明日は広島との最終戦
担当:大重正人
気温14.8度と意外にも暖かかった2月25日鳥栖での開幕戦から約9か月。2017年のリーグ戦はあっという間に最終戦となってしまいました。開幕戦勝利からの3連敗で大きな危機に陥りましたが、細貝選手の加入、手塚選手の台頭と、チームを大きく浮上させた起爆剤により、リーグ戦8連勝。若手選手の成長と、それを束ねる中堅ベテラン、そして外国籍選手の圧倒により、まちがいなく柏レイソルは、Jリーグの前半戦の主役として輝きました。
レイソル公式youtubeのDAZNマッチハイライトなどの映像集です。すばらしい試合も悔しい思い出も詰まっていますが、試合前のお時間、ここまでの試合を振り返ってみてください。
https://youtu.be/oU1Y7HKXyss
ただ夏から秋にかけて、鹿島や川崎といったチームが勝ち点を伸ばすなかで、レイソルは9試合無敗という時期も作りながら、下位チームを相手に勝ち点を落とし、優勝戦線から脱落しました。あと1試合を残し、レイソルが目指すのは、現在の4位を堅守すること。それがACLへの可能性を残してくれます。2014年終盤の7連勝。たとえ4位でも、天皇杯の結果による繰り上げだったとしても、「アジア」にしがみついて、泥臭くあがいたからこそ、最後にアジアへの3度目の扉が開いたのですから。ACLに本気で行きたい、勝ちたいと思うクラブにしかサッカーの神様は微笑まない。そう信じて戦いましょう。
順位状況を念のため整理します。
4位:柏 勝ち点59(得失差15)
5位:磐田 勝ち点57(得失差20)
6位:横浜 勝ち点56(得失差8)
磐田と横浜が引き分け以下に終われば、自動的にレイソルは4位です。一方でレイソルが引き分け以下に終われば、得失点差の絡みによっては目標を落とします。これは計算上の話で、あくまでレイソルはこのホーム最終戦、圧倒的なホームの雰囲気を作り続けてくれたサポーターのためにも、勝利で終えなければなりません。その先に天皇杯がありますが、それよりもまず目の前の一戦にすべてを懸ける。日本代表に選ばれた中村選手や伊東選手も、代表よりもまずは広島戦ですからと、同じように明日への強い思いを話してくれました。
今シーズンは選手たちの奮闘と、1年を通してサポーターの皆さんの熱烈な応援をいただいて、チケット完売の試合が7試合ありました。これは、近年ではもっとも多い数字で、本当にありがとうございます。3/5ガンバ、5/6セレッソ、6/4浦和、7/2鹿島、8/5神戸、9/23東京、10/29川崎。そして明日の広島戦は、8試合目の完売試合となりそうです。前日時点で予定販売枚数はすべてなくなり、柏熱地帯にて予約流れがあった場合にのみ、再販売されます。これら7試合の相手はスター選手が多く、人気も実力もある強敵ばかりですが、4勝1分2敗と完売の試合は、ホームの大きな後押しを受けて勝ち越しています。明日は5つ目の勝利を全員で勝ち取りましょう!!
明日のホーム最終戦では、今シーズンの皆様からの応援に少しでもお返しができればと、この日限りのイベントや販売をおこないます。
モラージュ柏×柏レイソル『柏レイソル選手缶バッジ限定販売』
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/016106.html
スタジアム限定『ユニフォーム柄マグカップ』『柏から世界へ 湯呑み』 発売のお知らせ
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/016121.html
場内グッズ売店セール開催のお知らせ
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/016122.html
柏市『人権啓発活動・ストップエイズキャンペーン』実施
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/016131.html
『柏ホームタウンデー』
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/016125.html
※柏市出身で、9月13日にボクシング世界王座(IBF世界スーパーバンタム級)を獲得した岩佐 亮佑選手が来場され、試合前にレイソルのゲームキャプテンへの記念品贈呈や写真撮影をおこないます。レイソルより先に「柏から世界へ」を成し遂げたチャンピオンから世界一のパワーをいただいて、ここで勝利を勝ち取りたいですね!!
さらに試合前には、先日の鹿島戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成した武富孝介選手のセレモニーをおこないます。この秋に腰椎骨折の大けがを負い、今季の復帰も危ぶまれるほどの重傷。記録達成は来季までお預けになるかと思いましたが、驚異的な回復で大きな節目を迎えることができました。そしてゴールも、ここまでJ1自己最多の9得点。何とか最終戦で大台達成なることを祈るばかりです。大きな祝福と激励の拍手をよろしくお願いいたします!