2017年9月15日

明日はマリノス戦

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担当:大重正人

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9月、関東アウェイ2連戦の第2ラウンド、横浜F・マリノス戦が明日に迫りました。首位鹿島が堅実に着々と勝ち点を落とすことなく、55ポイントと少し抜け出しています。その差6ポイント、現在勝ち点49の3位でレイソルが追っています。その間に、得失点6差で2位川崎がいます。レイソルの下には48ポイントの4位セレッソ。そして47ポイントで5位にマリノス。明日は優勝争いへ双方絶対落とせないサバイバルマッチになりました。

マリノスは14試合無敗が前節の川崎戦でストップ。堅守をほこってきたマリノスが0-3で敗れたのは大きな驚きでしたが、それでも25試合20失点はリーグ最少。レイソルも24失点でリーグ3位ですから、大きな崩れのない、緊迫感のある試合が予想されます。前節の3失点直後ですから「きっちり修正してくるでしょう」と下平監督ももちろん難しい試合を想定しています。

マリノスには、山中亮輔選手がいます。昨年までレイソルに在籍、小4からこの日立台で育ってきたヤマが、大きな決心をして、横浜での挑戦を選びました。そして今、レギュラーポジションをつかみとり、今回出場すればレイソルとの初対戦となります。U-18時代、選手と監督という間柄だった下平監督は「彼の映像も見てきたが、守備が良くなっているし、選手としてのクオリティが高まっていますね。左足のクロス、キックの精度は昔から高かったし、スプリントできる力、スピードに気を付けないといけない」と長年見守ってきた愛弟子ですし、より警戒を強めます。また公私とも親しくしていた伊東選手は「ヤマとは紅白戦でも1番多くマッチアップした。お互いに特徴を分かっていると思うけど、分かっていても止められないようにしたい」と対抗心を見せています。

この大切な2連戦に向けて私が作ったCMにも、もちろんヤマの写真を使いました。そして、2011年の写真を使っています。雨の埼スタに並ぶサポーターのみなさん、そして横浜で鮮やかなカウンターを決めたキタジやサカイの抱擁。あのしびれるようなシーズンを今一度思い起こしてください。そして残りの9試合を全員で戦っていきたいと思います。2011年以来、もっとも優勝に近いシーズンを送っています。最後まで頂点を見据えながら、1試合1試合を戦っていきましょう!

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明日は台風が接近していて、19時キックオフの時間帯はあいにくの雨になりそうです。ただ先週の埼スタ同様、一人でも多くの声援が選手たちの力やあと一歩に変わります。ぜひとも日産スタジアムへお越しください!もしどうしても来られないという方は、DAZN、また明日はNHK-BS1でも生放送があります。勝利を念じて応援ください。

そして昨日ですが、U-18からのトップ昇格選手を発表しました。
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GK猿田遥己選手(右上)は、横河武蔵野FCからレイソルU-18。190cmの高さを誇り、桐畑・中村・滝本というアカデミーの先輩GKに続くことになりました。MF田中陸選手(右下)は前線から最終ラインまで、多くのポジションでプレーできるユーティリティが一つの特色ですが、本来は4-1-4-1のトップ下が正位置だそうです。DF中川創選手(左上)は、先輩CB中谷選手の系譜を継いだアカデミー出身らしい展開力が光ります。インサイドキックで右サイドへつけるパスは、茨田選手や中谷選手を髣髴させます。DF宮本駿晃選手(左下)は足元の技術や攻撃参加が持ち味の左サイドバック。6月札幌でのルヴァンカップではトップチームに抜擢され、なんともすばらしい初ゴールを決めています。

下平監督は、彼らの昇格についてこう説明しました。「1年後、2年後にピッチに立てる立てないかどうかが一つの基準。そこに立つ準備が整っているのかどうなのかを判断した。クラブとしてトップチームとアカデミーのシームレスでやっているなかで、なるべくトップがやっているサッカーにすぐ順応できるように、ユース年代からしっかり成長してこなければ、上には関わっていけない。アカデミーのスタッフたちの努力が今後のチーム力に繋がってくると思っています」

明日13時から日立台の人工芝グラウンドでプレミアリーグの青森山田高校戦があります。夜には横浜でトップチームの試合もありますが、こちらへの応援、将来のレイソルを担うであろう若き有望株たちを今後ともぜひ応援ください!開催のご案内はこちらです。
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/015917.html