鹿島戦
担当:大重正人
サポーターたちはお金を払って見に来てもらっている中で、今日は途中で帰ったり見捨てられてもおかしくないような試合だったのに、最後まで自分たちを応援してくれたことにいろんなことを感じなきゃいけないし、結果でみなさんを喜ばせてあげないといけない。練習や日々の取り組みは大事だけど、一番は公式戦のピッチでどう結果を出せるか。応援してくれる人たちのため、チームのため、自分たちのためにも結果を出さなければいけない。
大谷選手の言葉に尽きます。懸命に反撃を試みる中で失点を重ね続け、それでも試合中はサポーターからの応援歌がやむことはありませんでした。そのなかで選手たちは、ベンチのスタッフたちは何を感じ何を考えながら戦っていたか。去年の戦いを振り返っても、決して走れない選手たちではないはずなのに、相手を上回れず、重い疲労を背負って、相手のカウンターに戻り切れない選手たちの姿は見ていて辛いものがありました。
2-6という敗戦を喫した今、我々の状況は本当に深刻です。お詫びをするよりほかありません。試合後のロッカーでは、選手たちが次々と、それぞれ思いのたけを発言していました。試合で感じたこと、自分の思い、仲間への要求。この状況を変えたい、自分たちで変えなければいけない。そういう思いは伝わってきました。苦難や困難があっても、全力でぶつかっていこうとしている彼らを、いかなる状況になっても自分はサポートしていきたいと思います。でも今日の試合はあってはならない結果でした。今日も期待を込めて応援いただいた皆さん、本当に申し訳ありません。