2018年4月10日

明日は鳥栖戦

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担当:大重正人

連戦が続いています。日曜の広島戦から中2日、明日アウェイ鳥栖戦です。さらには、続く土曜にはホームでの札幌戦へと続きます。広島戦では0-1と惜敗。相手のペース、練ってきた戦い方にはまり、相手のシュート数はわずか3本に抑えながらの敗戦でした。

ただ、大きな実力差があったとは思えませんし、前半途中からはボールを握って、相手のゴールを繰り返し迫りつづけました。クリスのPKが止められ、またそのPKを引き出した山崎選手が負傷退場。正直、下を向いてしまいそうな状況でしたが、またそこから代わって入った亀川選手ほか、ゴールを狙い続け、最後の最後まで1点を必死にめざした姿勢を、この鳥栖戦での結果につなげたいところです。

現在2勝2分2敗の勝ち点8で並ぶ両チーム。順位はレイソルが8位で、サガンが9位。得失点差が1ポイント違うだけです。勝ち点8のチームは7位から13位まで7チームも並んでおり、ここからしっかり勝ち点を重ねていかないと、上位はおろか、すぐに残留争いに巻き込まれるような、大混戦となっています。心して試合に臨まなければなりません。

サガンといえば、まず前節、フィッカデンティ監督が前節の試合後、判定についての抗議があり、試合後の会見が通常より30分ほど遅れたというニュースがありました。これほど会見が遅れるということは異例で、広報としては頭を抱えるような事態ではあり、判定についての意見提出のやり方が決まっている中ではありますが、それでもここまで抗議を続けたというのは1試合1試合の勝利や結果にこだわっていたという証左とも言えます。

チームにも絶対にあきらめないという姿勢が根付いているように見えます。3月30日のグランパス戦、今年一番のアップセット、大逆転ゲームでした。69分に失点し、0-2とされながら、74分、77分、93分と立て続けにゴールを奪って3-2と逆転。見習いたいし、呑まれてはいけない。明日の試合でレイソルがリードできていたとしても決して緩めてはならないし、ビハインドでも絶対に諦めない姿勢、追いつけると信じてのプレーを貫かなければいけません。

平日のナイトゲーム、鳥栖まで駆けつけてくれるサポーターの皆さんは決して多くはないかもしれませんが、数ではなくその思いこそが大切で、チームにはこの一人一人の大きな思いや声援、願いに応えるプレー、試合、勝利への執念を見せてほしいと思います。スタジアムに来られない方もDAZNや試合速報でレイソルの勝利を祈って応援してくれることでしょう。勝ちたいという思いをピッチで表現し、柏に勝ち点3を持って帰りたい。ご声援よろしくお願いいたします。