを進めながら、相手のカウンター一発に沈んで0-1。6月のリーグ戦では前半シュートゼロに抑え込まれるなど、終始いいところが出せないままの0-2の完敗でした。
「守備を崩しづらいし、攻撃はしたたかでカウンターを狙っているし、きちんとビルドアップもしてくる。仙台はチーム力がある」と警戒を強めます。また鎌田次郎選手にとっては、古巣との対戦となります。「最近の試合を見ていると、ウィルソンとハモンを2トップにおいて、しっかりブロックを作り、前線を活かしたカウンターを狙ってくる。やっぱり簡単なゲームにはならないだろうし、点差のつかない試合も覚悟しないといけない」と神妙な表情でした。元レイソルの渡部選手を中心としたセットプレーの攻防も、試合を大きく分けるポイントとなるのは間違いありません。
今季は連敗していますが、ユアスタと言えば、昨年12月の天皇杯準々決勝の激戦が思い出されます。クリスティアーノ選手が直接フリーキックだけでハットトリックを達成。数的不利となったレイソルを救い、PK戦の末に勝利。私たちにとってはすばらしい思い出、ベガルタにとっては悔しい記憶として深く残っていることでしょう。負ければこのチームは終わり。ACL出場も潰える。あのような試合と同じシチュエーションで戦える試合はなかなかありません。普段以上のパワーが出ていたのをピッチサイドでひしひしと感じていましたが、明日の試合でも同じように、この90分で勝ち点3をつかむために、高いテンションと集中力と意地と執念を発揮しなければなりません。一戦必勝。明日もユアスタで共に戦いましょう。
そして昨日8月11日から、今季第3回目のポスター配布「イエロー作戦」がスタートしました。クリス、タケ、ディエゴ、IJ、ヒロト。5人のアタッカーを配し、リーグ戦、そして天皇杯で何としてもACL出場を果たしたいという思いをこめ「柏から世界へ」のスローガンも大きく配置しました。「サッカーショップKAMO柏店」、「スーパースポーツゼビオ モラージュ柏店」、「スーパースポーツゼビオ かしわ沼南WOOWCITY店」、「かしわインフォメーションセンター」、「パレット柏 市民活動サポートコーナー」の5か所にて配布しております。今季日立台での7試合全勝できるように、ホームタウンのみなさんを一人でも多く日立台に応援に来ていただけるように、ぜひとも皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。なお柏駅東口の大幕は8月17日に架け替え予定です。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014900.html
最後に、明日8月13日から、レイソルJ1通算1000ゴール記念DVDの予約がスタートします。J1の1001点+J2の155点の合計1156ゴールのすべてが収録されています。8月下旬にはOB選手、現役選手のトーク収録も予定しておりますので、オールドファンもビギナーファンも、レイソルの歴史が詰まったこの一枚をぜひお買い求めください!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014905.html